・・・のはず(^0^;)
「オォ~い!オォ~い♪」
「はいはい。」
「おい、お父ちゃんチョットこっち来てくれんか?」
「おい、お父ちゃんや無いぞ(-.-#) 小僧やぞ♪」
「そうか!」
と80前のジジィがやってきた(爆)
友達の幅の広いレディには下は20代から上は80代まで老若男女が訳の分からんことを言いに来る(爆)
【何でも屋じゃな~い(ーー;)】
このジジィも何度か会ってるジジィである。
「おまん、木が本職じゃい!(違う違う素人じゃ!本職は干物の屋じゃぁヽ(゚Д゚)ノ)
コレなんかわかるか?」
と桶を出してきた。
ふぅむ!何じゃこりゃ?
見たこともない形状の桶やが?
「何ぞこりゃ?ジジィ!」
「それがわからんけん持ってきたんじゃ!おまんやったら木の本職じゃけん何か知っとるかもしれん思うて(*^_^*)」
「知らんわ! コレどうしたがぞ?」
「いや知り合いのところで面白いモン入ったけん見に来いや言われていって何や面白いもんで話が盛り上がってわけわからんうちに売りつけられてよ(爆)」
「やろうにゃぁ(爆)」
「こうた以上コレが何か知りとうておまんが木のプロじゃけん聞きに来たんじゃが知らんか?」
「珍しいもんでもあるが、ワシも初めてみるけんなぁ!」
ともってきた桶は通常の丸型桶ではあるが底が特殊な形状に。
桶の口には梁があり金具が取り付けられてる。
まずはつるして使うものだろう!
「ここの底よ~!穴が空いてるが朽ちて広がってはいるものの本来も開いてる物だろう!
底を見してんよ?」
案の定通常の底面から直角に底が来るものがこれはそこから斜めに側面の板を曲げてそのすべてを中心に向けて曲げ込んでいる。
「金輪の形状から見ても時代は有るにゃぁ! 木の朽ちから見ても時代はあっても極端に古モンでもないかな! 昭和30年代まではこの輪っかは鍛冶屋で打ちよったもんじゃけん、明治・大正・昭和初期までやろうなぁ?
それ以前の桶にゃぁそんな金輪の細工はいちいちせんけん!」
「そうか!ほかになんかわかるか? 人はコレを馬の餌箱言うけんど」
「そりゃナイ(爆) いちいち馬ごときに食わす餌箱ならただの箱で十分じゃ!」
「ワシもそう思うたんじゃ♪」
「この口の外の金具もそれ用な細工してるじゃろ、間違いなく下に落とすための細工じゃしそれなりの重みがかかるから金具でっ細工してるんじゃろ!
そうなってくると醤油かなんかを搾る桶じゃろ!
豆腐なんかも思い浮かぶが馬の餌と一緒でありえん。
口が狭すぎるし、長い間入れておくことを前提とした重さ対策の金具のはずやけん豆腐をそんな長い時間搾らんしな!
酒もそんなに時間をかけんしそんなに重くないし5升枡程度の大きさじゃしんきなじゃろ(爆)」
「おうそうかぁ♪」
「で、どうすんじゃ?ジジィこれを(▼∀▼)ニヤリッ」
「目立つところにでもつるそうかと♪」
「そうか!そりゃええわ。 直ぐに腐らぁよ(爆)」
「そりゃ困る(>_<)」
「大事にしもうちょけや(爆) タダならもろうちゃうぞ♪(爆)」
「そういやぁおまんとこのコイよ♪ これこれ!知り合いにその話をしてにゃぁ観に来てないか? ワシぐらいのジジィとババァやが」
「知らんなぁ?」後で思い返すと折ったような気も(^0^;)
「ワシが言うちゃったんよ!コイが欲しいいうててにゃぁコイやったらレディんとこいけや♪ 凄いコイがおるけん。
あれ見たら欲しいなるぞ。
あんだけ立派なコイは見たこと無いぞ(*^_^*)」
「そりゃどうも(^0^;) まぁ普通の自在やったら普通のコイならいくらでもおるけんどね♪ ワシもコレと同じヤツはまだ見たことがない。
どうぜよ、ジジィ!老後にいやもう老後か(爆) 囲炉裏部屋作ってこの自在のコイをかけてみたらどうぜよ♪
えいぞ~♪」
「ええにゃぁ♪ そいつも。特にババァの方がこんなモンが好きでにゃぁ(爆)」
こうやって世の中の詐欺師の骨董屋どもの会話は弾んでいくんやろう♪
そしてこのジジィのように訳の分からんモンを売りつけられるんじゃ(爆)
「自在が有れば鉤も欲しいわにゃぁ♪」
「ほりゃ!鉤やったらそこに外にありゃぁよ。」
「おぉコレコレ♪この鉤がまた高いん(>_<)」
「欅やからなぁ! ワシは鉤よりその縄売れやいうたんじゃが(爆) 鉤とセットやないと売らん言うけん渋々買うたんじゃ(^0^;)
実際そっちの縄の方が値打ち有るぞ♪」
「おぉそうやにゃ♪ 古モンでしっかり時代のついたこんな縄はなかなかないにゃぁ(*^_^*)」
口下手なレディは必死で詐欺師になろうと頑張る(^_^)/
と言うかぁ~・・・十分すぎるような気もするが(^0^;)
タヌキとキツネの化かし合い(爆)
何でそもそも私の周りにはこんなヤツしか寄ってこんのじゃ(>_<)
もっとプリンプリンのギャルとかぁ♪来んかなぁ?。
Posted at 2016/10/31 13:47:20 | |
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