pucchonのブログ一覧

それは、夕食を済ませたあとの走行中の出来事でした。
何も考えず、普段通りボクは
助手席から外の流れる景色を眺めてた。







今日乗った車はワゴンRリミテッド。
パールホワイトでローダウンしている。
最近のボクは、色んな人との交流があるものの
なぜか揃ってみんな、ワゴンR乗りなのだ。

右からクラクションがず～～～っと鳴っている。
もう～、誰が鳴らしっぱなしにしているの？








「え？？この車のクラクション…！？」








「…あれ？止まらない。まずいなこりゃ」














いや、、気付くの遅いよ。ドライバー！









近くのGSに飛び込んで、とりあえずバッテリーからはずす。
お店の人に事情を話して、少し場所をお借りする。
ステアリングの中の配線がへたってしまったみたい。





JAFには入ってない。
任意にも入ってない。








…だったらもう、抜くしかないじゃないか。
ウィンカー出なくても、それで帰るしかない。













エアーバック付のステアリング、結構高いんですね。
それにしても…この体験は初めてで。




こういうこともあるんですね。

キミには、ボクの声は聞こえてますか？





いつもの時間に迎えに来る。

いつもの店でお茶をして。

いつもの店でご飯食べて。

いつものコースを流して。

ボクの好きな場所にだけ向かって。

いつも同じセリフ。

いつも同じ会話。

いつも同じ行動パターンで。






「pucchon、楽しんでる？今は幸せかい？」






ボクは機械じゃないよ。

毎日、とにかく寒いですね。
駐車場までの道のりを歩く時は凍えそうで。


でも車にコートを脱いで乗り込んで
走り出すと暑くなる。





こんな事も、ボクの快楽だったりします。





ボクみたいな不定期休のチーム仲間から
流しに行こうとお誘いがあったので
南のコースを走ってきました。





「ねぇ、どうにか北のコース流せないかなぁ？市内は快晴なのに」






ボクの大好きなコースは、北にあるんです。






「pucchon、それは無理だな。だってそのコースの地域
昨夜から大雪警報出てるぜ？」









normalタイヤのスカイラインでは、走りに行けない…。
そう思えば思うほど、行きたくて行きたくて。






それにしても、みんな元気だね。
この峠を何周してるの？
ボクが日記つけてる間も、爆音がずっと聞こえてる。

「久しぶりに、２人きりの１日だね。」






笑顔で嬉しそうに言うシルビアちゃん。
ついさっきまでボクたちは
西の「山あり谷あり」を散々ドライブしてきて
今はコーヒーとスィーツを楽しんでいる。










仲間にも、恋人にも内緒の
いわゆる「密会」ってやつだ。










「ねぇpucchon、このシフトなら入れてみたくない？！」
…シルビアちゃんの直球は、まともに喰らうと
時速160キロ級の衝撃なんだよね。
「だってボクは…。ATだからね…。」
シルビアちゃん、そんな目で見ないで。
彼女の目は、カタログとボクを行ったりきたり…。


「オートマチック♡いいじゃない」













終始、ドキドキしてしまう内緒話が続いていく。
ボクは恋人と過ごしているよりも
この時間のほうが、心地よく感じてる。
3時間話した後、再び北へ走った。







時々コーナーで、楽しそうにこっちに手を振ってくる彼女。
外は寒いけど。ボクたち2台は
暖かいよね。

いつものように、チームから集合mail届いて。
少し辛さが残った身体にボクは鞭を打つ。
どんな環境でもいい、走る事をやめちゃダメだ。





今夜は南西のコースで、馴れない道を走行したよ。
集まったのは4台。シルビアちゃん、180君、マーク2君
そして、ボクのスカイライン。







途中までは楽しんで走ってたのに。息が上がり始めて
ボクだけ早めに切り上げた。







帰りかけた時、マーク2くんに言われた。
「なにかあったの？」






なにかなきゃダメなの？？
ボクはただ、疲れてるだけなのに。