・書籍で知識として知っていても実際に経験しないと分からない事は多い。今回は薪の話。先日来ストーブの点火に苦労している。薪ストーブというのは煙突が上昇気流を生み新しい空気を吸う事で盛んに燃えるようになっている。では上昇気流が起きないとどうなるかと言うと、部家に煙が逆流してしまうのだ。時計型ストーブは隙間が多いので、煙があちこちから漏れ出てくる。
・それから焚きつけに火がついても、立ち消えしてしまう事も多い。焚きつけから小枝にも上手く火が回らなかったり、太い木を入れたら火力が下がってしまう現象も何度かあった。火がついて燃えていても全然暖かくならないのだ。考えて見れば最初の頃は拾いやすい場所にあった細い小枝を持ってきて燃やしていたので引火も早かったし、燃え出すと手が付けられないぐらい熱くなっていた。室温がプラス20度ぐらいまで上がってしまって汗かいたりもした。しかし畑の奥で半分草や土に覆われていた物を持ってきて燃やすようになったら上の通りだ。別に最初の頃の薪が無くなった訳じゃないけど、どんどん上に積んで行くので取り出しづらいだけなんだけどね。
・で、どんどん薪を厳選して、これは確実に乾いているな、という物を入れるようにはしているのだが、それでも材の重さで見ているので含水率が分かる訳ではなく、時々ハズレもある。ほんと薪ストーブで一番大事なのは燃料である薪の乾燥である、それだけは確実に分かった。
・最近よく思うのだが、あらゆる物で私はハードについては注意を払うがソフトについてはいい加減な所があった。というか、ソフトの重要性も分かるけど、良い物ばかり選べなかった。車のガソリンに関してはかなり品質基準が高くて「これ使ったら駄目だった」という事は無いのだが、
・ボディーのアンダーコートスプレーをしようと思ったのだが、一番使いたいゴム系の耐チップ性コートは1リットル缶が1000円ぐらいなのでこれを使いたい。が、専用のガンで吹けと書いてある。調べてみたら高粘度塗料の場合、加圧ガンと言って塗料タンクにも圧力かけて圧送する仕組みの物があるみたいだ。
・ドラシャのブーツを交換した。自分の知識や作業能力の無さを実感した。まあ、誰がやっても手探りだとあのぐらい掛かるかも知れないけどさぁ・・・でも、ぶっこわさずに交換出来たので良しとしよう。問題は助手席側の部品も取ってあるし、足回りのOHパーツも揃っている事だな。さて、U41の足の詳細。U42Tのアッパー取った時に「あれ、ストラットのアッパーってこんな構造なのか?」と思った。ブッシュがほぼ無可動でベアリングが付いている。アッパーがピロならまだ意味が分かるが、このベアリングはラジアル方向にだけ回る構造だ。ストラットはストロークするとキャンバー変化するのでアッパーは動く必要があるし、ベアリングにそういう方向で力を加えるのも間違いじゃ・・・と。取り外して分かったが、U4*系の祖先、はじまりであるU41Tは私が考えるようなやわらかいブッシュでアッパーが傾き、ベアリングは入ってない構造だった。ただ、そうするとハブがステアリング切って回る時に少し回転が重いかも知れない、それだけ。乗り心地はブッシュ容量があるU41Tの方が良さそうだが、スタッドレスにしてしまったので確証はない。
ではなんでU42Tになって変になったのか?噂ではU41Tはタイヤの偏摩耗があり、その対策品が出たそうだ。とするなら、テンションロッドのブッシュの件もあわせて、U42Tは改良されているとも言える(U42Tはタイヤの摩耗は素直だ)。でも、本来の設計はU41Tのはずで、U42Tは対処療法的に足を動かなくし振動も酷くなるチューンで対応したとも言える。まあU41Tは本当に設計がまずい箇所もあるから、初期型が理想設計だったとも断言出来ないけど。
・という事でブーツ一個でこの騒ぎだったので、アンダーコートも補強も何も出来なかった。まあタイヤ交換とエンジンオイル交換が出来たから、最低限冬の支度はしたことになるかな。
Posted at 2012/11/21 21:06:19 | |
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