なんと、この令和という時代にあのDC-3が秋田県に現役で飛来してきていただなんて想像すらできなかったですね。
YouTubeで偶然見つけたのですが、先月あたりまで大館能代空港に飛来し、立ち寄られたようです。
地質調査を目的とした飛来のようですね。
飛行機好きの方の多くはご存知かもしれませんが、現在はボーイング社に吸収されたダグラス社が第2次世界大戦前に開発し製造された、不朽の傑作機と言われている輸送機です。
この「N882TP」という機体レジ(クルマでいうナンバープレート)を持つこのDC-3。色々調べてみると、アメリカの企業が所有する機体らしく、生産されたのは1945年でちょうど大平洋戦争が終わった年だから、御年実に78歳となるわけですね。 初飛行が1962年の国産機であり日本人に馴染みがあるYS-11よりも、さらに年上なわけです。
DC-3のエンジンは本来車と同じようなピストンで動力を発生するレシプロですが、 このN882TPはターボプロップに換装されているので、エンジン部分がオリジナルに比べて細く長いです。 とはいえ、 ノーズギア(コックピット直下のタイヤ)がない古き良き時代の輸送機然としたプロポーションはまさに、DC-3が持つ独特なもの。
実際にこの目で見てみたかったんですが、格好いいですね。
・・・
さて、巷で言えば今日はクリスマスイブなんですが・・・
公私共に激動だったこの1年を生き抜いてきた自分へのご褒美に、コレを買いました。
[iPhone 11]
単なるキーホルダーに見えるかもしれませんね。でも特別なんです。
実はこのキーホルダーの材料は、その機体レジを持っていた退役済みの飛行機の胴体から採取し加工されたもの。つまり、JA8568という機体レジで日本全国をかつて飛び回った、ANAのボーイング767-300の胴体から実際に採取されたものなのです。
こちらが在りし日の、JA8568のボーイング767。
[Flickrより] ※クリエイティブ・コモンズ写真です。
7500枚制作されたうちの1枚で、価格も8000円とキーホルダーにしてはお高いです。
でも・・・特別なんです(しつこくてすいません)。
ANAといえばトリトンブルーのカラーが知られますが、キーホルダーの青色もJA8568がまとっていた塗装がそのまま使用されています。
以前にもブログで書きましたが、おいらにとって一番馴染みのある思い出深い航空機がボーイング767であり、今年はANAが1983年に就航されてから丸40年を迎えた節目の年。
節目を迎えたものにあやかる形で、初心を忘れたくない何かが掻き立てられたのかもしれませんね。
それが家のことだろうが、仕事のことだろうが、そしてブログのことだろうが関係なく、このキーホルダーを握りしめながら自分らしくいきたいと思いました。
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Posted at
2023/12/24 14:51:19