ポチ７号のブログ一覧

子どもの頃、本を読むのが大好きでした。

幼稚園に上がる前、まだ読めない字がたくさん出てくる本は、夜な夜な母が読んでくれました。

仕事で読んで聞かせられないときは、当時まだオープンリールだったテープレコーダーで録音しておいてくれました。

「ロビンソン・クルーソー」や「アラビアン・ナイト」なんかは、麻薬のような魅力がありました。

本をめくりながら、その録音を聞いて育ったので、幼稚園に上がる頃にはけっこうな本を読めるようになっていましたね。

「こうかい」という言葉には、「後悔」や「航海」があること、「四阿」と書いて「あずまや」と読むこと等、この頃に覚えたと思います。

小学校に上がってからは「のらくろ」の復刻版を夢中になって読んだので、自然となんの苦労もなく旧仮名使いも覚えてしまいました。



幼い頃、「ここではないどこか」へ連れていってくれたたくさんの絵本や児童書を、最近少しずつ買い集め始めました。

ひかりのくに、キンダーブック、ABCブック、こどものとも等々、表紙の絵を見るだけで当時の感覚が蘇ってきますね。

今読み返すと、案外文章が気になったり、「あれ？こんな話だったっけ？」と思ったりすることもあるんですが（笑）