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2016年04月12日 イイね!

ologicは本当にすごいのか?

タイヤは細い方が良い!? 日産「リーフ」で次世代低燃費タイヤ技術「olagic」を検証

BMWi3が装着してエコカーの近未来タイヤとして注目されたologicだが、実力を疑問視している。
優れた低燃費タイヤだとは思うが、世間で思われているほど突き抜けた性能ではないと思う。

理由は、
1.定量的な高性能を担保するデータが公表されていない。
2.相対比較の対象にしているタイヤが不明

優れた低燃費を標榜するための最も確かな指標は転がり抵抗値(RRC)だ。
市販されている低燃費タイヤのほとんどはタイヤ公正取引協議会にて試験データを公表している。

ologicは一般に市販されていないタイヤだから公表の対象ではないが参考値として示してもいいと思う。
現在市販されている最も高性能な低燃費タイヤは「エナセーブ NEXT」でRRCは5.9だが、これを超えているなら堂々と公表するはずだ。

性能に自信がない時に高性能に見せるために使われる手法が低性能なタイヤとの比較だが、ologicは「従来の一般的なタイヤ対比で転がり抵抗係数を約30%低減」としているのみ。
「従来の一般的なタイヤ」の性能が分からないから30%低減は評価に値しない。

例えばリーフやプリウスの純正タイヤに指定されているEP150だったとしよう。
このタイヤもRRCは非公表だが、メーカーからのヒアリングからラベリングはAであり、電費シミュレーターによる解析からRRCは9と推定される。

RRCを30%低減すると6.3になる。
EP001Sと同等であり、エナセーブ NEXTには及ばない。
これが実力ではないか。


タイヤの素材としては大差なく、形状と空気圧で転がり抵抗を下げただけのタイヤ、すなわち幅を狭め、外径を増し、空気圧を高めれば理論的には転がり抵抗は削減できるということになる。

だから、それほどologicに期待していない。
現在装着しているRRC6.5のPZ-Xでも十分に高性能なので、同じこと(幅を狭く、空気圧を上限まで高める)をやればRRCが下げられるということだ。

詳しくは
http://www.bridgestone.co.jp/technology_innovation/ologic/
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20141027_673220.html
Posted at 2016/04/12 08:20:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | タイヤ | クルマ
2015年04月24日 イイね!

1000円でAAA

昨日、ネットオークションにECOPIA PRV2本が500円で出品されました。
送料を尋ねたら1300円だというので、ダメもとで「送料込み2000円で即決」を提案してみました。
快諾されたので、本日には手元に届きました。

二年落ちで、残り溝は5.6mmと5.5mm。
一皮剥けてこれから本領を発揮する領域です。
3mmまで使うとしてmm単価は400円/本。

新品だとmm単価は3000円/本以上。
とてもお買い得でした。


しかし、2本をどう使うか。
日常用に履いているEX10を半分交換する方法が一つ。
更に2本入手できるまで待つという手もある。

AAとAAAを半分ずつ履いたら転がり抵抗は中間になるのだろうか。
PRVは6.5、EX10は7.6だからRRC=7.05。
電費シミュレーターで検証してみようかな。

ミニバン専用と言う触れ込みですが普段履きだからあまり気にせず、さりとてAAAの最高ランクの低燃費を早く常用したいという気持ちもあります。
Posted at 2015/04/24 15:23:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | タイヤ | クルマ
2015年01月31日 イイね!

タイヤの寿命

リーフのタイヤは左前輪の減りが四輪中で最も多い。
おとなしく走っても7500kmでタイヤの溝深さ1mmが失われる。

エコタイヤは新品時の溝深さが7mmくらいだから5万キロ以上乗れる、・・・とはなりませんね。
スリップサイン(1.6mm)以下は使えないから。

使えなくなる限界まで行くと危険といわれているけど、実際にどこまで使うと安全性と経済性が両立するのだろう。
古い資料から使えそうなものを見つけました。



このグラフによると、一般道ならスリップサイン(赤線)まで使ってもそれほど危険ということでもないようです。
もちろん雨が降らなければスリップサイン直前でも問題なし。

しかし、雨の高速道路を走る時にスリップサインのタイヤは制動距離が10mも長くなってしまうから安全性の低下は顕著です。
万全を期すなら残り4mm(青線)、経済性とバランスさせるなら残り3mm(黄線)という選択になると思います。

10万キロ乗ろうと思っているリーフだと、経済性重視で3回のタイヤ交換が必要になる。
10万km÷((7mm-3mm)×7500km)=3.3回

-----------------------

日常履いているリーフの純正タイヤEP150と遠出用に履き替えるPZ-X、それに冬用のスタッドレスに加えてもう一種類必要な計算だ。
そこで、手持ちにあったEX10を使ってみることにした。

残り溝5mmだから1万5千kmは走れる。
低燃費性能はリーフ純正のEP150よりもワンランク上で電費が向上するし、ウェットグリップもランクアップする。
日常用はEP150を止めてEX10に変えようと思う。
Posted at 2015/01/31 09:16:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | タイヤ | クルマ
2014年11月29日 イイね!

50%転がり抵抗低減タイヤ

2008年当時と比較して50%転がり抵抗低減となるタイヤをダンロップが発表しました。
「エナセーブ NEXT」です。

かなりすごいです!
すでにグレーディングAAAにランク付けされていたタイヤ(195/65R15)と転がり抵抗係数(RRC)で比較します。

性能評価「AAA-a」
ブリヂストン エコピア EP001S:6.3
ヨコハマタイヤ BluEarth-1 EF20:6.5
トーヨータイヤ NANOENERGY0:6.5

性能評価「AAA-b」
トーヨータイヤ NANOENERGY1:6.5

性能評価「AAA-c」
ブリヂストン エコピア PZ-X:6.5
ブリヂストン エコピア PRV:6.5
トーヨータイヤ SUPER ECO WALKER:6.2
トーヨータイヤ NANOENERGY2:6.5
ダンロップ エナセーブPREMIUM:6.5

性能評価「A-c」(リーフ純正)
ブリヂストン エコピア EP-150:9(推定値)
ダンロップ エナセーブ NEXT:5.9、性能評価「AAA-a」

グレーディングの幅は上限/下限=86%くらいなので、AAAの上限は6.5×0.86=5.6程度と見込めば、次世代のランクAAA+Aの寸前に位置すると思われます。


実際の走行ではどの程度の変化になるか試算しましました。
ルートは12月に出かける予定の若狭・大原の旅(800km)です。
高速、市街地、山岳路、海岸線など道路状況は多岐にわたっているので実態を反映するには適していると思います。


ダンロップ エナセーブ NEXT 76.5kWh(86%)
ブリヂストン エコピア PZ-X  78.9kWh(89%)
ブリヂストン エコピア EP-150 88.6kWh(100%)
※( )内はEP150基準

リーフ純正のEP150と比較して、エナセーブNEXTは12kWhも消費電力が少なくなります。
急速充電一回分に相当します。
グレーディングAAAのPZ-Xとの差は2.4kWhと大きくはないので、使い切る前に慌てて交換するほどのことはないように思えます。

実際の走行で消費電力14%の差が生じるので、タイヤを純正から交換する効果は大きいと思います。
特に航続距離に制約があるEVには適しています。
ただし、現時点では195/65R15のみの発売なのでリーフに装着するならインチダウンする必要があります。

うちのリーフはPZ-X用とスタッドレスタイヤ用はインチダウンしていますが、リーフ純正でインチダウンが選択できるようになっているとユーザーのタイヤ選びが楽になると思います。

※試算の条件は気温20℃、一人乗り、エアコンOFF。
若狭・大原の旅当日の走行ではスタッドレスタイヤを装着してヒーターONで走行するので消費電力は130kWhになります。
Posted at 2014/11/29 07:12:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイヤ | クルマ

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「[パーツ] #リーフ LEDヘッドライト用バルブ H8/H11/H16 / LEH102 http://minkara.carview.co.jp/userid/2063701/car/1565974/8003679/parts.aspx
何シテル?   10/04 19:14
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