やっぱりバイスをやろう(爆)と決断し朝から作業開始(笑)
まずはバイスを分解しテーブルに貼り付けて基準面の精度出し。まだ一回も使用していないうちからバラしてしかも削ることになるとは(苦笑)
バリバリ削ります。鋳物はサクサクいけます(^-^;
この面は綺麗に仕上げたいのでパスの間隔は小さめで削りました。
0.2㍉位削れば鋳物の地肌は消えるかな?と思っていたらそうはいかず0.85㍉削ってようやくでした(汗)
その後0.05㍉仕上げで削りトータル0.9㍉削りました。
っで面が綺麗に仕上がっているか検査。ダイヤルゲージでの振れは0.01~0.02㍉程。この機械ですからこれだけ削れれば上々ではないでしょうか。ただ人間の感覚って敏感なものでこの0.01㍉の凹凸も触ればデコボコしているのが分かります(^-^;
口金は削るわけにはいかないのでどうしても段差が残りました(汗)
移動口金の取り付け。中央のネジで口金のガタの調整が出来ます。
馴染むのを見越して少しきつめに取り付けましたがグリスも塗ってあることもあり動きはスムーズです。
ちなみにメイド・イン・ジャパンです(笑)
ってことで完成~
フライス盤に取り付けて精度出し。このバイスの口金は研磨仕上げではないので0.01㍉ほど針が振れます(^-^;それを見越して調整でした。
新旧比較。やっぱり今回買ったのの方が一回り大きいような・・・・・口金の開きは同じくらいなんですけどね(^-^;
ってことで早速ヨウカンを製作(笑)ちなみに二個でワンセットです。
鋳物より鉄の方が硬い印象があります。そして1枚刃のせいか仕上がりはイマイチ・・・・チップを交換してもそれほど変化なしでした。
バイスでくわえるんですがほとんど浮き上がりしないです。下にしいてあるヨウカンが動くのでわずかには浮き上がっています。プラハンで軽く叩いて修正したら動かなくなります。
二面削ってヨウカンの完成。ちなみに37.1㍉でした(^-^;もう0.1㍉追い込もうかとも思いましたが面倒くさくて(汗)二個同時加工なので高さは同じ、それならまぁ良いかなということで。
もうワンセット作ります。まずは縦の二面を同時加工で仕上げます。
先ほど作ったヨウカンを早速使用し
横の面を削ります。
四面加工しました。
また縦にはさみ直して今度はエンドミルで縦3㍉横3㍉の段を加工してつけます。
バイス側に当たる部分の下側の逃げも段加工したら完成~
口金兼ヨウカンです。今までのバイスには段加工がしてあり薄物のフライス加工や穴あけはヨウカン無しで出来ていたのですが今度のは段加工がされていなかったモノですから(^-^;
いちいちヨウカンをセットするのも面倒だし穴あけ等では場所を考えてヨウカンを使わないといけないし場合によっては使えないこともあります。だからといって本体は削りたくないしそれがあったら逆に使いにくい場面も多々ありましたので。
結局こんなことしていたら一日あっという間に終了でした(^-^;楽しいのですが一度に沢山削れないのがちょっともどかしいです(汗)
そして今はキリコで火傷した跡と手に刺さったキリコと格闘中です(大汗)
Posted at 2012/06/23 20:32:15 | |
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フライス盤、旋盤 | 日記