気持ちよい梅雨の晴れ間となった昨日土曜日。
夏の週末恒例となった“九州スタジアム巡り”のシメとして、昨日は大分市の大銀ドームへ行ってきました。
もちろん、サッカー観戦だけではなく、地元のご当地グルメもしっかり堪能してきましたよ~。
晴天の佐賀を出発し、高速道路をとばして一路大分へ。
2時間ほど走ると、車内になんだか硫黄の匂いが…
そう、温泉の街・別府に入った合図です。
とりあえず別府湾SAに入ってひとやすみ。
展望台からは、別府湾と別府の街を見下ろす景色が楽しめます。
ホント、天気も良くて気持ちいいですね~。
別府湾SAを出た後は、大分市を通り抜け、高速を南下し佐伯市へ。
今回は、豊後水道の海の幸で有名な佐伯市で、漁師町ならではのご当地グルメを楽しみます。
まずは海沿いにある「塩湯」でランチ。
その名の通り海水を沸かしたお風呂で有名ですが、隣接した食事処で食べられる海鮮料理も人気です。
店内には魚や貝、エビなどの生簀があり、食べる前からテンション上がりっぱなし。
人気店だけにけっこう待たされ、ようやく部屋に案内されました。
個室の窓の向こうには、豊後水道が広がります。
海を見ながら食べる海鮮は、また格別の風情がありますね。
この日は定番の海鮮丼に加え、思い切って先ほど生簀にいた伊勢海老のお造りもオーダー。
なんという豪華なルックス!(笑)。
やっぱり伊勢海老は絵になりますね~。
しかもこの伊勢海老、足や触覚がまだ動いています。
地元でまだ動いているイカの生き造りは食べたことあるんですが、ここまで新鮮な伊勢海老は初めてかも。
お造りを口に運ぶと、プリプリとした食感の後に、豊かな甘味が広がります。
もう、旨いとしか言いようが無い、なんとも贅沢な味わい。
少々値は張りましたが、思い切って注文してよかった~!
お造りを食べ終わった頃に、お待ちかねの海鮮丼が登場。
車エビにウチワエビ、緋扇貝に丸一匹分のアジ、タイにキビナゴ、ハマチに、地元で「りゅうきゅう」と呼ばれるブリの漬けなどなど…
豊後水道の海の幸が、丼からはみ出さんばかりに盛られています。
上にあるエビや貝を取っても、まだ下のご飯が見えないくらい…
それぞれのネタもとても新鮮で、コリコリとした歯ごたえがたまりません。
しかも、この内容で価格は1200円!
これは、今まで一番だと思っていた愛媛のマルトモ水産を超えたかも…
海鮮丼を食べ終わった頃、先ほどの伊勢海老が味噌汁になって運ばれてきました。
伊勢海老のエキスがとけだした味噌汁は、海老の旨みが凝縮してなんとも濃厚な味わい。
殻に残っていた身まで、しっかりと味わえました。
絶品の海鮮丼と伊勢海老を堪能した後は、名物の「塩ソフト」を注文。
ベースはミルクソフトなんですが、名前の通り塩味がアクセントになっていて、濃厚なミルクの風味を引き立てています。
なかなかユニークな味で美味しかったですよ。
海鮮とソフトを堪能した後は、店を出て佐伯市を観光。
真っ赤に染まった日の出の光景でも有名な「豊後二見ヶ浦」を見に行ったり…
道の駅を巡ってお土産を買ったりして楽しみました。
市内を色々巡っていたら夕方になったので、市内で早めの晩御飯。
どうしても食べたかった「ごまだしうどん」目当てに、市内の寿司屋「つね三」へ行きました。
これが、佐伯のご当地グルメ「ごまだしうどん」。
ごまだしとは、エソなどの魚のすり身にたっぷりの胡麻と醤油、味噌などを合わせた漁師町独特の調味料です。
このごまだしを、お湯をはったうどんに入れて食べるのが「ごまだしうどん」。
中央に盛られたごまだしを溶かして食べると、魚と胡麻の風味が口に広がり、漁師料理らしいなんとも豪快な味わい。
宮崎などで食べられている「冷汁」に、ちょっと似ているかもしれません。
これは、セットのアジと穴子のお寿司。
アジはとても新鮮でネタも大きく、とても食べ応えがありました。
ごまだしうどんにアジ寿司、どちらも佐伯グルメの底力を感じる料理でしたね。
つね三を出た後は、急いで大分市まで戻ってサッカーJ2・大分トリニータとジェフユナイテッド千葉の試合を観戦。
佐伯でお腹いっぱいになっているはずなのに、スタジアムグルメの「中津から揚げ」を買ってしまいました。
まあ、「から揚げは別腹」ってことで…(笑)
ウン、これもニンニクが効いてて美味しい!
試合の方は、1-4で千葉に完敗。
なんか、自分が見に行くと、九州のチームはなかなか勝てないような…(笑)
佐伯のグルメとサッカーを堪能し、大分の旅は終了。
来週からは天皇杯、J1リーグが始まるので、しばらくはサガン鳥栖の応援が続きます。
さて、今度の遠征は、7月19日のアウェイ神戸戦。
神戸ビーフとか中華街とか、ご当地グルメもしっかり楽しんでこようと思います。
Posted at 2014/07/06 20:42:18 | |
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