慶長使節船ミュージアム。

政宗が慶長年間にスペインの宣教師ルイス・ソテロや家臣：士倉常長を使節としてスペイン、ローマへ派遣した（慶長遣欧使節）。
そのために建造されたガレオン船：サン・ファン・バウティスタ号を復元し石巻市渡波の入江？に係留し博物館としてオープン。
（東日本大震災の津波で周囲のドック棟を飲み込み建物を破壊し、展示物の多くを流出させたが、復旧と修復されました。
2016年 津波の影響で船体が歪んでいることが判り、主要部材やマストの腐食が進行している為、寿命は5年ほどとされ、乗船が禁止された。
クラウドファンディングも検討されているが、船大工の高齢化で国内での修理は不可能とされています・・・涙）

高台から船体を見下ろせるスポットがあり、ドックと共に山肌に囲まれ保護されている印象がありました。
デッキから船内に入れ、和船とは趣の違う木造船を堪能できました。
和船ならともかく、ガレオン船を作れる船大工なんて国内じゃあ難しいんだろうなぁ。なんとかならんものか。。。

サン・ファン館：慶長使節船ミュージアム / https://www.santjuan.or.jp
住所: 宮城県石巻市渡波字大森30番地2