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ぽこのこの愛車 [スバル インプレッサハードトップセダン]

整備手帳

作業日:2024年3月21日

GC8 HKS EVC6 取付

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
普通に走行中、橋を越えようとした時に突然インテークパイプが爆発音とともに抜けてしまい、超低速走行しかできなくなってしまう事件が起きました。
なんとか惰性を駆使して路肩に寄せて対応しましたが、初めタービンブローしたかと思い青ざめました…。

後々エンジンを調べると、タービンアクチュエータの動作が渋く、無限ブースト状態になっているかな?ということが分かりました。
ということで、アクチュエータオーバーホール(とはいってもリンクや摺動部のサビ取り程度)のついでにブーストコントローラを取り付けることにしました。
2
HKS EVC6-IR2.4は、タービンアクチュエータに入る圧力をバルブで制御することで、ブーストを制御するものです。
多くはブーストアップに利用されるものですが、僕の場合はEJ20エンジンにあまり負荷をかけたくないので、ターボスプールアップタイムの短縮を目的としてセッティングを行いました。

ブースト圧は、タービンアクチュエータが動作することでターボ内のウエストゲートバタフライバルブを開き、タービンを回す排気の量を制限することで制御しています。
しかし、タービンアクチュエータはメカ物なので、目的のブースト圧に達する前にも若干動作してしまいます。
つまり、過給が始まったときから半開き状態ということです。
その結果、ターボの立ち上がりとしては緩くなるという現象がおこります。

車メーカーはそのことも考慮して吸排気系を設計しているのでそれが問題になることはほとんどないのですが、ターボの立ち上がりを早くできれば、低速トルクがアップするのとほとんど同じ感覚が得られます。

そのため、EVCを使用して、目標ブースト圧に到達する寸前までアクチュエータを動作させない(完全にウエストゲートバルブが開かない)ようにします。
3
結果、EVCを取り付けてブーストスプールアップタイムの短縮が実現できました。
ただし、しっかりセッティングしないとオーバーシュートが生じますので、そこは試行錯誤で合わせていきました。
EVC6はスロットル開度信号とエンジン回転数信号を拾って適切なブースト制御が可能なので、スロットル開度&回転数 vs ブースト制御オフセットのマップをじっくりセッティングするのが肝なようです。

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