ミレニアムが近づく1997年に現れた
泥臭さが全くない山車
高級セダンと同等の高品質な室内を持ち
また高められた最低地上高で
多少の荒れ地程度ならば走破できる能力を与えられた
ただし姿は山車でも基本は車高の高い高級ワゴンであるので
本格山車のような圧倒的走破能力は無い
初代型は当時LEXUSで販売されるため
V6 3.0リッターのみで前輪駆動と四輪駆動の組み合わせで販売
しかしまだ日本にはLEXUSが入っておらず
また新しいジャンルであり
広く手にしてもらう必要がある
そこで直4 2.2リッターも設定し価格訴求を行った
後期型になると当時新開発された2.4リッターが2.2リッターに替わり搭載された
二代目になると姿はさらにシャープな感じにされエンジンはそのまま継続
ボディはやや拡大されたが基本レイアウトは変わらない
中期型なるとエンジンが3.0リッターから3.5リッターに拡大され ライバルと同じに
後期型になるとグレードが整理され
ついにV6がカタログから落ち直4のみとなった
一説には国内導入されるLEXUS RXと入れ替えに販売終了のはずだったが
販売店的に安定して売れるモデルを無くされるのは困る…と
ゆえに継続販売された…らしい
そのかわりキャラクターが被るV6は落とされた…となる
そして9年の長きに渡り販売された二代目も終了し1年近く空白の期間…
そして万を持して三代目が登場!
RXとは完全に切り離しRAV4と土台が共通になった
エンジンは直4 2.0リッターが基本となり
歴代最小
さらに最初からハイブリッドが設定された
2.5リッター+モーターはカムリと同じだ
二代目にもハイブリッドは設定されたが
こちらはあとから別モデルとして出てきた上 実験台的意味合いが濃いもの
パワー型ハイブリッドの先駆けだった
日本人の日本人のための車 佇まいも日本人が好むように作られたため
歴代で最大の人気車になった
決して安い車ではないのに売れまくった
だがあの車体を2.0リッターでは…マイナーチェンジでもしかすると2.5リッターが設定されるかも?
そんな淡い期待もあったが
後期型になりまさかの2.0リッターターボエンジンの追加
LEXUS NXやクラウンにも搭載されている環境配慮型ターボエンジン
出力は230馬力程度にされているが
トルクは35㎏を超えるので
それなりに力強く走れるだろう
ウィンカーはシーケンシャルタイプになり
LEDヘッドライトは三連装型に変更
よりアグレッシブになったのだ
そして…ついに四代目が登場
販売前から話題になり納車は半年待ちとかザラに
このモデルは再び海外でも販売される事になりボディは拡大された
欧州のかほりがちょっぴり漂う見た瞬間の高級感がかなり凄いのだ
エンジンは従来の2.0リッターから
新開発の高効率のものにされ20馬力近く出力が上がった
ハイブリッドは従来のものを踏襲
まだまだ人気が高い
気軽にはなかなか手が出ない価格ではあるが ぜひ!乗ってみて欲しい