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塩見 智のブログ一覧

2021年09月21日 イイね!

デジタルキーに対応しないかな?

まもなくiOS15がリリースされる。すでにBMWはiPhoneのWalletにキーを割り当てることができる。キーを持たなくてよいのは最高だ。ランドローバーもアプリを使うことで、リモートでエンジンを始動させたり、ロック/アンロックしたり、燃料の残量がわかったりするが、まだデジタルキーには対応していない。いつの日かOTAで実装してくれるだろうか。

キャッシュレスで買い物ができるようになったことで、財布はほぼ運転免許証を携帯するために持ち歩くものとなった。アメリカのいくつかの州では運転免許証もWalletに入れることができるようだ。スマホしか持ち歩かない時代がそこまできている。落としたり壊したりしたときのことを考えると怖いが、圧倒的に便利になる。
Posted at 2021/09/21 00:18:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | よもやま話 | クルマ
2021年05月26日 イイね!

一切悪路を走らないとしても良い

一切悪路を走らないとしても良い何度か悪路を走行し、冒険のまねごとをして楽しんでいるが、仮に悪路を一切走行しないとしてもスタイリングと乗り心地のよさだけで満足できる。
Posted at 2021/05/26 20:45:03 | コメント(0) | クルマレビュー
2012年06月08日 イイね!

ジープの機能美展(ジープ以外も多々あり)

毎年開かれる「ジープの機能美展」に今年もお邪魔しました。楽しくていつも長居をしてしまうのですが、なかでも感心した車両を2台だけ紹介します。

カイザーM274A4(1960)



これ以上シンプルなクルマを見たことがありません。長方形の荷台の端にドライバーズシートがひとつ。その下にバルーンのようなタイヤが4つ。リアに必要最小限のエンジン。0.5トンの荷物を運ぶことができるそうで、用途はもちろん、戦地での兵器(小火器?)輸送など。向こうでは「military mule」「mechanical mule」、つまり「軍用ラバ」「機械ラバ」などと呼ばれているそうです。どんなエンジンを積んでいるのか聞き忘れたのですが(というよりそれほど重要じゃないと思った)、最大積載量に合わせたスペックなのでしょう。

見たとおり4WSです。また直結4WDのため、グリップの低いタイヤで逃しているようです。サスペンションはありません。一方で最低地上高を稼ぐためにハブリダクションを採用しています。長方形の荷台からはみ出す感じでペダルやステアリングホイールなどの操作系が配置されていますが、なんと通常は荷台の上にあるシートを、ステアリングホイールなどと同様に荷台の外にはみ出すようにも設置でき、その分積荷を増やすこともできるとか。その場合、後ろを向いて運転しなければならないようですが、まあバックさせればよいのでしょう。

ミリタリーものは、当然ながら乗用車とは用途が異なり、快適性の優先度は低く、効率や修理のしやすさなどが優先されるので、プリミティブな部分とハイスペックな部分が、乗用車の感覚で言うといびつに混在していて、面白いです。ちなみに、カイザーとは「ジープ」ブランドを1953年にウィリスから購入し、70年にAMCへ売却したアメリカのメーカー。今でこそジープ=クライスラーですが、同社は87年にAMCを吸収してからのことですから結構最近なんですね。

フォルクスワーゲンTyp82(1943)



第二次世界大戦中に活躍した、いわゆる「キューベルワーゲン」。同じ頃に開発されていたタイプ1(ビートル)を元にミリタリースペックにしたクルマです。つまり、フェルディナント・ポルシェらの設計です。軍用車なので大量生産の必要があるため、ジープほどではありませんが、シンプルなボディパネルが使われていますね。



これがドイツ人にとってのジープだったわけですが、面白いのは4WDではなく、RRであること。4WDであることよりも軽量であることのほうが重要という考え方で、実際、ハブリダクションなどによって最低地上高が確保されているほか、リアエンジンで十分にトラクションが確保されていたため、結構な悪路走破性を誇ったとか。細いタイヤはむしろグリップを高めるためでしょう。

インテリア(半分外ですが)を見てください。フロントシートバックからレザー製のホルダーのようなものが4つ付いていますが、これなんだかわかりますか? フロアにもう少し大きなホルダーが見えますが、これがヒント。正解はライフルホルダーです。軍用車ですねぇ。ジープやこのクルマなど、軍用車はフロントシールドを前へ倒すことができますが、これは開放感を楽しむためではなく、なるべく低い体勢で敵に見つかりにくくするためだったり、車両そのものを上下に重ねて効率的に運ぶためだったりするほか、銃を撃ちやすくするためでもあるのです。リアシートにマシンガンの銃座がついた車両も時折見かけますが、その場合にもシールドは邪魔なだけですね。



ちなみに、毎年この展覧会を開く石川雄一さんのご家族が、ある時石川さんのジープで走っていると、対向車線から同じようなジープが走ってきたそうです。すれ違う際、対向車線のジープ乗りは怒ったような顔つきで手をバタバタ上下させていた。石川さんのご家族にはなんのことかわからない。あれがジープ乗り同士のあいさつか? そう思って帰宅後に石川さんに尋ねたそうです。石川さんは答えました「おそらくシールドを下げろ(倒せ)と言っているんだ。なにをシールドなんか立ててジープに乗ってるんだ! と」。ジープ乗り、ちょっとめんどくさいですね。

もうひとつ感心したのは、車両のフロントエンド、ヘッドランプの脇に上からカバーした郵便ポストみたいなものが付いています。これは何か? いちいちクイズっぽく書いても鬱陶しいでしょうからすぐ答えを書きますが、灯火管制下の運行のためのライトだそうです。こういうクルマは夜間の作戦行動時に上空から見つからないようヘッドランプを点灯せずに走らせることがあります。その際にこのライトのみ点灯すると、車両の前方がほんのり明るくなるそうで(だから上から見えないようカバーがある)、その灯りのみでこっそり走るそうです。ジープにも同じような装備があります。



機能美展は10日まで開かれているので、皆さんも是非、軍用車のこだわりを観にいってみてください。もしかしたら、駐車場には銃座の付いたいかついジープなどが整然と並び、それらにぴったりの格好をしたオーナーたちがたむろしているかもしれませんが、優しい人が多いのでご安心を。質問でもしてみてください。駐車場も屋外展示のようで楽しいですよ。木戸銭不要。マナー必要。

場所:埼玉県入間市二本木100 入間市博物館 特別展示室 (圏央道入間IC至近) 

Posted at 2012/06/08 06:15:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2012年05月24日 イイね!

FRのアルファってだけでお腹がなります

うれしいニュースが飛び込んできたので、とんでもなく久しぶりに「島下×塩見 自動車メールマガジン」号外として、ここに書いてみます。

アルファロメオとマツダの協業プログラムが発表されました。プレスリリースには「次期ロードスター(MX-5)」のFRアーキテクチャーをベースに、マツダおよびフィアット傘下のアルファロメオのオープン2シータースポーツカーの開発、生産に向けた協議を開始することで合意しました」とあります。

伝統あるアルファロメオと技術力のあるマツダの提携ということで、日本人にとってもイタリア人にとっても、ハッピーなニュースではないかと思います。ロードスターのアルファ版開発を皮切りに、次々と両者のいいとこどりをしたモデルが開発されることを願います。提携って両者に足りない部分を補完し合うのが目的ですから、マツダに足りないブランド力と、ブランド力しかないアルファロメオが提携するのは本当にナイスアイデアです。

かつて自動車メーカーはグローバルで少なくとも400万台は生産しないとやっていけないと言われ、国をまたいでいくつか「400万台クラブ」が誕生しました。その後、ホンダなんてちゃんと生き残っているじゃないか! と、400万台生産しなくてはやっていけないという説は覆されました。ただし、その後に自動車の燃費要求が急速に高まったため、すべてのメーカーに次世代技術開発という、むちゃくちゃコストのかかるお題が課せられました。一社ではやっていけないくらいコストのかかるお題だったようで、大小いくつもの提携が生まれました。資本を注入する包括的なものもあれば、技術提携に限ったものもあります。また「新400万台クラブ」が言われ始めるかもしれません。

アルファロメオは他のイタリアンブランド同様、フィアット傘下にあるので、売れなくてもすぐにお取り潰しなんて心配はないのですが、男性にとっては宝石ブランドのようにキラキラした響きを感じさせるそのブランド力を活用できているとは言いがたい状態です。また、長年にわたって北米進出を悲願としてきましたが、なかなか果たせず、クライスラーと組んだことでようやくその足がかりをつかんだといえますが、肝心の売れ筋商品がない。ジュリエッタはそのプラットフォームを活用し、ダッジ・ダートとして販売されますが、北米での商売に必須とされるSUVをもっていないので、北米でボロ儲けするに至っていません。そこで、マツダからスカイアクティブテクノロジーを搭載したCX-5を供給してもらうことができれば、CX-5はじめマツダ車は元々イタリアンコンプレックスの感じられるデザインですから、フロントに盾を付けるだけで出来上がりです。個人的にはロードスターのアルファ版よりもCX-5のアルファ版がLAやデトロイトを走るのを見てみたいと思います。

マツダはマツダで、5角形のグリルだろうと盾がついていようと、ロードスターを日本でたくさん生産できる可能性があるので、今回の話はグッドニュースに違いありません。次期ロードスターはものすごく軽量化したボディにスカイアクティブGエンジンを搭載した、初代以来のライトウェイトスポーツカーになると言われていますので、そのアルファ版はもう自動的に魅力的です。トヨタ86及びスバルBRZは次期ロードスターが出る前にたくさん売っておいたほうがいいでしょう。オリジナルではなくマツダのメカニカルツインとはいえ、まさか生きているうちにFRのアルファロメオを新車で購入できる可能性ができるとは思いませんでした。

本当は日本メーカーには純血を守ったまま世界で存在感を示してほしいと思いますが、そういうファンタジーに思いを馳せている場合ではありません。日本メーカーが、努力では得られないブランドと組めるだけでハッピーと思わなくてはならないでしょう。
Posted at 2012/05/24 03:45:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2011年12月13日 イイね!

島下君とメルマガ始めました

島下君とメルマガ始めましたどうも、忘れた頃にやってくるBagnole別館です。

carviewでも活躍し、年末恒例『間違いだらけのクルマ選び』の著者としても知られる島下泰久君とメールマガジンを始めました。その名も「島下泰久×塩見 智 自動車メールマガジン」。なんてひねった名前なんでしょう!

自動車関連のさまざまな出来事について、雑誌やweb媒体などのマスメディアに書き切れないことを、週一回、ふたりで書いていきたいと思っております。といっても、書き切れないのは忙しい島下君だけで、僕はいくらでも書く時間あるんですけど。

冗談はさておき、できる限り読者の皆さんが知りたい事柄を汲み取った内容にしたいと考えています。皆さんがクルマについて知りたいのは、新車情報なのか、不透明な自動車関連諸税についてなのか、エコ技術なのか、先進国でのクルマ離れについてなのか、中古車情報なのか、そのすべてなのか……。自動車産業界の空気を読みながら書いていくつもりですので、まずはぜひホームページをご覧になってみてください。なおページ内に「サンプルを見る」という部分がありますが、現時点で2回分、ダミーではなく、皆さんに読んでいただくつもりで書いたものがあります。お時間のある時に目を通していただけたら幸いです。

ホームページを通じ質問、問い合わせもどんどんください。個人的には、どのクルマを買うか本気で悩んでいる方(クルマ好きでも必要に迫られて買う人でも可)にいろいろ意見を言って、その方の次期愛車を本人と一緒に決めるクルマコンシェルジュ的相談を受けてみたいと思っています。

Posted at 2011/12/13 00:34:04 | コメント(3) | トラックバック(1) | お知らせ | 日記
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塩見 智(@Satoshi_Bagnole)です。
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