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福井市内を東西に貫く通称「藤島通り」が旧JR北陸本線（現ハピラインふくい）を跨ぐ「大願寺陸橋」。
その下に歩行者用の地下道があるのを知りませんでした。
福井で生まれて福井で暮らして数十年、もちろんこの陸橋も側道も数えきれない程通過していたのにも関わらず　です。






こんな画像残す意味も無いんですが、陸橋下の地下道の存在を知った事と
その近辺の懐かしい記憶を留めて置きたいのです。
フォトアルバム

過去記事に絡めて。

通って見たら・・・
もうかつてのレトロで瀟洒な面影は無く、無粋な白い柵とガードレールのみ。

昭和29年から今まで、いったいどれだけの人や荷馬車やクルマの往来を見て来た事か！！！

いや、この橋の架かる芝原用水は ・・




『慶長6年（1601）福井藩祖、結城秀康の北庄城（福井城）大改修のとき、家老の本多富正に命じて飲料水確保を目的に造らせた。』

・・そうですから
交通の要所に近い事を考えると この橋の始まりは、恐らく昭和29年どころじゃ無さそうです。

そんな貴重な橋を破壊しやがって

責任者 出て来い！！！


知らなかった志比口橋

志比口橋/芝原用水を辿る

さようなら 志比口橋

さようなら志比口橋・架け替え工事 1

さようなら志比口橋・架け替え工事 2

さようなら志比口橋・架け替え工事 3

さようなら志比口橋・架け替え工事 4

越前市にある旧井上歯科医院。。。2020/9月の撮影でしたが、忘れていました。

福井新聞ON LINEより転載：
『１９０８（明治４１）年に建てられた。木造２階建ての近代的な西洋建築物。外壁全面を石積みに似せたモルタル塗りで仕上げてある。当時の左官技術を遺憾なく発揮している。国の登録文化財。越前市京町３丁目。』

木造モルタル塗り とは思えなかった。



「井上歯科医院」・・・
篆書体(てんしょたい)って言うそうですね、実印みたいな字体。





画像上：北側に隣接する駐車場からの眺め。
画像下：南側から見たかったが、接近出来ず。

昭和29年（1954年）に架けられた志比口橋（それ以前に 旧志比口橋が存在したのか否か？知りませんが）。

この橋のところ、未だ片側通行になっている様で 昨日行って見たら・・・

画像左上：橋のあった辺り（＝木田橋通り）を南下中、
　　　　　東側欄干は その姿を消していました（泣


画像右上：工事案内板、現在木田橋通りの「志比口橋」付近は南下（片側通行）
　　　　　は出来ても北上は出来ません。　
　　　　　故に東側の「板垣橋通り」と、かつて高架化される前には「えちぜん鉄　　　
　　　　　道」の線路だった所を北上する 2つの迂回路を案内しています。
画像左下：東側欄干は既に消滅。
画像右下：この志比口橋が渡っていた「芝原用水」と郵便局との間にあった余地
　　　　　をアスファルト舗装して 「木田橋通り」への連絡路としています。
　　　　　昨年の工事中に大きなパイプが「芝原用水」に埋められているのを
　　　　　見ていたので、てっきり「芝原用水」のこの部分は「暗渠」になって
　　　　　その上に道路を作ったのか？と思いました。



画像左上：先の画像、案内板に描かれていた迂回路。遠くに郵便局が見えます。
画像左下：同じ道を北上「えちぜん鉄道」福井口駅入口。
画像右上：「木田橋通り」を南下、「京福バス」の車庫付近からJR福井駅西口付近
　　　　　を望む。
画像右下：「福井口」交差点より「松本通り」西側を望む。「えちぜん鉄道」「JR在来線」そしてこの春に開業予定の「北陸新幹線」すべてが高架化され、そして此処こそがかつての「志比口」踏切だったんですね。

※実は先のブログ「3代目ローレル 5」　はこの迂回路（つまり かつての「えちぜん鉄道」の線路）沿いに在るんです。その西側にはJR在来線が並行していましたから、JR線の車窓からその個体を発見して 改めて現地に赴き撮影したんです・・・　もう16年も前の事。
「志比口橋」の架け替え工事は残念ですが、この件が無かったら 例のローレルに再び会いに行く事も無かった筈です。　

過去記事：
志比口橋/芝原用水を辿る

さようなら 志比口橋

さようなら志比口橋・架け替え工事 1

さようなら志比口橋・架け替え工事 2

さようなら志比口橋・架け替え工事 3

10月の画像・・・

小刀根トンネル

機会あれば、車を降りて じっくり観察したいです。