てっしゃんのブログ一覧

とりあえず図面完成しましたがこれで行けるのでしょうか

検索して出てくるところはかなり立派な会社ばかりです。
1枚も10枚も大して変わらないと思うので10枚ほど頼む予定ですが
少量であることは違いありません。
どこも試作～少量生産対応となっていますが敷居が高そうです。

検索しているとどのエンコーダーディスクを見ても細かいスロットは
両端にRが付いていますが図面上は角のままです。
これがどう影響するか不明です。

あと非常に見にくいですが寸法線を一応入れています。
図面から測定して寸法線を入れていますが手書きの図面と同じなので
CADデータ（DWGファイル）は正確な数値になっているようです。

ディスク以外ももう一点作成予定ですのでこれから測定です。

スキャナーでトリガーディスクを取り込んでみましたがあまり精度が良くないので
CADで作成することにしました。

測定しにくいのでスキャンしたものを拡大印刷します。
そして実物の外径と印刷した外径を測定し拡大率を求めます。
拡大率が判れば印刷したものを測定し拡大率で割ればある程度正確な数値がでます。

その後フリーソフトのCADで図面を描いていくのですが
360本もスリットがあるので非常にめんどくさい

回転信号のスリットだけで1日が終わってしまいました( ；∀；)

タイトル画像を見て何かわかる方は少ないかもしれません。


クランク角センサーやデスビに付いているエンコーダーディスクです。


右がSR20DET、左がFJ20となります。

画像ではわかりにくいかもしれませんが外周部がスリットになっており
360本刻まれています。
これはSR、FJともに同じです。

その内側にも4か所スリットがあります。
SRはそれぞれ大きさが違いますが、FJは太いのが1つと細いのが3つです。

外周部で回転信号を検出、内周部で気筒判別を行います。
外周の回転信号に対して内部の信号が何度ONになっているかで
何気筒目かを判断しています。

SRは各気筒固有の数値がありますがFJは1気筒目しか判断できません。
しかも2番目（3気筒目）以降は1度分の信号しか検出しません。
何らかのノイズが乗った場合はデスビが1回転するまでは気筒判別の判断が難しいと
いうことになります。
つまりクランク2回転毎でないと細かい制御が行えない可能性があります。
実際にはそこまで細かく変化させる必要はないでしょうが気になるところです。

ディスクセンターの穴はどちらも同じです。
ということはFJにSRのディスクは取り付け可能です。
ジャンクのSRクラセンがありましたのでばらしてフォトセンサーの組み込みを試みましたが
機械加工が必要ですので断念しました。

SRの気筒判別用スリットをFJディスクに刻めればSRと同様の信号になります。
SRのクラセンを加工して取り付けなくてもFJデスビでSR用各メーカーのECUが
使用できるようになります。

さすがにディスクへの追加工は無理ですので新たに作成することを検討しています。

このディスクは薄いステンレス製のようです。
高精度で加工する必要があるのでフォトエッチングで作成されているものだと思います。

CADで図面を起こすと格安でできそうですが測定するのが大変です。
どなたかいい方法ご存じないですか？

だんだん熱くなってきましたね。
チューニングカーには厳しい季節がやってきました。

この軽トラ、旧規格のキャリイなんですが
以前の職場でエンジンスワップした車両です。

前の職場を辞めた後も車検やメンテナンスなどでよく入庫しています。

今回はエアコンの効きが悪いのと水温が上がり気味、冷却水の減りが激しいという
まさにこの季節ならではのものです。

エアコンは単にガスが減っていただけで補充すると効くようになりました。
盛れている箇所はコンプレッサーとホースの継ぎ目なんですがOリング交換しても
振動により少しずつ漏れてくるようです。
定期的に補充すれば問題ないのでオーナーに連絡しこのまま放置です(笑)

水温が上がり気味なのは明らかにラジエーターの容量不足です。
元々ターボ仕様なので大きめのラジエーターが付いています。
このラジエーターのアッパータンクが曲者で熱と経年劣化でクラックが入ります。

冷却水の減少は水温センサーがボケてファンが回らないというトラブルで
オーバーヒートを何度か起こしておりヘッドガスケット抜けが懸念されます。

違う作業でタービン周りをさわっていると冷却水がポタポタ漏れてきました。
漏れている箇所を探るとタービン→オイルクーラー間のホースからでした。
どうもエンジンが揺れた時にエアコン配管と接触していたようです。
ホースを切断して取り回しを少し変更すれば問題ない状態になりました。

その後漏れチェックのためアイドリングさせていると今度はラジエーターから(^-^;
このラジエーターもクラックが入っているようです。

いずれにせよ交換予定でしたので問題なしです(笑)

大容量化を考えていますが当然専用品などないので流用となります。
出入り口、ファン、取り付けブラケットなど加工しないと付かないと思われますので
サイズ優先で探しています。
加工することを考えると中華アルミ製になると思います。

この車、純正パーツを買うときは非常に面倒です。
車検証の型式はDC51T改、エンジン型式K6Aです。
車体、エンジンともにいろんな車種が流用されています。

S110シルビアは2種類のデフサイズが設定されています。
FJ20E、Z18ET搭載車はH190、それ以外の車種ではH165となります。

現在作業中のシルビアはH165だったのですが部品取り車よりH190を移植しています。

H190、H165ともにデフキャリアは鋳鉄なんですが
どちらのサイズにもアルミ製のキャリアが存在します。

搭載車種は今となってはかなり少なくなっていますので
価格の高騰を避けるため企業秘密です(笑)

今回2個デフキャリアを手に入れたのですが1個は水没車両だったらしく
内部がかなり錆びていて使い物になりません。
キャリア自体はアルミ製だったため問題ありません。
中身は廃棄しキャリアのみを使用することにします。

サファリラリーでA10バイオレットのワークスカーが使用していましたので
強度は問題ないはずです。
手に入れたキャリアはいずれもサイドベアリングの部分に
軽くフレーキングが発生しており耐久性は若干劣るでしょう。

またボルトがインチサイズです。
9/16なんてメガネしかありませんので組み込み時までには用意します。

ただしそれらを補って余るほどのメリットがあります。
それは重量が圧倒的に軽いということです。

オープンデフが組み込まれた状態で鋳鉄のデフ玉なしと同等です。
そのため片手持ち上がります。
LSDを組み込むので多少重くなりますがそれでも片手で持てるはずです。

現在中身を探しているところです。
H190LSDは大きく分けて4種類あり、車種とファイナルによって使い分けています。
中々出てこないものが必要なので地道に探します。