12SRの高水温警告灯の点灯について

昨年の夏の終わり始め
残暑が厳しい日に33Rのメンテナンスが終わって12SRと入れ替えのために実家へ行って12SRで自宅への帰り道の事件は起きました。



いつもの東北道を走行中に普段は５速でガンガン行けるセクションで「あれ？なんかチカラが無いなぁ…」と思ってたら急に吹き出し口から冷気が出なくなって「エアコン切った覚えなのにな…」ふとメーターを見ると


あー高水温だわーだからフェールセーフでエアコンオフったのね(賢い制御だねーと感心)パワーも落ちるはずだと一気に疑問は解決しましたが、まだ自宅までの道のりは長い、約300km弱　いったんスローペースでパーキングエリアを目指します。暖房全開・後席窓全開です。そこで気づいたのが時速90kmまで落とすと警告灯は消えると言う事。パーキングへ向かいながらこれは冷却水漏れとかではなく循環系だなと、そして何とか帰れそうだなと期待しました。
パーキングエリアで車を停めてLLCの漏れやホースの状態確認を行いましたが特段異常はなさそうでした。アイドリング中も電動ファンは延々と回り続けてました。ファンを回す閾値以上に高い水温が継続されているでしょう(警告灯は消灯中)あとで調べて分かりましたが、水温警告灯は114度で点灯、108度で滅灯だそうです。



とりあえず警告灯が点灯しないように走行して運転を継続することに決めて走り続けました。ちょっと速度を上げるとやっぱり点灯します。速度を下げると滅灯。登坂車線の区間は大変です、負荷が上がるので水温も上昇して点灯、申し訳ない気持ちで最低速度で走って抜けました。一般道に入ると常時滅灯で高速道路だけでの現象だとわかりました。そんなこんなで何とか自宅まで帰ってきました。夜ですがチーフメカニックへ一報を入れさせていただいたら、今から見に行きますよ、いやいやダメですダメです。の押し問答の末　来ていただく事に。。。

エンジンルームを目視して「サーモですね、恐らく」と言う診断でした。弁が開かなくなってる状態だと思いますと言う事でちょうど車検の時期でしたので交換してもらったら復旧しました。現状は特に後遺症(ガスケット抜けとか)もなく相変わらずオイルも食わない立派なエンジンです。

今回のトラブルは突然発症したが　予見が難しいと思いました。


故障した部品