aero-centuryのブログ一覧

狂気のハロウィーンが終わり 世の中はクリスマス商戦へとシフト
中には もうお正月飾りを売り出している店もある


いくら何でも１ １月からお正月飾りは…
学生の青田刈り並みの早さだな


まぁ 冬が来たという事だ
今回の冬は暖冬傾向にあるというが
暖冬こそドカ雪が降りやすい！
湿った重い雪がな…寒いとサラサラな粉雪が降りやすい…


私は東北の太平洋側に住むから
雪は 同じ東北でも北部や日本海側よりは少ない
しかし必ず雪は降る


１年に２回ある…腕が痛くなるイベントがまた…来たわョ…


物置小屋の扉を開く


右奥に…半透明の専用ビニールに入った黒い柱があった
あぁ…憂鬱だ…


まず物置小屋から出すのから億劫になる
タイヤを外に解放する場面から
すでにハイライトだ！
我が親父殿のお宝が行く手を阻む
釣り道具やら家庭菜園の道具…雪かきの道具…あまり使わなくなったケルヒャー…
石油のポリタンク…空の発泡スチロール…
段ボール箱…大工道具…


物置小屋の周りには廃墟となった植木鉢群が並ぶ


はぁ…メンドクセ…
近場にあった自動販売機は非常に助かったのだが 震災で水をかぶってからは撤去されてしまった


あれだけ沢山自販機があるのに
ウチの周りにはないのよ…


気軽にカンコーヒーすら買えぬとはな
コンビニなんぞ言わずもがなである
一服も出来ずに黙々と作業をする


ようやくタイヤを出す道が開けた！


ふぅ…


積み込み作業開始！！
タイヤ交換は今年もスタンドで行う事にした
タイヤ交換はモチベーションが上がらなくなった…
そんな状態で行って 万が一事故を起こしたら大変だからな


フィットは１４インチだから 軽くはないが…まぁ余裕はある
しかし…我がマシーンは…１８インチであり扁平率も厚め…
とてつもなく重てぇ…


しかも荷室の位置も高いから…持ち上げるのが…


それにフィットは何もしなくても荷室にタイヤは収まるが
我がマシーンだと リアシートを畳み
広げないと収まらないのだ！


ホントひと仕事だよ…


ようやく積み込み完了
さて行くか


いつものスタンドに出向く
幸いまだ１１月であり 雪がまともに降っていないからか タイヤ交換の客は居なかった


そう…タイヤ交換 するなら今なのだよ！
降ってからでは遅いのだ
場合によっちゃ断られるからなぁ…


交換さえしてれば取り敢えず一安心さ

一昨日…私はシャドー＆ディープ㈱の軽自動車で 一刻も早く会社に戻ろうと夜の闇を疾走していた
ふと空を見ると大きな月が
これから天空に昇ろうとしている


地平線に近いからか かなり大きいな


上がれば上がるほどサイズは小さくなりそして明るく輝く


意外と月明かりって明るいもなのだ
夜中に起きたら窓の外を見てみるといい
月明かりの明るさがわかる


月明かりの明るさにも負けず星も輝いている


晴れた空に月と星…うむ
詩人なら何かしら良い詩(うた)が浮かぶのだろうが
残念ながら私にはそういう芸術的才能は標準装備されていない
オプション選択すらない


シャドー＆ディープ㈱の軽自動車はハロゲンリフレクターライトだ
なかなかの明るさではある


ふと…何か小さいものが横切った


んあ？なんだ？


また…小さく白い？
あぁ…ユキンコか？雪虫ともいう
晩秋から初冬にかけて飛ぶアレだ
しかし夜も飛ぶのかね？


その物体はフロントウィンドウに着く
そして姿を水にした


おいおい…まさかだろう？


ユキンコに見えたのはユキそのものだ
ええええええ！雪だとぉぉぉ！？
ついに雪が！！


しかし空は月が天空を支配する
見る限り雲はない…


この日は風が強かった
山沿いの雪が風でやってきたのだろう


とうとうまた…来たのだな…
タイヤ…交換の季節だ

私は朝早く起きる事が多い
夏場は 日の出が早く世界が明るい
しかし真冬は 場合によっては真っ暗だったりする


それに寒いしな…


布団から出るのが苦痛になる
朝のあの瞬間がいちばん気持ちよく眠れる瞬間だが
その瞬間が起きる時間という
あまりにも無慈悲な…


テレビをつけると…
まぁほとんどがテレビショッピングなんだよね
早朝からまともな番組を期待している訳じゃないんだが


もっとも テレビ局とて どうせ見ている人なんてそんなに居ない時間帯
金かけて番組作るのも無駄だから
テレビショッピングを流した方が
コスト的にもいいし テレビショッピング会社からの収入も得られるし…


健康食品を筆頭に様々なアイテムが乱舞するねぇ


ある会社の映像が気になった
急に欲しくなったとかではない
フライパンの良さを説明しているのだが


既存のフライパンは表面がすぐに剥がれて使い物にならない…的な流れ
まぁこれはよくある話なんだが…


そのフライパンを足元のゴミ箱に放り込んだ


え？


フライパンって…鉄だよな？
足元に置いておくゴミ箱って 普通は燃えるゴミ用じゃねぇの？


もちろんそれは海外で放送されたもの
外国製品であるからな
日本は厳しく分別を行うが
海外ではそうでもないのだろうか


日本人女性がアフリカのある国に嫁いだ
そこはゴミ箱にゴミを捨てるという概念が無く 足元にゴミが撒き散らしてある状態



でも！日本にもゴミ屋敷があったりするからな


ゴミ箱に捨てる…


当たり前の事だが 難しい事であり
ましてや分別なんて…
燃える燃えないだけではなく
細かく材料ごとに分別なんて狂気の沙汰なんだろうな
でも日本は資源が無い
必要は発明の母！資源が無いからこそ
再利用の重要性を理解し 実行している！


のかな？
まぁ土地か狭く埋め立てを減らすというのも大きいか

かつて世界は松明(たいまつ)の火で
夜の闇を照らしていた
火という存在は その光で闇を照らし
その熱で世の中を暖める


そして全てを灰塵(かいじん)にする恐ろしい力
人は唯一その力を手にし行使できる生き物となった


世界が変わったのは この世に電気という概念が登場してからだ


あの超有名な発明家が作り上げた…
電球


この際直流とか交流とかは抜きよ？


いずれにせよ電球の登場は夜の闇を劇的に変えた
明るくて油煙で部屋が煤けることもない


しかし電球はかなりのエネルギーのロスがある
光と熱を放つのだが その熱が無駄なエネルギーとも言える


やがて蛍光灯というフィラメントを使わない新しい風が吹く
省エネであり形状も様々なものが作られた
電球は主役から降りサブ的位置付けに
それでもまだまだ現役だった


長きに渡り我が世の春を謳歌した蛍光灯
フィラメントをもたない放電型は様々な仲間が出てきたが
家庭用では一人勝ちだった


しかし…ついにヤツが現れた
ＬＥＤである
待望の寒色系が生み出され
ついにＬＥＤは全ての色の発色がかのうになった
その瞬間


電球(白熱灯)の命運が決まった


とは言えＬＥＤは非常に高価である
いくら長寿命を誇ると言ってもだ
電球型１個で４０００円だの６０００円
とてもじゃないが手軽になんて買えなかった…


それにＬＥＤは
全方位をムラ無く照らすには工夫が必要であった…
特に電球型ＬＥＤは顕著だったな


それでも もはや時代はＬＥＤへと一気に流れた
指向性の問題もいつしか解決し
電球型から棒状 円盤型など様々な形が出てきた


そして…


２０２０年
長きに渡り世界を照らし続けてきた蛍光灯が消えるという
私は耳を疑ったが 総理はそう考えているらしい
(あくまで日本国内の話であり 海外は違うぜ！)


そうか
白熱灯の次は蛍光灯か…


時代は進む…
やがて 蛍光灯と白熱灯を滅亡へと導いたＬＥＤも
未来では新しい新機軸の光によって
駆逐されてしまうのかもしれない

私は親父殿を乗せ幹線道を疾走していた


かかりつけのドクターのいる病院である
平日であるから家族連れの車はほぼ皆無といって良い


ボローニャな職人満載のワゴン
ボローニャな古い軽自動車
ボローニャなシルバーマークのコンパクトセダン…


日曜日や祝日などとは違う光景がある


ボローニャなシルバーマークのコンパクトセダンは こちらがもう十字路に差し掛かる距離なのに ゆらり…と曲がってくる
あぁ…止まるだろうしていたら衝突コースだわ★


ボローニャなシルバーマークのコンパクトセダンの横っ腹に…１８００㎏の山車が時速５０㎞で突っ込めばどうなるか…


私は地元の新聞紙に容疑者として名を連ねただろう


ボローニャな古い軽自動車…
何の変哲もない古い錆びと泥にまみれた車
前には…Ｖ６の文字輝くトヨタのドル箱
真っ黒い先代ヴェルファイアがいた
しかも明らかにタイヤは薄くホイールはデカイ


やや軽めのローダウン
やり過ぎると ヴェルファイアの重量的に
まともに走れなくなる
フルスモーク的な あまりお近づきにはなりたくない？的な風貌だが


ボローニャな古い軽自動車は果敢にもアタックした
右に車体を振りアピール！
ついに追い越し！


しかし…あまりお近づきにはなりたくない？的な風貌のヴェルファイア…
やっぱり…
ボローニャな古い軽自動車と並走しはじめた


こちらは古い５５０cc 向こうは３５００cc…どう見ても勝ち目などはない
たとえ軽さが正義と言っても…
圧倒的動力性能差は…軽さだけでどうこう出来るレベルではなかった


ボローニャな古い軽自動車はガァーッと飛ばすが ヴェルファイアは難なく並走
根負けした軽自動車は減速するが
ヴェルファイアも減速する


完全に潰しにかかったな…


車の風貌で中の人を判断してはならないが…今回は車の風貌通りの怖い人が乗っていたようだ


ボローニャな職人満載のワゴン…
デリカ…Ｄ：５…
ではない デリカスペースギア！
ではない…デリカスターワゴン！
紺と白のツートーンカラー！


まだ走っていたのかぁ…
もちろん真っ黒な排気ガスは健在
当時の三菱乗用ディーゼルの煙の凄まじさは…私の三菱命の叔父すら認めるハイパワー煙幕


もちろん古い２５００ccのディーゼル
現代のコモンレールだのピエゾだのソレノイドだの…ハイテク満載のものとはちがう


馬力も無く黒煙モウモウの走りだ


しかも体格の良い土建職人たち満載
遅い…



もう…見るのも難しい年式…
あの勇姿を私は瞼に焼きつけた