先日の日曜から月曜にかけて、所用と観光を兼ねて家族で関東・東海方面へ出掛けてきました。
さすがにメガーヌに乗って2日間で関東往復する気力と体力は無いので、久しぶりに飛行機と電車を使っての旅行です。
仕事以外では久しぶりの関東、限られた時間を使って思う存分楽しんできました。
初日は、福岡空港から朝イチのLCCで羽田へ。
まずは朝食を食べようということで、思い切って築地市場まで足を伸ばしました。
この日は市場が休みだったので、場外市場でお店をみつくろいます。
にぎわう場外市場でいろいろな飲食店に目移りしながら、母の「ウニが食べたい!」というリクエストにこたえて、ウニ料理専門店に入店。
「朝からウニとはなんと贅沢な…」と罪悪感を覚えながらも(笑)、海外や国産のいろいろなウニが食べられる「食べくらべ丼」を注文。
アメリカやロシアのウニは少しクセがあったんですが、北海道や東北産のものは甘みがあってなかなかの美味。
山陰や天草、唐津で食べたウニより明らかにコスパは落ちますが、「築地で海鮮を食べる」という目標を達成できたので、個人的には満足です。
築地市場で朝食をすませた後は、都営浅草線に乗って押上駅へ。
もちろん、目的地は東京観光のベタ中のベタ、スカイツリー見物です(笑)。
初めて実物を見る家族は「おっきかね~!」と感動しきりでした。
展望デッキに上って、東京の街並みを見下ろします。
普段田んぼばっかり見ている九州の田舎者には、なんとも刺激的な眺めでした。
スカイツリー見物の後は、前から一度食べてみたかった「二郎ラーメン」の亀戸店で昼食。
他のお客さんの注文を参考にしてニンニクだけ入れてみたんですが、かなり強烈な味でした。
自分は濃いラーメンは嫌いじゃないんですが、味云々より店の雰囲気がちょっと…
ラーメン店にしては回転が遅いし、店員は高圧的でぶっきらぼうだし、客も一言もしゃべらず黙々と食べてるし…
九州のラーメン文化に日頃から親しんでいる自分としては、色々と疑問ばかりが残る店でした。
もう一度行くかどうかはわかりませんが、とりあえずいろんな意味で良い経験になりましたね。
二郎を出てそのまま横浜まで一気に移動し、所用をすませた頃には夜になっていました。
この日の夕食は、以前から行きたかった横浜中華街。
これで、横浜・神戸・長崎の三大中華街を制覇です(笑)。
中華をお腹いっぱい食べたかったので、今回はバイキングの店を選択。
テーブルに案内されたら、さっそく色々とオーダーしました。
定番のエビチリに…
やっぱり外せない酢豚…
ちょっとは野菜も食べないと(?)、ということでチンジャオロースー。
ご飯ものも食べたい、ということで、天津飯もオーダー。
豚の角煮もおいしかったですね~。
ここにはとても載せられないくらい色々な料理を注文して、最後はマンゴープリンでシメ。
いや~、どの料理もホント美味しかったです。
自分がよく行く長崎中華街のお気に入りの店は、どちらかと言えば日本人向けにアレンジしてあるのですが、こちらは香辛料の使い方など、かなり本場っぽい味わいでした。
このレベルの料理が食べ放題で味わえるなんて、さすがは横浜中華街、アッパレです。
お腹がはち切れそうなくらい中華料理を堪能した後は、ライトアップされた関帝廟を眺めながらホテルへと戻りました。
明けて月曜日の朝。
「富士山を近くで見たい!」という母のリクエストでこの日は静岡観光を予定していたのですが、関東地方は朝からあいにくの雨模様。
「とりあえず近くまで行ってみよう」ということで、富士市でレンタカーを借りて富士山スカイラインを走ってみたのですが、一瞬たりとも富士の姿は見えず。
本当はこの紅葉の向こうに富士が見えるはずなんですが、無念です。
富士山が見えないとなれば、もう“食”に走るしかない!ということで(笑)、まずは山を下りて海の近くまで走ります。
最初に向かったのは、しらす専門の漁港として有名な田子の浦漁港。
漁協直営の食堂で、名物の「生しらす丼」を味わいます。
釜揚げは時折食べるのですが、生しらすを食べるのは今回が初めて。
水揚げされたばかりのしらすは全くくさみが無く、ぷちぷちと噛みしめるたびに、豊かな海の香りと自然な甘みが広がります。
料金も650円とリーズナブルだし、ホント大満足の一杯でした。
帰りの飛行機を富士山静岡空港で予約していたので、空が晴れるのを期待しながら西へと向かいます。
途中で立ち寄った「エスパルスドリームプラザ」には、こんな悲しいパネルが…
我等がサガン鳥栖も一歩間違えばこうなっていたはずで、ホント他人事じゃないですね。
なんとかJ1残留してくれた選手たちに感謝です。
ダメもとで三保の松原にも行ってみたのですが、結局富士山は一度も姿を現さず…
「もう食に走るしか(以下略)」ということで、清水港まで戻って少し早い夕食をとることに。
漁港に隣接した市場内で、またまた海鮮丼をいただきました。
先ほども食べた生しらすに、由比漁港で水揚げされた桜えび、清水港のマグロと、駿河湾の幸を集めた一杯を満喫。
富士山には最後まで嫌われましたが、美味しい海鮮がたくさん食べられたので、自分的には満足です。
富士山静岡空港から福岡行きの飛行機に乗って、夜中には九州へ帰りました。
久しぶりの関東旅行でしたが、限られた時間で多くのスポットを回れたし、なかなか充実した旅だったと思います。
できれば次は一週間ぐらい休みを取って、晴れた日に富士山周辺の道を愛車で走りたいですね。