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2020年08月22日 イイね!

森永卓郎を好きか嫌いかは別にして

以下は記事です

森永卓郎が出演。著書『年収300万円時代を生き抜く経済学』から15年。日本経済のいまはどうなっているのか。そして今後は…森永卓郎が予想する——。

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現在、いちばん多い年収は300万円

2003年に出版された私の本のタイトルが『年収300万円時代を生き抜く経済学』。これは新語流行語大賞のトップ10にも選ばれて、表彰式にも参加しています。そのときに、年収300万円時代だなんて何を極端なことを言っているのだ、という空気はありました。「年収300万円なんて時代が来るわけないだろう。お前がやっているのは貧困ビジネスだ」と非難もされました。

それが15年前。いま、国税庁が出している民間事業の実態というものがあり、おそらくいちばん正しい給与統計です。ここで最も人数が多いのが年収300万円~400万円のところなのです。その次に多いのが年収200~300万円。つまり、ぴったりいま年収300万円の人が日本でいちばん多いのです。

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小泉改革以来増え続ける非正社員~年収1億円以上の投資家は300万人以上

15年前、この本を書いたときの平均年収は、サラリーマンの実感としては500万円くらいでそれが常識でした。昔は中流なんて言葉があって、みんな中くらいかなという感じだった。
なぜ、いま年収300万円時代になったのかと言うと、小泉内閣のときに製造業の派遣労働が規制緩和で解禁されました。いま、非正社員の平均年収は170万円くらいです。平成30年間の前半は、ふつうの正社員からどんどん非正社員に落ちて行った。1990年の非正社員の比率は2割でしたが、いまはほぼ4割です。倍増したのです。半分近くが非正社員になってしまった。

これが実は、平成30年間の前半の変化です。後半はもっと凄いことが起こっていて、この中流のなかから大儲けをする人が大勢出てきた。今年のワールド・ウェルス・レポートによると、投資家で1億1千万円以上の資産を持っている日本人が、なんと316万2千人もいる。とんでもないことになっています。アベノミクスで株が上がったというのもあるのですが、この15年間はとてつもない金持ちがいっぱい出て来ている。

所得のいちばん大きな財源は株式の譲渡益。その次が不動産の譲渡益。要するに、働かなくてもお金を動かすことで稼げる人がいっぱいいて、所得が下の人も上の人も出て来たため、超格差社会になっているのです。


Posted at 2020/08/22 21:33:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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