911SCにはマニホールド口径が2種類あります。
私も知ったのはウチのSCをレストアした時に注文したパーツが違った時でした^^;
何故か口径が大きい物と、小さい物があります。
で、ウチの80年式には口径の小さい方が付いていました。
ほんで、どうせならいつかは大口径のマニホールドに交換したいな~って思っていたわけです。
それに意味があるのかどうかは知らんけど・・・
ただ、マニホールドとエアクリーナーボックスの両方が必要になるので、新品ならともかく中古でそれらを揃えるなんてなかなか難しいな~っと思っていたところに、たまたまヤフオクで久しぶりに911の純正パーツを検索してみたらなんと同じ出品者から一式出品されているではありませんか!!
そりゃもう買わない手はないですわ・・・
いつ交換するのかは分からないにしてもとりあえずパーツだけは揃えておきたい!
大口径のマニホールド!
わざわざマニホールドを外して中古として売られる事がほとんどなくなって来ているという中、手に入れられたのはラッキー!
ここのエアクリーナーボックスへの差し込み径が45mmと大きいわけです。
したがって内径も大きいわけです。
ちなみに小口径のマニホールドの寸法は測定していないので分からない・・・
洗浄する前にインジェクタと、このスリーブを外してしまいます。
樹脂のスリーブは割れておらず程度は悪くないけど、安い物なので新品に交換してしまいます。
向こう側から叩いてぶち抜いたところ。
スリーブが入っていた穴も綺麗に磨いて、あとは出来る限り綺麗に洗うだけ・・・
こちらはエアクリーナーボックス
まさかの現行品のほぼ新品!!
イイ物が手に入りました!
マニホールドの口径と同じく、ボックス側も口径が大きくなっています。
2022年製造の新品ですわ!
さて、こちらが各仕様になります。
(ペリカンパーツから抜粋)
こちらは大口径のエアクリーナーボックスです。
口径は44mmで、採用年式は911SCの78-79年だけとなっています。
初期の911SCですね。
現在のレートだと8万円くらいします!
こちらは現在ウチの911SCにも装着されている小口径のエアクリーナーボックスになります。
口径は38mmってなってますね。
このボックスはSCになる前の2.7Lの頃と、80年以降の911SCで採用されています。
なんで78-79年だけ大口径で、80年から2.7L仕様の小口径に戻したんでしょう・・・
ちなみにスロットルボディのベンチュリー径も2.7Lが小口径になっていて、3.0Lからは大口径に変更されています。
ベンチュリー径は年式による細かい変更は無かったと思います。
SCではベンチュリー径は変わらないのにマニホールドの口径を変える必要はあったのだろうか?
キャブ車なら空気の流速によって出力特性が変化するのであえて小口径に戻したという事も考えられますが、インジェクション車なら口径は大きければ大きいほど良いと思うんですけどね~
まあメーカー的に何かしら思うところがあったのでしょう。
SCでは180PS・188PS・204PSとマイナーチェンジで馬力が上がっていくのですが、今回のマニホールド大口径化と同様、いつかは純正フルパワー化したいな~なんて思ったり・・・
(馬力アップは欧州仕様のみで、北米・日本仕様は全年式で180PSしかありません)
点火系・触媒・圧縮比の変更との事らしいけど、おそらくカムも違うと思うんだよな~
点火系と触媒はもういいとして、ハイコンプピストンとトルクを犠牲にしない程度のちょこっとハイカムは欲しいところかも。
3.2L以降の強化オイルポンプも欲しいところだし、オイルポンプがもし手に入ったらハイコンプピストンとかいろいろパーツ揃えてフルパワー化を兼ねてエンジンフルオーバーホールがしたいな~~
Posted at 2023/11/06 02:31:18 | |
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