森の巣箱
「こないだ。」
「はい、こないだ。」
森の巣箱に泊ってきました。2泊。
森の巣箱は、泊ってきたのですから宿なのですが、茫洋とした存在で、言葉がみつからない。子どもの頃に泊った両親の実家みたいなものだろうか?
ハコ(建物)は地元の小中学校の校舎として建てられた木造建築を改修したもの、保健所曰く簡易宿泊所。一般的に分けるならば旅館?サイズから考えると民宿?でも、オーナーの家に泊まるわけではないので民宿やペンションではない。わたくし的に云えば泊めてくれる居酒屋?
ハコも素敵です。木造の小学校をキレイに改修して居心地のいい空間になっています。山奥で小川が流れて、山が迫ったロケーションも素敵です。
居酒屋にしている地元の人が一番素敵です。
100人くらいの集落を良くしたいと思っている人たちの部室、とでも云いましょうか。来るモノ拒まず、まあ呑もう。高知の人の気質でしょうか、「ひろめ市場」のニイサン達もそうでした。「ひろめ市場」に比べ規模が小さい分、深いです。
ノボルさんの言葉を借りると地域のハブ、外の人と交流する窓口、内の人が集う空間、内と外との接点、みたいだった。
これほどまで言葉にならなかったモノは初めてのような気がします。まとめると、茫洋とした存在は、呑めて泊れる部室、ですか?違うんだけれどそんな感じです。
ツレが云いました、「高知の男は呑んでばかりで、女は男が呑んでいる間働かなければならないから、女はあまり呑まない」のだそうです。女の人が女の人だからというコトで働ける街っていい感じがします。
好みは分かれるでしょう。呑み環境が好きな方一晩いかがですか、無理に呑む必要はないと思います。先に「ひろめ市場」に行った方が受け入れやすいかな、深いです。
ノボルさんの志の大きさに共感したら引き返せないブラックホールかもしれない。
ひとりの方が言われていた「ある中の巣箱」。
泊ったプランは、素泊まり一泊3,500円。
写真は朝の風景です。映っているクルマはじーたさんなのでナンバーはそのままです。
地図は微妙です。地図+写真の道の位置が合っていないのでこのへん。
追記。2016.01.30
ホームページ
http://subako.rakurakuhp.net/
を閉じてしまっている模様なのでリンクを
http://www.town.kochi-tsuno.lg.jp/kanko_tomaru.html
へ変更。「農村交流施設 森の巣箱」を参照。
料金も「※平成26年1月改正」で「宿泊料金(1泊素泊まり) 1 人 4,500円」の模様。
住所: 高知県高岡郡津野町床鍋392-2
電話 : 0889-40-1703
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