ZXR250の修理④

クランクケースを割る所まで進んだので
ここからは楽しい組み立てタイムです♪

まずカムチェーンを交換してクランクケースを
組んでいきます




クランクケースを組みました
液体ガスケットが乾く前に組み立てしなければいけなかったので
いきなり組みあがってますｗ

ちなみに…
１度カムチェーンを組み忘れたので
同じ作業を２回繰り返しましたｗ
何をやっているんだ俺は…

クランクケースを組んだ後は



綺麗に洗浄したオイルパンと



ストレーナーを組みます




ストレーナーを付けて




オイルパンを組み付け
組む時、ボルトが４本も足りなくて
なぜだ！？
となったんですが、アンダーカウルのステーが
供締めされるみたいで、別で保管していただけでしたｗ

オイルパン取り付け後は逆さまにしていたエンジンを
元に戻して、クランクのボルトを締めます



脱着時にも使いましたが、フライホイールプーラーは必須です
緩むとマズイ箇所なのでちゃんとトルクレンチで締め付け

お次は
ヘッドを載せて
チェーンガイドを入れます



吸気側のチェーンガイドですが、
ZXRの物はこんな形状



ちょっと分かりづらいですが
新品を買うと部品統合されたバリオス用のガイドになります
こっちのガイドには突起があって
突起を手前側に向けて組むと、
干渉して真っ直ぐ組めません
なので突起をシリンダー側に向けて組みました
バリオスはこの突起が手前に来るらしい…？

チェーンガイドを付けてから
チェーンをカムスプロケに掛けて



カムキャップを締め上げます
バルブスプリングに押されて締め上げるのが大変でした
カムチェーンの貼り具合は
排気側カムのEXマークから
吸気側カムのINマークまで
チェーンのコマ数が29コマになり、
テンショナーを付けた後、写真のような感じになれば
正解みたいです

カムキャップを締めてコマ数に間違いが無い事を
確認して



テンショナーを付けました



テンションを掛けてから
チェーンを引っ張ってみましたが
貼り具合が全然違いますねｗ





交換前はこんな感じでした…

手でクランクを回して問題無い事を確認
ヘッドカバーを付けて



エンジン搭載！




クラッチは、矢印のボルトが
エンジン単体の状態では締め付け出来なかったので
エンジンを搭載してから組みました
ここは指定トルクが135N.mもあるのですｗ


あとは、配線を戻してキャブを付ければ始動確認できそうです♪
無事にエンジン掛かりますように…