てっしゃんのブログ一覧

かなり前にヤフオクで買ったTIG溶接機ですが欠品多数で動作確認していませんでした。

電源を入れるとファンが回るのは確認していたのですが、トーチのカプラーがダイデン用の為の接続できません。
またアルゴンガス接続用のホースニップルもなく、アースのキャプタイヤとホルダーもありません。

昨日アルゴンガスやニップルが届いたので残りの備品を揃えてテストしてみることにしました。

トーチのスイッチを押すとリレーの動作音はしますがアークが出ません(汗)
交流TIGだったのでもしかしてと直流に切り替えるとアークが出ましたσ(^_^;)?
どうも切り替えレバーが中途半端だっただけのようです。
再び交流に切り替えるとアークが出ました(^ー^;A

アークの確認ができたので実際に溶接することにします。

サイリスタ機は久々なので少し違和感がありましたが問題なく溶接できました。
さすがに0.8mm以下は厳しいかもしれませんね。

トータル25000円で交直TIGが手に入ったのはラッキーでした。
ただしトーチが空冷150Aなのでアルミはすぐ熱くなり無理です。
空冷200Aのトーチを探してますがトーチだけで今までのトータル金額に匹敵するので躊躇してます(笑)

カローラのノーマルエンジン売れました。

30年以上頑張ってきたエンジンですが、K型のパーツの少なさに閉口し、3Sに載せ替えることにした経緯もあり、二度とこのエンジンルームに収まることはないでしょう。

エンジンルームがあまりにも汚いので、すべてのバーツを外してプチレストアしていきます。

昨日は友人のサポートという名目て中山サーキットに行ってきました。

青いEF9シビックが友人の車です。

2本目の走行中に吹けなくなるといって戻ってきました。
ピットロードからパドックに入るまではエンジンは掛かっていましたが
そのあと掛けようとすると掛かりません。
初爆はありますがすぐに止まります。
何度かやっていると全く掛からなくなりました。

燃料系かなと思いリターン配管を外すと燃料が圧力が掛かっていません。
友人に燃料ポンプの動作を確認してもらうと動いているとのことです。
次に点火してるか確認するとスパークしていないようです。
予備のデスビがありますので交換してみます。

交換後エンジン始動してみますが相変わらず初爆のみです。
やはり燃料系ということでエアクリーナーにパーツクリーナーを吹き込み始動すると掛かりました。
燃料系であることは間違いありません。

インジェクターの動作を確認してみましたが動作しています。
となればやはり燃料ポンプです。
リターン配管を外してみるとガソリンが来ている気配はありません。

安全タンクの給油口から確認すると燃料は戻って来てます。
あれ？と思いよく考えるとコレクタータンクが付いていてもう1機燃料ポンプがついています。

こちらを確認すると動いていないようです。
よく点検すると断線していました。
応急処置で繋いでみると無事掛かりました。
やはり最初の直感は正しかったようです(￣∇￣*)ゞ

今度はその後の走行枠でカラカラいって走っています。
メインストレートでよく見るとマフラーを引きずっています。
次の周で入れようと思っていたら聞こえていた排気音が爆音に(゜ロ゜;
マフラーが外れたようです。

見事に腹下直管になっていました(笑)

走行を中断してオフィシャルに拾って来てもらったマフラーです。



ちなみに私が作ったものではありませんよ(笑)

前の職場での最後の仕事のお話です。

2JZベンツはエンジン始動まではこぎつけのですが諸事情により
一日の作業時間が3時間から4時間となってしまい進みませんでした。

退職までにブレーキ周り、マフラー作成、ハーネスの処理あたりまでは
終わらせたかったのですがあまりにも時間がなく
残念ながら未完成となりました。

フロントパイプの途中までは作成しましたのでそちらについては後日アップします。

エンジン搭載後はほぼ一人でやりましたので
かなり苦労もしましたし勉強にもなりました。
エンジンスワップは数台経験しているとはいえ、ほとんどが作り直しとなるためかなりの難易度でした。

私のカローラの方が数倍楽に思えてきましたのでこれから進んでいくはずです(笑)

先日のブログのベルハウジングはこちらのミッションのものです。

S15スペックRに搭載されていたアイシン製6速MTです。
基本設計はアルテッツァと同じですのでよく壊れます(((・・;)

そこでニスモから強化クロス仕様が発売されているのですがそれでも壊れます(^_^;)

こちらのミッションはブローしたニスモ6速を三個一で組み合わせたものです。

3機ともお客さんがオークションで見つけてきたものです。
1機目は不具合については記載されていませんでしたが3速に入れると回らない。
2機目は2速ブロー、3機目は4速が抜けるというものでした。
うまくいけは2機組めるかなと思ったのですが、ばらしてみると1機目がまさかの1、2速ブローでした(涙)
2機目も2速ブローでした。



という事でしっかりしたものを1機だけ組むことにしました。

ベースは4速が抜けるという3機目のミッションになります。

こちらは有名ショップからの出品で間違いはないと思っていましたが
いいオイルが使われてきたのか歯当たりは良好です。

点検していくと4速ギアのシンクロ関連がかなり磨耗しています。
ギアのチャンファー、シンクロリング、シンクロスリーブ全て終了です。


上の画像は取り外した4速ギアとシンクロです。
左が正常なもので右がギア抜けを起こすものです。
シンクロの仕組みや構造は詳しく説明いたしませんが、ギアのチャンファ→
シンクロスリーブ→シンクロハブ→シャフトで動力が伝達されます。
構造により順序が逆の場合もあり、このミッションでは逆です。
右側の状態になると動力を伝達することは不可能です。

なぜこうなるかですが、いまのマニュアルミッションは全て常時噛み合い式で
選択されたギア以外も常に噛み合って回転しています。
選択されたギア以外は片側がシャフトから切り離されてフリーで回転しています。
変速時にシンクロメッシュやドグクラッチといった同期機構により
シャフトと回転数を合わせ接続されます。

フリーで回転してるわけですからシャフトとギアの間には軸受けが存在します。
通常はニードルベアリングが使われているのですが、
この4速ギアだけは鋼鉄のハブにオイル溝が切られただけの簡単なものです。

4速選択時にシンクロで回転を合わすのですが、シンクロリングが同期する前に
ギアの方が先に止まってしまうようです。
この構造は、アルテッツァはもちろんそのミッションをベースしている86/BRZでも
踏襲されており86レースでも4速が入らないということがあるようです。

86レースではこのスリーブにWPCとDLCで処理することによりかなり改善されているようです。

今回はそのまま組みましたが、予備のミッションでは対策していこうと思います。