ちは!みなさんお久しぶりです!そしてあけましておめでとうございます!
2021年初ブログは不肖中島が担当させていただきます!
《初ブログ遅延の言い訳》
まずは初ブログが今更になってしまった理由を少々
2021年は大学の冬休みが明ける直前に緊急事態宣言が発出されたため、今日に至るまで全くもって現地での活動ができていませんでした…(泣)
故にブログも書けずじまいだったのです。(コロナ滅べ)
《HUAC新たな境地へ》
さて本題へ移りたいと思います。
法政大学体育会自動車部は91年目にして、初めてバーチャル空間にその活動の場を広げることとなりました!
時代は21世紀に入って久しい2021年、デジタル化の進んだ世の中は遂に大学自動車競技のデジタル化をも可能としたのです…(しみじみ)
ということで今回は2021年2月21日(日)に開催された学生e-motor sports大会のGT Young Challengeに出場したので、こちらを報告します。
《大会概要》
今回のGT Young Challengeは世界的に人気のカーシミュレーションゲーム、グランツーリスモシリーズの最新作、グランツーリスモsportを利用して関東圏の大学自動車部10チームがチャンピオンの座を巡って争うe-motor sports大会です。
大会は東京有楽町にある有楽町朝日ホールで、チームごとに用意された機材を用い新型コロナ対策を万全に行った上で開催されました。
大会HPはこちら(https://www.asahi.com/ads/gtyc/)
大会の様子はこちら(https://www.youtube.com/watch?v=_y_oe8W3wIg&feature=youtu.be)
《今回出場した大学》
今回は9の大学と1の連合チームの計10チームが出場しました。以下は出場チームです。
慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、立教大学、中央大学、東京農業大学、千葉工業大学、全日本学生自動車連盟チーム、法政大学
《大会の流れ》
今回の大会は総合予選、準決勝、決勝の順番で進行していきました。
総合予選では各チームの代表が5チームごとに分かれてオートポリスを1周、そのタイムによって準決勝のコースとグリットを分けました。
準決勝では総合予選の1位、3位、5位、7位、9位がAチームとして東京エクスプレスウェイ、2位、4位、6位、8位、10位がBチームとしてレイク・マジョーレ・サーキットを、それぞれ3人のチーム全員で走りました。
そして準決勝の上位3チームが決勝へ進出し、富士スピードウェイを準決勝と同様3人のチーム全員で走行しました。
車両は総合予選と準決勝がGr.3(現実世界のGT3クラス)車両から選択することとなっており、決勝はRedbull X2019 Competitionに統一したワンメイクレースとなりました。
車両のリバリー(ラッピング)は各チームごとに作成することとなっており、各チームともにチームの個性が溢れるリバリーとなっていました。
《法政大学チームの紹介》
法政大学からは新納、田代、中島の3名が代表として出場しました。
Gr.3クラスはダッジ・バイパー SRT GT3-R '15を使用し、これと決勝で使うRedbull X2019 Competitionのリバリー作成は新納が担当してくれました!
法政の部車と同じオレンジ、紺、白の3色を身に纏ったリバリーは細部にまでこだわりが感じられるハイクオリティの逸品で、自分は20分ほど眺めていました笑
ダッジ・バイパーSRT GT3-R '15 前から
法政インテを感じさせるデザイン、オシャレなのにしっかり法政感が伝わってきていいですよね
同じく後ろから
Redbull X2019 Competition 前から ものすごい手の込んだデザイン。法政カラーを基調に、随所に描かれた外濠の桜、インテーク部分にはジェット戦闘機のようなDangerのマークが入っていてとても良いです。他チームの車両と並んでもパッと見でわかるデザイン、秀逸です…(恍惚)
同じく後ろから
《法政大学チームの大会までの様子》
法政大学チームは本大会エントリー期限当日の2月5日に急遽結成され、大会までの期間わずか2週間ちょっとという短期間で大会に向けた練習を行ました。
ただ書類を提出したりオンライン環境を整えたり、出場車両の選定をしたりしている内に時間はあっという間に過ぎていき、本格的に練習が始まったのは大会1週間前になってからでした。
1週間前からは他チームのレベルが如何程か分からない不安の中、1日で300km以上走行するなどのハードな練習を連日行い選手のレベルを高めていきました。
《法政大学チームの大会での様子》
法政大学チームは新納の活躍もあって総合予選を2位で通過、続く準決勝も2位でゴールでき、なんと決勝へ進出することができました。
決勝へ進出したチームはカメラの前でポーズを決めなければならず、決勝へ進むとは思ってもいなかった我々は急いでポーズを考案。
動画を見ていただいた方はわかると思いますが、胸に拳を2回当ててから手を前に出すポーズを取りました。この時の指は両端の新納と自分が1、真ん中の田代が2を出しており、121となるように仕組みました。
決勝進出時に決めたポーズ、こう見ると自分だけ目線が逸れてる…
そしていよいよ決勝、尋常でない緊張感の中、新納が電光石火のスタートを切りトップの中央大学(国体出場経験のある選手を擁する強豪校)と1秒単位の攻防戦を繰り広げました。
続く田代も好調を維持し、残り6周となって自分に交代。その後は他チーム選手と自分の実力差を見せつけられ、最終的には力及ばず5位となってしまいました。
《まとめ》
最終的には5位という結果でしたが、わずか2週間の短い期間でできる限りの練習を行い、持てる限りの力を出し尽くした結果であるので、決して悪い結果ではなかったかなと考えています。
e-スポーツというものの可能性にも気づくことができ、何より通常の自動車競技と同じレベルの高揚感と充足感を体感できた非常に満足度の高い大会でした。
今回は画面内での大会だったため、写真が少なく申し訳ありません…
出場校のみなさんとも交流することができ、良い機会でした。出場チームのみなさんもお疲れ様でした!
そして今回の大会を運営してくださった、主催の朝日新聞社様、後援の全日本学生自動車連盟様、特別協力の株式会社ポリフォニー・デジタル様、協力の森永製菓株式会社様、横浜ゴム株式会社様もこのような機会を儲けてくださり心より感謝申し上げます。
こうしたe-motor sportsの学生大会がまた開かれるその日まで、また練習を重ねていきたいと思います。
今後はしばらく全関東フィギュアに向けたフィギュア練が中心となってくると思います。
最後に本年も法政大学体育会自動車部をよろしくお願いします!シタ!