https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/69b758488819f3314ca22aa83edb4dedb4cf9c31/?sid=c
高齢者向けに支援機能付き車両のみに限定した免許の導入を検討すると言う発表があった。
詳しい内容は当該記事を見て欲しいが、政府のこの判断には大きな問題が存在している。
問題とは、世代別に統計を取ったデータ上では『高齢者の運転支援機能付き車両での運転による被害軽減効果が非常に低い』と言う残念な結果の存在である。
なぜ効果が少ないのか?
ドライバーにとって支援装置の動作の意味の理解が追い付いていない(効果を理解していない)事が最も考えられる原因だ。
例えば、一定の高さを持った障害物の認識をしてくれるソナー。コレは障害物が近付いていると警告音を鳴らしてくれる代物だが、ソナーの反応範囲から外れていれば検知してくれないし、警告音の鳴っている意味を理解していなければ意味が無い。
また、車が動いてさえいれば…車検にさえ受かっていれば…という旧世代の車両や制度での経験を積んだが故の慢心が引き金になっているケースも多い。
支援装置の機能が正常に機能しなくても車は動くし、車検も通れてしまう事をユーザーは殆んど知らないのだ。
年代別の統計で若い世代であるほど支援機能を使いこなし、事故防止や被害軽減に繋がっているという事実も見逃せない。
道具を使いこなせるかどうか。
新しいものに馴染めるかどうか。
厳しいかもしれないが、運転に対しての分かれ道になるだろう。
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2019/12/13 16:02:57