先日、文化の日と有給を利用して、山梨県に一泊二日の家族旅行に行ってきました。
さすがにメガーヌで関東まで遠出するのは厳しいので、公共交通機関を使っての旅です。
主な目的は、サガン鳥栖のリーグ最終戦となるヴァンフォーレ甲府戦を観戦すること。
もう一つは、富士山が大好きな母に、山梨側から富士山を見せてあげることです。
去年は静岡側から見ようと旅を計画したんですが、ぶ厚い雲が垂れ込め富士の姿は全く見えず。
今回は、そのリベンジも兼ねての山梨観光です。
福岡空港から朝イチの飛行機で羽田に飛び、新宿に出て高速バスで甲府へ。
甲府駅に着くと、信玄公の銅像が迎えてくれます。
シャトルバスで山梨中銀スタジアムへ向かい、サガン鳥栖を応援します。
山梨といえばワイン! ですが、この日は運転する予定があるので、泣く泣くぶどうジュースで我慢。
こちらは甲府名物の「鳥もつ煮」。
甘辛い醤油ダレが食欲をそそり、あと引く美味しさです。
試合の方は、エース豊田のゴールで見事甲府に勝利!
最終節を勝利で飾り、遠路はるばる足を運んだサポーターも大満足でした。
勝利の余韻に浸りつつ甲府駅まで戻り、予約しておいたレンタカーで河口湖方面へ。
この日は、湖畔の温泉宿に宿泊します。
のんびり温泉に入って夕飯を食べた後は、ライトアップされた紅葉を見ようと湖畔を散策。
しかし、残念ながらほとんどの木がまだ紅葉していませんでした。
地元のテレビ番組でも言っていたんですが、今年は紅葉が遅れているみたいですね。
翌朝目覚めると、窓の向こうには朝焼けに染まった雄大な富士が。
天気もバッチリだし、素晴らしい一日になりそうな予感です。
朝食を食べホテルをチェックアウトした後は、「逆さ富士」で有名な山中湖の長池親水公園へ。
湖の向こうにそびえ立つ富士山は、思わず息を飲むような美しさ。
湖面のさざ波がおさまらず、逆さ富士は綺麗に見られなかったのですが、それでも家族全員大満足でした。
山中湖で富士の姿を目に焼き付けた後は、次の目的地「忍野八海」へ。
富士の伏流水が湧く8つの池からなる湧水群で、前から一度行ってみたいと思っていた場所です。
まずは、一番の見どころと言われる「湧池」へ。
富士の伏流水はとても透明度が高く、湖底にたなびく水草や池を泳ぐ魚たちまで綺麗に見ることができます。
湖面は鏡のように澄み切っていて、周りの木々や東屋を映し出していました。
美しい池を中心に、富士山を借景とした見事な庭園。
期待以上に素晴らしい景色が楽しめました。
忍野八海を出た後は、再び河口湖に戻ります。
当初はロープウェイで展望台に上る予定だったのですが、平日にもかかわらず「1時間待ち」の表示が出ていたため、今回は諦めることに。
代わりに、ボートでの河口湖遊覧を楽しみました。
湖面から眺める富士山も、また違った趣がありますね。
河口湖大橋と富士山のコラボも。
こちらもなかなかレアな眺めだと思います。
河口湖遊覧から戻った頃にはちょうどお昼時だったので、こちらでランチを食べることに。
山梨の食と言えば、やっぱり「ほうとう」です。
今回選んだのは、古民家風の重厚な佇まいの専門店「ほうとう不動」。
お待ちかねのほうとうが、鉄鍋でアツアツのまま運ばれてきました。
野菜たっぷりのほうとうは素朴な味わいで、まさに“山あいの田舎料理”といった風情。
散策で疲れた体にじんわりとしみこんでいくような、滋味あふれる一杯でした。
ほうとうを堪能した後は、河口湖を後にして一路勝沼へ。
山梨の名産であるワインをお土産にしようと思い、地元のワイナリーを訪ねます。
運転手の自分は試飲できないので、ここでも飲むのはもっぱらぶどうジュース(泣)。
家族に飲んでもらって、自分に合いそうな甘口のワインを何本か購入しました。
山梨最後の目的地は、「桔梗信玄餅」で有名な桔梗屋本社工場。
お目当てだった「信玄餅詰め放題」はすでに終了していたので、お土産を選びながら敷地内を散策することに。
こちらは、桔梗信玄餅とソフトクリームがコラボした「桔梗信玄ソフト」。
ソフトに餅ときなこ、黒蜜をトッピングした、まんま桔梗信玄餅なソフトクリームです。
ウン、やっぱり乳製品にきなこ+黒蜜は鉄板ですね。予想以上に美味しかったです。
こちらは、お菓子とコラボした「桔梗信玄カントリーマアム」。
個包装で価格も手頃なので、会社へのお土産にぴったりです(笑)。
桔梗屋本社工場でお土産を買った後は、甲府駅に戻って山梨の旅はお開きに。
信玄公の銅像に別れを告げ、新宿→羽田→福岡空港を経由し日が変わる前にようやく帰宅しました。
自分たち家族にとって初めての山梨でしたが、絶景の富士山観光はもちろん、ワインやほうとうなど名物も多くとても楽しい旅となりました。
九州からだとなかなか行く機会がないのですが、今回足を運べなかった名所もたくさん残っているので、ぜひまた再訪したいと思います。