aero-centuryのブログ一覧

私は近所のガソリンスタンドに来た


フフフ…なぜなら特売日だからだ！！
諭吉くんを取りだして突っ込む！


会員になりゃ もうちょい安くなるのだが…


向こうからは車高をベタベタにした車がやってきた
真っ黒なワゴン…？？？
雰囲気は我がマシーンに似ているが違う


良く見ると車体も分厚い


あれは…ヴァンガードだな
大径ホイールと極薄タイヤ！！
車高も極限まで下げた感じ


車高のイメージって凄いな
ヴァンガードは我がマシーンの兄弟でもある
中身はセダンそのものである
泥臭さなど微塵も感じられないが
一応は山車に属する


車高があまりに普段見る姿とかけ離れていると…イメージが違うなぁ


私の脇にとめてガソリンを入れる
フム…マフラーは左右からかなり大口径のものを装着している
タイヤはかなり薄い！



ほんと馬車の車輪みたいな感じだわ★


あっという間に給油を終え
ヴァンガードは去っていく…が
音は壮大なのだが…はっきり言って遅い
後ろから来た軽自動車の方が速い位だ


まぁ…速さをアピールするのではないのだから…いいのだろう
ただし！路面からの衝撃とかにはすこぶる弱そうだ
乗り心地は覚悟せねばなるまい


寒くても短いスカート履く女性がいたりするが 似たようなものなのかな
ファッションとは何かと引き換えにしてこそ輝きが増すのね…

昨日は気温はさほどでもなかったが
多少湿気があったかしら？


気温が高くても湿度が低ければまだマシなんだがなぁ…
日本列島は湿気との戦いに突入するんだねぇ


さて…私は普段からエアコンを入れている
フルオートだから 温度さえ設定していれば勝手にエアコンが調節してくれる



手動だと どうしても冷し過ぎ暖房効かせ過ぎ！と…なりやすい
まぁ…シャドー＆ディープ㈱の軽自動車だとね…どうしてもエンジンが小さい
だからエアコンかけるとさ
てきめんに来る！！
ガタッと出力が落ちる


それをカバーする為に 余計エンジンを回すからさぁ…軽自動車なのに…極悪になりつつあるんだよ


排気量が小さいほど
エアコンの影響は大きくなるな
リッター３０㎞を謳っても…実際はどうなんだろう？
メーカーもエアコンonの燃費も発表したほうがいいんじゃない？


エアコンは燃費に影響するけれど
蒸し暑いのは嫌だから！
きっちりとエアコンはかけますわ★


ふと辺りを見回すと…結構窓全開とか
窓を半分開けている人がいる！！！


もちろん私もたまにはやるが
あくまでも交通事情か良い時などに限る



さらに見ると！若い女性が大半という！
マジっすか…
もちろん男性でも 窓あけて漢(おとこ)をアピールしている人もいるが…少数だ！！


シャドー＆ディープ㈱付近はね
今 ようやく復興事業が本腰になってね
ダンプやらクレーン車やらが通るんだわ
だから砂埃が凄まじい！


まるで震災直後の道路のような埃っぷり


あえて言わせていただく
今はやめた方がいい
室内に埃が入りまくりあとから掃除が大変だぜ


それに復興事業の車たちが多いから
渋滞も増えた
こちらは首都圏のディーゼル規制は関係ないから…古いダンプとかが走る
凄まじい排煙の発生
車体にこびりついた土とかが砂埃を発生させる


渋滞になるから排気ガスが付近に滞留しやすくなる…


もっと別の場所で風を感じた方がいいっすよ？
私はエアコン嫌いなの！なんて言っている場合じゃないっす

…昨日はなんか涼しいのか暑いのか
まるで梅雨の頃のような天気
灰色の雲が低く垂れこみ 時折雨粒が


でも本格的に降る訳でもない


少しずつ…嫌な季節に向かっているんだな…
もちろん私も仕事である
シャドー＆ディープ㈱の車で走る


所詮非力なエンジンであるよ
坂道…苦手である
長い坂道は段々失速してくる
深くアクセルを踏みキックダウンさせて
一気にかけ上がる方策を取るしかない


しかし…こちらがヒーヒー言いながら
必死こいて走っているのに
まぁ…よくぞ突っついてくれるよ


そりゃあね 電気とガソリンのツインパワーならクラスを超えたトルクを叩き出せるさ！！
こちらは０.６６リッターのせいぜい５０馬力程度…


無理だから
いくら早く行け！って言われても
無理っす


長い登りがあれば当然長い下りがある


ようやく…解放された
さぁ下るぜ！！
後ろにはツインパワーのデカイ奴がまだ張り付いている


クカカカ！
今から貴様のプライドを木っ端微塵にしてやろう！！


私は下りで元気一杯になる
もちろんしょっちゅう走る山道の坂


フンフンフン♪


上り坂は車の出力…トルクの差が顕著に現れる
しかし下りは軽さと重心の低さが物を言う


ツインパワーのデカイ奴は
予想通り重心の高さと重量のせいでスピードを出せない
無理に出せば…センターラインをはみ出し
死角から来る対向車とぶつかる可能性がある


フハハハハ！わかったか！！
軽自動車だと思ってナメてかかると…
こうなるのだ！！


と…私は妄想全開でワインディングを駆け抜けた


まぁ…結局は信号機で追い付かれたが…

昔からある言葉
『ヒヤリハット』


自動車だけではなく自転車やバイクに乗っていても
誰しもが１度は経験があるんではないだろうか？


ヒヤリやハット自体は事故ではない
偶然だろうと運だろうと
事故から避けたのだから


…が


下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる…
ではないが ヒヤリやハットを何回も繰り返すたびに
事故という弾丸が命中する確率は高くなるものだ


きちんと集中して前を良く見て
周りを見回し…常に危険が無いかを察知できるような態勢で運転してりゃ
少なくとも事故は起こさない


だが…人間 集中力はどれだけ長く続くのか…


ずっと前…私は幹線道を走っていた
しかし渋滞だ…
前にはクイント インテグラ


ほほう…まだこいつが走っているかぁ…
感心していた
対向からはインテグラtypeＲが…
真っ白な車体が輝く


ほほう…typeＲかぁ 速いんだろうなぁ
私はtypeＲを目で追った


ふっと…前を見ると！
ぐあ！！やべぇ！！


ギキィ！！


ちょっとのスキール音がして車はとまった
クイント インテグラの運転手が音に気がつき
ミラーでこちらを見ていたようだ


幸いたいした速度も出ていなかったから
追突は避けられた…


これは最近…
私は高規格道路を疾走していた
用事がありやや急いでいた


そう…用事があり急ぐ…
それが焦りを生んだ


前には遅めの軽自動車が悠々と走る
私は段々イラついてくる
もっと…速く走って！！


ついに焦りは私を無茶な動きへといざなう
右側車線に車は…来ていない！
サッとハンドルを切り移動！
そして深くアクセルを踏む


エンジンが咆哮をあげ一気に加速


だが私はひとつ忘れていた
タイヤがスタッドレスである事を…


やがて大きな左へのカーブ


明らかにオーバースピード…！
しかも！！路面に轍(わだち)が！
轍沿いにはしるなら問題なかっただろう
しかしオーバースピードゆえに走行ラインがズレた


そう…一瞬…車が跳ねた
接地感が抜けた感覚…
側壁方向に流れる感覚…
あ やべ…


幸い私は生きている
マシーンも無事である
もっとスピードを上げていたら…
私はここでブログなどやっていなかっただろう…


土の下で後悔していただろう…
焦りは周りを見えなくする


ヒヤリハットはだれしもが体験するけれど…ヒヤリハットで済んだのは…運が良かっただけ
ヒヤリハットも数撃ちゃ事故るのだ

私はある高規格道路(有料)を走っていた
その日は車が多く
走行車線側は結構並んでいた


もちろん私は追い越し車線を爆走するようなチンケな真似はせんよ
しかし…左を見ると インターから車が登ってくるのが見える


ふむ…このまま走行車線に陣取るのは
マナー的にもよろしくはない
私は右のミラーを見る
遥か彼方に黒い点のような…
車だがかなり離れているな
よし


私は追い越し車線に出た
登坂からは私の居た位置に車が入る


あら？これは…


せっかく譲っても 今度は自分が入るスペースが無い…
入れてくれないのね…


はぁ…仕方がない…スピードを上げて
空いているスペースに入るか


チラッとミラーを見た


真っ黒いハイトワゴンが真後ろに！！


！！！


嘘だろ！？さっきまで単なる黒い点だったのに！今だって９０㎞/hは出てんだぞ！？


私はかつての悪夢を思い出した…
似たシチュエーション…
ただし背後から来たのは
Ｖ８ ４５００cc 泣く子も黙る
日産のフラッグシップに君臨した
『シーマ』だった


あの暴力的な加速はいまだかつて見た事が無かった
一応シーマは２８０馬力表示
我がマシーンも２８０馬力表示だが…
排気量がまるっと１０００cc違うし
トルクに至っては軽く１０㎏以上違う


例えば２.０リッターの車と１.０リッターの車と考えたら差は歴然だわな★
まぁ例えとしたらちと乱暴だけれど


私は初めて床にベタ踏みした
メーターの針がぐるりと右に向いた
それでも全く離れず むしろ距離を詰めて来ているかのようだった


恐怖心が襲う…早く…左に避けないと
早く！早く！左…空いてくれ！！


その時は運良く左が空いてすぐ入れたが…
いやはや恐ろしかったなぁ…
シーマはさらに伸びやかに加速して行った…


リミッター…作動したんでは
そう思わせる程の…


それ以来私はベタ踏みするような機会はないし するつもりもない


しかし…またそのシチュエーションが
くっ…別にチンタラ走っている訳ではないのだ…
左側に入りたいんだよ


ハイトワゴンの正体は
ワゴンＲワイド！
１.０リッター直列４気筒ＤＯＨＣターボエンジン搭載のカッ飛び仕様


だが…私にはあるものがモヤモヤと渦巻いた
普通の道ならともかく…有料道路で
煽り倒されるのか…


いいだろう…左側が空く場所まで…付き合ってやるわ



さぁ！我がマシーンよ！！！
おせー山車だと舐めて来たヤローに
見せつけてやれ！


私がアクセルを踏みつければ…ロックアップは解除され
より反応良く私の意思に応えてくれるだろう…普段はスノーモードなどと
首輪に手綱状態…


解き放ってやる！
さぁ！！鬱積したものすべてを吐き出せ！！タイヤにお前の力のすべてを叩きつけろ！！熱い咆哮を響かせよ！！！


私はスパッと左側に寄った
妄想膨らましている内に左側の先頭に追い付いたのだ


きっちり制限速度で走るセダン


私はそのシルバーのセダン…
クラウンの横を通る
水色の服と白い頭…


んん？？


取り敢えずクラウンの前入る
待ってましたとばかりにワゴンＲワイドは突っ切っていく


…愚かなり…


間髪いれずクラウンが私を追い越していく


私を先頭に数珠つなぎだったが
やがて１台 また１台と右側から追い越していく


その後 ワゴンＲワイドがどうなったのかはわからない…


私はサービスエリアに入り
一服とあいなった