過払い金のCM

司法書士中央事務所に続いてベリーベストが来るから、なんか関連企業なんじゃないか？っていう気がするけど、ま。 そんなことはないでしょうな。

司法書士法律事務所のテレビCMを見て、違和感を感じるのは、
「お金が戻ってきます。」 よて言った後に
「なぜなら」っていったあと説明が入るわけだけど
普通のCMはなぜならって言わないよね。

このビールは世界一うまい　「なぜなら」　のどが渇いているから　ってＣＭは見ないよな。

「なぜなら」って言わなくても そのままなぜならの中身の説明に入るのに、あのCMだけはなぜならって言ってしまってるところにとても違和感を感じる。

さらに視点が悪いのは「払いすぎていたら戻ってくる」っていう。
この「払いすぎている」っていうのは、利息制限法の上限を超えた利息を払っていた場合を言うだろ。
利息は払いすぎとなるので法的にはあってっています。
（ もちろん、看做弁済っていう、任意に払っていて、かつ、書類をちゃんと交付してるとか厳しい要件のもとの利息が取れることはあるんだけれども、みんなし弁済に当たらないってなった場合には払いすぎているから戻せます。 よっていう話なんだけどさこれ。
ただ、一般のサラ金ユーザー、または、今回ターゲットにしているクレジットカードのユーザーに「払いすぎていますよ」って言ってるわけだけど・・・実際、「払いすぎている」とは思わないから利息を払っているわけですな。
よって、「払いすぎている」っていう表現で募集するのはおかしいんですね。 なかなか以下の説明する表現よりもらいが少ないと思う。

払いすぎてかもしれないか、払いすぎているからお金戻ってきます。よっていうのでは、需要を掘り起こせていないという点に、彼らは気がついていない。 全く視野が狭くなってしまっている。

「利息制限法を超える高い利息を払っていませんか？」
というのが正しい言い方だけど、そんなの？利息制限法なんて出てきたって何言ってんのか？ さっぱりわからん。という人もおおいだろう。

実は●円以下なら▲％と明確になっていて、手数料とかなんだかんだいっても全部利息だぜとなっているからわかりやすいけど、実際に払った金額が利息何パーセントなのかわからないよね。という問題もある。

ここは
「 多くの利息を払っていませんか？」
という問いかけにしないとね。

需要は掘り起こせないよね。

視野が狭いんだよ。払いすぎだと思ってない人も実は払い過ぎなんだというところを掘り起こさないでどうする？

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