くろいいろのブログ一覧

月山周辺を離れ100kmほどドライブをして
19時過ぎにようやく酒田市内に到着。

まずは酒田市の観光シンボル山居倉庫。
NHKの朝の連ドラ「おしん」でも有名な場所だった気が。

JR東日本の「大人の休日倶楽部」のCMで吉永小百合さんがここで欅並木を見上げているのを見ていつかは訪れたいと思っていました。

倉庫の中庭には大欅に囲まれたオープンテラスがあります。

昼は青空と風に揺れる欅の葉の音に囲まれて、
夜は鈴虫の音色を聴きながら
美味しいコーヒーを飲みつつのんびり本を読んでみたくなる様な素敵な場所。
ふらりと行ける地元の人が羨ましいです。


更に徘徊で酒田駅へ到着。

駅で晩餐場所を決めるべく色々調べるとパウチされたメニューを発見！
どうやら庄内・酒田で取れた地魚のみを握ってくれるお寿司屋さんとのこと。
今晩はここに決定！

酒田市内の商店街の入り口には酒田の大獅子。

赤い大獅子の名前は「日和」。
商店街の反対側にはくろいいろした大獅子「山王」が鎮座してました。
どうやら仔獅子もいるらしいです。（発見できませんでしたが．．．）

ふらふらとメイン道路（？）を歩くとようやく到着。
寿司・暫（しばらく）

カウンターメインのお店でご主人と奥さんの２人で切り盛りしている模様。
握ってくれる魚名を全て教えてくれて蘊蓄も楽しめます。
新鮮地魚でとぉ～っても美味しかったです！
（テンポ良く握っては食べ握っては食べで写真はありません）笑

しかも品評会に出品される滅多に手に入らない様な
美味しい日本酒（原酒）を置いていて
お寿司に合うものを厳選しているとのこと。
とぉ～～～～っても飲みたかったのですがドライバーなので
今回は１ミリも飲めず。。。(T_T)大泣
次回は酒田に来る時は市内宿泊＆新店舗での再会を誓いお店を後にしました。。。


そして今回の鳥海山の玄関、湯ノ台口の駐車場に到着。
その日は中秋の名月の翌日。
G4Wと鳥海山がほぼ満月に照らされてとっても神秘的な時間を過ごしました。





満月の逆光

長年登頂を夢見ていた鳥海山も目前。
月光浴を楽しみながら夜は更けていきました。


鳥海山編につづく

下山後、リフト乗り場では
魅惑の張り紙が！


いも煮汁！
（いも煮汁、知らなかったです．．．）
しかも「山形の秋の定番」とのこと。
せっかくだから食べなきゃ！


それよりも気になる
「あったまってけらっしゃい！」って

「けらっしゃい」の意味は
「いってちょうだい」？、「きてちょうだい」？、
それとも「食べていってちょうだ」どれなんでしょう？


熱々で本当に美味しい♪♪♪
大きなキノコや里芋がザックザク！
どんぶりサイズのお椀に入って２００円は超安！！
下山後の疲れと空腹を山形の秋味で満たして大満足でした♪


月山志津線を下り、途中で六十里越街道に合流し湯殿山神社へ。
この街道、基本１．５車道で狭いのですが道はしっかりと整理されておりアップダウンも適度にありワインディングがとても楽しかったです！

平日の夕方なので対向車線も後続も全くの０。
楽しくてついつい飛ばし気味に。わざとブレーキングをbremboに頼ってみましたがやっぱりストッピングパワーは最高レベル。最小限の距離でスピードを落す事が出来るのでスピード感を維持したままコーナーを走り抜けられます。

暫く走ると湯殿山有料道路入り口に到着。
ところが有料道路に入れるのは１６時まで。
私の到着は16時半．．．
う～ん、残念！！



折角なので湯殿山をバックにパチリ。
この角度からG4W、結構好きなんです。
ハコっぽい感じとせり出したフェンダーのラインが素敵です！

記念撮影後、鶴岡市に向けてまた六十里越街道をひた走りました。
そして国道１１２号線に合流後、左側に大きな建造物が！

そう、月山ダム！！
ちょっぴりダム好きとしては見学しない訳にはいきません！
発見時、１７時まであと少し。
間に合うかな？？？と焦りつつも管理事務所までのヒルクライム♪



結局17時を回っていて管理事務所は締まっていました。。。（泣
ところが帰りがけの職員さんが気が付いてくださり丁寧な対応でダムカードGET♪

ニコニコ顔（多分）でダム堰堤をお散歩♪
ダム堰堤からの景色は夕焼けの始まりと相俟ってとっても長閑な時間が漂っていました。


折角なので月山ダム堰堤からあさひ月山湖を覗くと．．．

ニコニコ笑顔も吹き飛ぶ程の高度感！！


月山ダムも満喫し
今回のもう一つの目的、
鳥海山を目指し一般道で鶴岡市～酒田市に向かいました。

取り敢えず月山編完結。

月山からの下山の途、眼下には数時間前に登ってきた牛首～姥沢小屋の登山道や姥ヶ岳への道が白いトレースラインとしてクッキリと見えます。

登山の魅力はいろいろとありますが登りは山頂を目指して自分の力で一歩一歩踏みしめて進んで行く過程や山頂からの眺望を想像しながら足元に咲いている高山植物を楽しんでいます。

今回の月山では秋が始まりつつあって花はそんなに咲いていませんでしたが健気に咲く高山植物は小さくともとても綺麗でした。

ハクサンフウロ
ミヤマリンドウ
チングルマ


姥ヶ岳への登り、
ミネカエデやクサモミジなども色付き
秋がすぐそこまで来ていました。




柴灯森～金姥～姥ヶ岳への石畳と木道は歩きやすいハイキングコース。
振り返るとさっきまで居た月山がどっしりと構えてこちらを見ています。


下りでいつも思うのですが
自分が辿ってきた道を振り返って彼方に山頂が見えると
ちっぽけな人間が体ひとつで大自然の中に溶け込んでいく感覚が湧き起こります。
また、自分がさっきまであそこ（山頂）に居たのが
自分でも本当に不思議です。



姥ヶ岳を後にロープウエイ乗り場へ。
安全地蔵様が下山を待っていてくれました。




で、帰りは文明の利器、
楽ちんの月山ペアリフトで下山。。。


またまた、つづく

姥沢小屋～牛首下～月山山頂までは２時間半。

姥沢小屋の裏を抜けると
歩きやすい石畳と木道が続きます。






途中、牛首下手前の分岐点ではこんな看板が！（大汗）



逃げるように（？）先を急ぐと
牛首からの斜面は草紅葉も色付き始め．．．



途中青い足をしたバッタもお出迎え♪




意気揚々と山頂に向かっていたところ
山頂小屋手前でガスってしまい眺望が０に...（泣





月山頂上小屋を過ぎ
暫く進むと遂に月山神社に到着♪

初！の姿お披露目です。（素照）
ちなみに山頂の三角点は神社の更に奥にありました。


折角の月山山頂でしたが
なかなか雲が切れず眺望がないので少々休憩し下り始めると
姥ヶ岳方向には太陽が．．．






そして振り返ると山頂は一瞬だけ青空が
御社を照らしていました。


前日、中秋の名月を境に月山から離れてしまった神様が
帰り路を見守ってくれているようでした。



また、つづく

山形から帰宅し早四日経過！
ようやく仕事も一段落したので山形登山ツアーの回顧録。

9月16日午前4時、雨が激しく降る東京・杉並を出発。
練馬大泉IC～外環～東北道～山形道～月山ICで下車。
途中、蓮田SAで仮眠のつもりが

爆睡２時間半！

地下駐車場の故障で出発が遅れたのに
更に大幅な遅れ。（大汗

こりゃ、酒田までは厳しいなぁ。。。と判断し
蔵王に行き先変更を考えつつ、
言葉の響きでずっと登りたかった
「月山」に
山形蔵王IC下車直前で決定。
蔵王はまた次回ってことで。

結局、月山ICを下りて姥沢小屋の駐車場に到着したのは１１時半近くでした．．．

つづく...