天気も良く暖かな陽気となった昨日の建国記念日。
週末には天気が崩れると聞いていたので、スピーカーのエージングも兼ねて久しぶりにメガーヌでお出かけすることにしました。
阿蘇に行くことも考えたんですが、メガーヌでの阿蘇デビューは新緑の頃にしたいと考え直し、今回は山ではなく海方面に出かけることに。
ちょっと前に
福岡県の糸島に行ったので、今回は唐津方面を選びました。
自宅を出た後は国道263号線を北上し、途中で323号線に曲がって富士町方面へ。
嘉瀬川ダム周辺を軽く走った後は、七山を超えて唐津市街に入ります。
小春日和でポカポカ陽気の唐津は、S660やコペン、ロードスターにSLKと、気持ちよさそうに走っているオープンカーがいっぱい。
こういうのを見ると、セカンドカーにオープンが一台欲しくなりますね。
お気に入りの音楽をかけながら虹の松原を気持ちよく走り、途中にある「からつバーガー」で休憩。
ドイツ車を中心に欧州車も多く停まっていて、なんだか佐賀じゃないみたい。
まぁ、ほとんどが福岡ナンバーなんですが…
さすがに今ハンバーガーを食べると昼ご飯が入らなくなりそうなので、飲み物だけ買ってひと休みしました。
ひと休みした後は虹の松原を少し戻り、次の目的地は唐津観光の定番スポット・鏡山。
登山口の大きな赤い鳥居をくぐって、ワインディングを楽しみながら山頂へ。
駐車場にクルマを停めて、展望台まで少し歩きます。
山頂展望台からの眺めは格別。
海岸線に沿うように広がる虹の松原と、唐津湾に浮かぶ大小の島々、どこまでも広がる青い空…
有明海の干潟とは違う、開放感あふれる唐津の景色に癒やされました。
鏡山を下りた後は、今日のお昼ご飯を求めてさらに唐津を北上。
唐津といえば「呼子のイカ」が有名ですが、今回はあえて呼子の先にある鎮西町を目指します。
唐津市内から約30分、快調にメガーヌを走らせて到着したのは旅館「大望閣」。
ここでいただくのは、全国的にも珍しい「サバの活き造り」です。
さっきまで生け簀を泳いでいたサバの活き造りは、鮮度バツグンでサバの口がまだパクパク動いているほど。
地元で卵から完全養殖したサバなので寄生虫の心配もほぼ無く、脂もしっかりのっています。
しっかりとした歯ごたえで、かみしめるたびに口の中に豊かな甘みが…
ウン、これは旨い! サバ好きにはたまらない味ですね~。
これまで大分の関サバが一番だと思っていましたが、脂のりと食感のバランスではこちらに軍配が上がるかも。
イカの活き造りなどの料理やお風呂、部屋休憩が付いた日帰りプランで一葉さん一人分くらいかかりますが、満足度はかなり高いですね。
旅館でのんびりとくつろいだ後は、港まで下りて愛車を撮影。
釣り人たちに怪訝な目で見られながら(笑)、呼子大橋をバックに良い写真を撮ることができました。
愛車を思う存分撮影した後は、道の駅などで買い物などしつつ、鎮西町の北端にある波戸岬へ。
波戸岬といえば「サザエのつぼ焼きの屋台」。
駐車場のそばに屋台が並び、地元や唐津の離島で獲れたサザエをつぼ焼きにして食べさせてくれます。
さっそくおばちゃんに1セット焼いてもらいました。
新鮮なサザエは磯の香りたっぷりで、肝の濃厚な味わいもしっかり楽しめます。
ほんのり甘い醤油ダレの、ちょっぴり焦げた香ばしい風味も最高ですね。
サザエのつぼ焼きを堪能した後は、波戸岬周辺を散策。
玄界灘に臨む岬には「恋人の聖地」のモニュメントもあり、カップルが幸せそうに写真を撮っていました。
岬を散策していたらいい感じにお腹も空いてきたので、ちょっと早い晩ご飯を食べてから帰ることに。
最後に選んだのは、地元で人気の食事処「千生ひょう太」です。
地元漁師から直接仕入れた魚介を使った料理が人気なのですが、今回はあえて“肉”で攻めてみました。
レアに焼かれたお肉がなんとも美味しそうな「カチドキ丼」です。
ご主人いわく、阿蘇の人気店
「いまきん食堂」の「あか牛丼」を参考にしたそう。
醤油ベースのタレにゴマや卵の黄身が入った特製ダレをかけていただきます。
ウン、これは旨い! 「あか牛丼」超えたかも!
地元産「上場牛」のモモ肉は適度に脂がのっていて食感も柔らかく、赤身肉とくらべて食べやすくてジューシー。
ボリュームでは「あか牛丼」の方が上ですが、肉質ではこちらに軍配が上がりますね。
1,080円と値段も手頃だし、これはリピート必至です。
鎮西町の魚貝と肉をお腹いっぱい堪能して、今回の唐津ドライブは終了。
呼子が有名すぎてスルーされることも多い鎮西町ですが、グルメのポテンシャルはかなり高いですね。
ホント、佐賀の人はPRが下手だからなぁ…
遠方の方が九州にいらっしゃった際に案内したい場所が、また一つ増えました。