純正BOSEアンプを使って社外ヘッドユニットを使う

最近、友人がBOSEユニット付のNBロードスターを購入しました。
その友人に、BOSE付き車のオーディオ交換方法を説明したいのでちょっと更新してみます。

BOSE付きの車に普段のオーディオ交換と同じ要領でオーディオを装着すると、
純正のオーディオ回路はヘッドユニット→アンプ→スピーカー
という回路になっているため、
ヘッドユニットのアンプで増幅された音声信号を純正で装着されているBOSEユニットのアンプが音声信号をさらに増幅してしまう為、音量が大きくなったり、操作音が大きくなったりします。

純正のヘッドユニットはアンプレスなんですね。
あ、もちろん音質も劣化します。

音声信号が過剰に増幅される事を回避する為に、
BOSE付き車のオーディオ交換ではヘッドユニットのラインアウト端子（内臓アンプを使用しない出力端子）を使用します。

ラインアウト端子から純正BOSEアンプへ直接接続しても正常な音声が出力されますが、曲の切り替わり時に『ボンッ！』というノイズ音が発生してしまいます。

これを回避する為に、ヘッドユニットとBOSEアンプの間にラインノイズフィルターを使用します。

では、取り付けの解説です。
自分の車は最初から社外のナビが装着されていましたが、ロードスターのオーディオは特殊な取り付け方法なので、取り付けキットが必要です。

社外のナビが付いていましたが、１枚目の画像で説明した様な配線になっており、音量がとても大きいという状態で納車されました。

まずは使用したいヘッドユニットにラインアウト端子が有るか
を確認します。
RCA端子を接続できる端子が有れば大抵はそれがラインアウト端子です。

次に、ラインノイズフィルターを用意します。
自分が使用したのはオーディオテクニカ製のその名もズバリ、
『ラインノイズフィルター』ですｗ
オートバックス等のカー用品店でも品揃えしている店舗があったり
するので入手は比較的容易だと思います。

ヘッドユニットのラインアウト端子からラインノイズフィルターへの入力とラインノイズフィルターからの出力にはRCA端子を使用します。

一世代前のゲーム機やビデオデッキをテレビに接続する際に使っていたあの端子です。
新規に購入しなくても、家の中に転がっているかもしれませんねｗ

ヘッドユニットとラインノイズフィルターを接続出来たら、
ラインノイズフィルターの設置場所を決めます。
自分の車は運転席側のフレームにタイラップで固定しておきました。

ロードスターはオーディオ裏の空間が狭いので配線の長さも考えた方が良いと思います。