サーキットへの道のり　その２０♪

いろいろとありまして久し振りの更新になります。
先にお伝えしておきますと、ツアラーくん、無事に車検取得しました(^o^)

本日は、それまでのメンテナンスの報告になります。
今回のメンテナンスは、いつもゼロアスくんでお世話になっているラスティーさんにエンジン関係のメンテナンスをお願いしました。
チューニングではありませんよぉ。

まずは２３年間無交換だった、タイミングベルト。
写真は交換後の物ですが、状態はかなり良かったです。
ベルト脇の部分のヒビ割れもあまり見られず、まだまだ走れそうな感じでした。
それに伴い、テンショナー、カムシール、クランクシールも交換です。

当然、ヘッドカバーパッキンも交換です。
ヘッドカバーとヘッドの間はエンジンオイルのにじみで結構汚れていましたが、これでキレイになりました。
ヘッドカバーに装着されている、ゴムホース２本（名前忘れました）も交換です。
新品のゴムホースは、かなり軟らかいものなのだと改めて認識する瞬間でした。
外したゴムホースは、年数劣化の為か、カチンコチン状態でした。

ラジエータホースはちょっと奮発して、アッパー、ロア共にＳＡＭＣＯ製をチョイス。
チューニングはしないと決めていましたが、エンジンルームのドレスアップも兼ねて装着してもらいました。
こういうＪＺ系のチューニングパーツの在庫を持っているのは、さすがラスティーさんです(^^)

更に・・・
見えにくいですが、ツアラー系では破損しやすいと有名なクランクプーリーも交換。
ファンベルトは今回は交換せず、ファンベルトのオートテンショナーをアッセンブリーで交換です。
交換前後で回転のスムーズさの違いを実演していただきましたが、かなり違いました。
新品のオートテンショナーのプーリーは一切音がせずに回転していました。

更に更に・・・
写真には写っていませんが、サーモスタットもローテンプサーモに交換です。
サーモスタットのガスケットも交換です。
写真がありませんが、外したサーモスタットはキレイに茶色に変色していました。
原因は錆です。

９０ツアラーＶは、ウォーターポンプと呼ばれる部品は無く、代わりに、ハイドロリックモーターベーンポンプ（これで名前合ってたかな？）というものがあります。
冷却水を循環させる装置なわけですが、今回は、この部品の交換は見送りました。
また別のタイミングで交換をしようと考えています。

今回の作業は、水廻りの錆が予想をはるかに超える悪い状態だったようで、ラスティーさんにはかなりの苦労をお掛けしてしまいました。
しかも作業が全て完了し、冷却水を充填後にエア抜きをして一晩たった翌日に、冷却水漏れがあるとの報告がありました。
目視が出来なかったようなのですが、冷却水が溜まっていた場所からすると、写真のヒーターホース（左側）がエンジンに接続されている部分ではないかとのこと。
ひとまず一度ツアラーくんは返却していただき、少し自分自身で漏れの箇所をチェックすることにしました。
結果としては、その後一切水漏れは起こらずじまい・・・
いったいどうなってしまったのかわかりませんが、今後、注意していこうと思います。

最終的に、こんな感じに純正アルミを履かせて、車高も再調整。
フロントのトーはどう見てもトーアウトになっているので、目視と勘でステアリングのセンターを狂わないように調整。
エンジンオイルは交換済み。
追加作業でラスティーさんで、ミッションオイルとデフオイルを交換してもらいました。

こんな感じで車検準備が完了しました。

そして・・・
平成２８年６月２０日

ようやく無事に車検取得が完了しました。
再検無しで一発合格です。
予備検では、サイドスリップはアウト２．５と車検合格範囲でした。
目視と勘での調整は正しかったようです(^o^)ｖ
ほんとはこの時に、インアウト０に調整をしようとしたんですが、車検後にまた車高弄ったりタイヤ変えたりしてアライメントが狂ってしまうのはわかっていたので、そのまま通してしまいました。

まだまだ問題を抱えたままのツアラーくんですが、自動車保険にも加入し、これで堂々と公道を走ることが出来ます。

サーキットへの道のりが、ようやく見えてきました。
でも焦らず、今後も慎重に車を仕上げていこうと思います♪