こだわりのホイールバランス調整　その３

ランナウト（縦振れ・横振れ）を測定します。
100分の1ｍｍ単位で測定してます。
この作業を４本全て行います。

ちなみに、縦振れの事を 「 ラジアルランナウト ｣
横触れを ｢ ラテラルランナウト ｣と言います。

ホイールの測定が終わったら、４本を適当に組み付けます。
（この時点では仮の組み付けなので）

この時点ではビードクリームをたっぷりと塗ります。
ビードクリームにも各種有りましてノウハウが詰まっております。

タイヤにも同様に塗ります。内側にも塗ります。

とりあえずタイヤの軽点（黄色マーク）とホイールのエアバルブ位置を合わせて組み付けます。

ホイールに白や青色のユニフォミティマークがあればタイヤのユニフォミティマーク（赤い点）で合わせて組み付けます。

今回のプリウス純正アルミホイールにはこのマークはついてませんでした。

エアを入れてビードを上げます。
一気に５００～８００ｋｐａ程入れてからビードを馴染ませたあとに
完全にエアを抜いてから規定値のエアを入れます。
この作業もノウハウが有りましていかにビードを均等に入れるかで
タイヤの転がりやバランスが変わってきます。
日夜研究しております。

今回は２５０ｋｐａに設定します。

バランサーに取り付けてロードフォースを測定開始です！
ローラーが荷重をかけながら測定しています。


その４へつづく・・・