国道308号線は酷道です。
大阪の中心部から奈良の北西部へ下道で行く場合、国道163号線か阪奈道路を使うことが圧倒的に多く、酷道マニアでない限りわざわざ国道308号線で行くことはないと思います。
それは国道308号線が最大斜度37%・最小幅員1.8m(昔は1.3m)という国道とは思えないスペックをもっているからです。
奈良市中心部の区間は、普通にレヴォーグで走り回っているので自分は何とも思いませんが、他府県の方が来られて国道と聞くとビックリするレベルだと思います。
しかし地元の自分でも酷道と思うのは、奈良市西部-生駒市の区間と暗峠越えの区間です。
奈良市西部-生駒市の区間は生活道路以下のレベルです。スーチャー付きのプレオLSがセカンドカーだったとき走破しに行ったのですが、ほぼ誰も通らないため雑木林の中を通る道路が土砂で隠されていて、生駒の市街地が見えたときは二度と来ないと心に固く誓ったぐらいです (^_^)
今回の「暗峠越え」最初はスペーシアで行こうと考えたのですが、スズキに命を預ける勇気のない自分はスバルだなと思い、レヴォーグの改善対策とリアサイドスポイラーの付け直しでディーラーに入庫の予約を入れるとき「暗峠に行きたいから代車は軽にして」とお願いをしておきました。
そして貸してもらった代車がこれです。
うちにあったプレオLSと同じ型でスーチャー無しのプレオFです。あの酷道を走破したときと同じ型の車でまた酷道を走破しにいく縁を感じつつ、サービスの方から「これなら無茶できるでしょ!!」って本当にスバル最高 v(^_^)v
そしていよいよ暗峠越えに行きます。
大阪側から登ると、途中で国道ではないところを通らないといけないので、あえて奈良県側から暗峠の走破をめざすことにしました。
プレオはとても快適に生駒の山を登っていき、奈良県側最後のトンネルが見えてきました。
このトンネルを越えると…
そうです。有名な石畳の国道なんです。
ここまでは順調に来た暗峠越えですが、石畳をすぎると斜度20%超えの下り坂が最後まで続きます。
そしてここでプレオの最大の弱点を思い出しました。
プレオのCVTにLモードはない! よってエンブレはほとんど期待できない(*_*)
止まる手段はフットブレーキのみ!!
斜度20%超えの下り坂はアクセルを踏まなくてもスピードがどんどん上がっていくので、ブレーキを掛けながら下り始めるとフロントブレーキからパッドの焦げるにおいが強くなってきてだんだんブレーキの効きが甘くなってきます。自分の中で「やばいかも…」という気持ちが大きくなってきたのですが、下っていくの途中に寺院がいくつかあり、駐車場に車を止めてブレーキを冷やしつつ何とか降りてくることが出来ました。
たぶん二回目の「暗峠越え」はないと思います (^_^;
でも、とても楽しかったです。
帰ってきてから家のターボ付きスペーシアと乗り比べたんですが、スーチャーが無いため加速は圧倒的に負けてますが、スバル製の軽自動車はやっぱり運転していて楽しいです。
今もスバル製のプレオを大切に乗っておられる方の気持ちが分かりました。
今はスーチャー付きのプレオ残しておけばよかったと思っています。
スバルさん、どうかスバル製の軽自動車を作ってください m(_ _)m
Posted at 2016/10/25 06:20:38 | |
トラックバック(1) | 日記