ホンダ インテグラ

ユーザー評価: 4.17

ホンダ

インテグラ

インテグラの買取価格・査定相場を調べる

ホンダFFスポーツの系譜を継ぐセクレタリーカー - インテグラ

試乗

ホンダFFスポーツの系譜を継ぐセクレタリーカー

おすすめ度: 5

満足している点
グレードがiSというだけでこのインテグラのオーナーのツレはタイプRに対してひがんだりしてましたが、公道でタイプRのパフォーマンスを全て引き出すことはほぼ不可能なので、このiSはタイプRよりも運転手が主役になれるバランスのいいスポーティークーペだと言えます。


ナンバーの付いたレーシングカーみたいなタイプRで、ハイパフォーマンスな足回りに任せてワインディングを楽しむよりも、iSくらいのパフォーマンスでクルマと対話しながら静かにワインディングを流す方が幸せだと感じました。
不満な点
ご厚意で大事なインテグラを運転させてもらったのに、SNSでコチョコチョと悪口書いたらヤベー奴でしょ(笑)

なので不満な点は一切ありません♬
総評
中古車検索サイトでインテグラiS(タイプS)の相場を見てみると、最終モデルの後期型でも100万円前後の値段が付いてました。


おそらくアキュラ・RSXの名で北米でも販売されていたので、世界中からバイヤーが日本の中古車市場に手を伸ばして来なかったんでしょう。

この相場は昨今の絶版ジャパニーズスポーツカー市場の中では大特価と言えるくらいお買い得です。


北米では「セクレタリーカー(秘書の車)」と呼ばれるジャンルにあてはまりますが、コロナ禍で「個」を重んじる雰囲気が広がる今の世の中にはピッタリかもしれないですね。


大きなタイヤのSUVや広々大空間のミニバンばかりがあふれた摩天楼のようなこの日本のクルマ事情の中で、全高1395mmの低くてスタイリッシュな2ドアクーペのインテグラは、遊び心や利便性ばかり気にするクルマ選びを鋭く否定するクールな存在になることでしょうね。
デザイン
5
走行性能
5
ツレの大事なインテグラをお借りしてワインディングを1本楽しんできました。


かなり安全マージンを残してドライブしましたが、GR86より100kgほど軽い1170kgのボディなので、タイプRのエンジンより圧縮比を下げたレギュラーガソリン仕様のK20Aエンジンでも余裕でしたね♬


主に2速と3速だけで山道を流しましたが、最終減速比4.388と215/45R17を履くクルマの中では比較的ハイギヤードなファイナルギヤなので、それぞれのギヤの領域が結構ワイドになり、軽い車重と排気量2000ccの豊かなトルクのおかげで、とても懐の深いイージードライブが楽しめました。


タイプRみたいにクロス気味に近寄ったギヤ比の6速マニュアルを、ローギヤードなファイナルギヤに急かされ、タコメーターの上の方ばかりに絞ってシフトチェンジを繰り返すドライブもアリですが、タイプRの6速マニュアルの4速ギヤと同じ1.212のギヤ比を持つiSのミッションの3速ギヤ固定でオートマチックのようにワインディングを流すのも面白いと感じました。
乗り心地
4
DC5インテグラのホイールベースは2570mmです。

この2570mmという数字…


実は、初代インテグラタイプR(DC2型)やスポーツシビックSiRⅡ(EG6型)と同じホイールベースなんですよね〜♬

つまり、ホイールベース 2570mmという数字は黄金の数字って事ですわ。


トレッドはDC2もEG6も1480mm前後と似たりよったりなので、DC5インテグラはホンダのFFスポーツカーの系譜を引き継ぐ素晴らしいハンドリングマシンだと言い切れます。

その味付けはタイプRかそれ以外かなんて関係ありません。


トレッド1485mm×ホイールベース2570mmという黄金の縦横比を持つDC5インテグラのハンドリングは、ステアリングを切ると運転席を中心に自由自在にクルマの向きが変わり、例えるならばアラジンの魔法のじゅうたんのようなハンドリングだと感じました。

きっと、あの魔法のじゅうたんも測ってみたら縦2570mm×横1485mmくらいのハズです(爆)
積載性
3
燃費
3
価格
5

レビュー一覧へ

レビューを投稿する

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

注目タグ

最新オフ会情報

ニュース

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)