マツダ |  MAZDA (日本)

プロフィール

設立年月日

1920年(大正9年)1月30日 

社長名

山内 孝 

関連リンク(外部サイトへのリンクです)

公式サイト(http://www.mazda.co.jp/) 

グローバルサイト(http://www.mazda.com/?link_id=ht) 

概要

「ロードスター」の世界販売実績がギネスの認定となる90万台(2011年2月現在)に達し、スポーティなデザインや走行性能が定評を得ている。また、世界中のどのメーカ-も生産していないロータリーエンジンの実用化に唯一成功するなど、技術的なアドバンテージを持ったメーカーでもある。ロータリーエンジンは軽量・低重心などスポーツカー向きの特性を備えるほか、水素との相性がよいために環境エンジンとしての可能性も秘めている。近年ではアイドリングストップ機構「i-stop」を他メーカーに先駆けて市場投入。また次世代環境技術「スカイアクティブ・テクノロジー」の研究開発を推進し、ガソリンエンジンながらもハイブリッドに匹敵する環境性能を持たせることに成功している。本拠地は広島。日本のメーカーの中では早くからフォードの出資を受け入れて外資系メーカーになっている。企業キャッチフレーズは「ZOOM-ZOOM」。 

歴史

東洋コルク工業株式会社に端を発し、東洋工業株式会社を経て、1984年にブランド名だったマツダ(株式会社)に社名を変更した。現在の「MAZDA」ロゴは1975年から、「M」を模したマークは1997年から使用されている。
初期の代表車は、軽自動車の「R360クーペ」や「キャロル」、「ファミリア」などが挙げられるが、現在のスポーツイメージの礎を築いたのは、1967年5月に投入された世界初の量産ロータリーエンジン車「コスモスポーツ」といえる。マツダを象徴するロータリーエンジンの系譜はその後も「サバンナ」「RX-7」といったモデルに引き継がれ、現在は「RX-8」が世界唯一の量産ロータリーエンジン車として販売されている。

そして1989年9月の正統派ライトウェイトスポーツ「ロードスター」の投入、さらにはその評判によって、マツダのスポーツカーメーカーとしての地位は確固たるものになっていった。現在ではハッチバックからミニバン・SUVまで幅広いラインナップを揃えるマツダだが、これらのモデルには2002年に掲げたマツダのブランドメッセージ「ZOOM-ZOOM」が投影される。「ZOOM-ZOOM」とは、子供がクルマの走行音を表す際に使う「ブーブー」の英語版で、クルマに対する感動を表している。

経営面では、1979年からフォードと資本提携を開始。開発・生産・販売など広い分野で協力関係を結び、マツダの歴代社長にはフォード出身の外国人も名前を連ねている。リーマンショック以降は、経営不振に陥るフォードがマツダ株の大半を売却したが、現在でも両社の戦略的提携は継続されている。またバブル期にはシトロエンやランチアとも協力関係を結んでいたこともある。

2010年3月にはトヨタからハイブリッドシステムの技術提携を受けることで合意。この提携話は2009年春にマツダからトヨタにアプローチをかけたことから始まったと明言されている。マツダが開発中の次世代ガソリン「スカイアクティブ-G」と現行プリウスのハイブリッドシステムを組み合わせたハイブリッド車は、2013年にもデビューする予定。他の国産メーカーとは、スズキから軽自動車のOEM供給を受け、日産からは商用車を相互にOEM供給する一方、2011年5月からはミニバンの「プレマシー」を日産にOEM供給することが発表されている。 

技術

・スカイアクティブ・テクノロジー(SKYACTIV・Technology)
マツダが長期ビジョンとして掲げた「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言(2007年3月)」に基づく次世代環境技術の総称。直噴ガソリンエンジンの「スカイアクティブ-G」では、ノッキング(異常燃焼)を克服しながら量産ガソリンエンジンとして世界ではじめての高圧縮比(14.0)を実現し、クリーンディーゼルエンジンの「スカイアクティブ-D」では、世界一の低圧縮比(14.0)によって高価なNOx(窒素酸化物)後処理システム無しで、各国の排出ガス規制をクリアしている。組み合わせるATトランスミッション「スカイアクティブ-DRIVE」は極限まで高効率化を図り、従来型ATやCVT、デュアルクラッチといったあらゆるタイプのトランスミッションの利点だけを集約したと謳う。市販車への展開は2011年夏にデビュー予定の「新型デミオ」から始まり、燃費はハイブリッド車並みのリッター30キロ超えと言われる。

・i-stop(アイ・ストップ)
直噴エンジンの特性を活かしたマツダ独自のアイドリングストップ機構。セルモーターでエンジンを再始動する従来の方式とは異なり、シリンダー内に直接燃料を噴射することでピストンを押し上げ、エンジンを再始動させる。再始動にかかる時間は従来のおよそ半分となる0.35秒。

・ロータリーエンジン
ピストンの代わりにローター(回転子)を用いたマツダを象徴する高回転型エンジン。モーターのようなシームレスな加速と吹けあがりの良さが特長で、「コスモスポーツ(1967年5月)」「サバンナRX-7(1978年3月)」「RX-8(2003年4月~現在)」といったスポーツモデルに搭載された。その反面、極低回転域ではトルク不足や燃費の悪化といった弱点も抱える。現在ロータリーエンジンを造っているのは世界でもマツダだけ。2003年には新世代ロータリーエンジン「RENESIS」を投入。燃料を選ばないという利点から、2006年には世界に先駆けて「水素ロータリーエンジン」の実用化・リース販売を開始した。 

販売網(ディーラー)

正規ディーラーは270社(2009年12月31日現在)で、「マツダ店」「マツダアンフィニ店」「マツダオートザム店」の3チャンネル体制で全国展開している。バブル絶頂期の90年代前半には、「ユーノス」「アンフィニ」「オートザム」といった独自ブランドも展開していた。 

モータースポーツ

かつては世界ラリー選手権(WRC)にファミリアで参戦し(優勝3回)、1991年のル・マン24時間レースでは日本メーカーとして初めての総合優勝を果たした。現在でもアメリカ法人などが積極的なモータースポーツ活動をしているが、日本法人としての活動は2000年以降、完全停止している。 

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