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少し前の話です。
長女が「明日、練習試合があるので送ってくれ」と言う。
別に用事もないので「いいよ」と答える。
まあ練習と言っても試合なのだから遅れさせるわけにはいかないので前日の夜にGoogleマップで下調べ。
えーと、富雄川沿いを走って、帝塚山大学の前を通って、とんかつ屋さんの交差点を左折して・・・・・・まあ迷わないで着きそうだな。
んっ？
目的地のすぐ横を国道３０８号が走っているではないか。
少し広めの地図で見ると、家からならR３０８を走るのが最短距離ではないか。
しか～し、R３０８である、噂に聞く酷道３０８号である。
下手に歯向かって、集合時間に遅れさすのはまずい。
素直に知っている道で送っていくことにする。

集合時間にも余裕をもって送り届けた。
ここで、頭の中に変な考えが湧き上がってくる。
別に家に何時に帰らなければならないとか、別に用事があるわけでもない。
「話のネタに、帰りはいっちょやってみるか」
ということで、生駒から奈良市方面に向かってR３０８をたどりだす。
「何～んだ結構快適な道じゃん」と思うのもほんの束の間。
唐突にうっそうと茂る森の中へつながる道、そして同時に道幅も離合がむつかしい道幅に。
おまけに、写真のような「くねくねしながら天国へ上っていく階段か！」というような道が現れる。
ビビッてしまった。
「今日はやめておこう」・・・・・・・「また今度ネ」

引き返そうとした時に、三菱ミニカが平然と横をすり抜けて、天国へつながるかという道を駆け上がっていく。
「いやいや今日はやめておこう、また今度ネ」