2016年06月30日
・先日から腰にサポートベルトを巻いているのだが、腰への負担が大きく減って助かる。以前は痛い場所が違った関係でデメリットが目だったが、やっぱり最終的に痛くなる場所は似てくるのかも知れない。ただ、昼間は立ってるのでそれで楽になるのだが、家だと座るので外さざるをえないのと、ベルトきついので腹にくい込むのがデメリット。蒸れとか空調服との干渉は特になし。バッテリー充電はやっぱりとても早い。ちょっと注意が必要かもと思ったのは、リポは満充電だと運搬リスクが増えるからか、単純に電力をけちるからか知らないが、モバイルバッテリーには1/4しか充電されてない状態で届く。
もう一つ、モバイルバッテリーの実効容量は5~7割と書いてあった。電圧変換ロス等により・・・と書いてあるが、ロスで減るというより、変換時に吸い出せないと見るべきな気もするが、13400mAhとあっても実質は7000mAhらへんだと思われる。ライフサイクルは500回とあるが、今のところ目減りは全然感じないけれど、これは実際どのぐらい使った場合の話なんだろう。携帯なんかうちのはもう5年は使っているが全然大丈夫で、500サイクルは多分超えてると思うけれど、古チャージで500なんだろうか?互換品の空調服もバッテリーケースは無事このモバイルバッテリーが入ったので、標準でコレでいいと思う。もう単三をいちいち入れ替える手間に耐えられないと思う。ただ、USBのスイッチは思った通り強度がなく、根本からかなり伸びて出るので、曲がってしまった。分割したら基盤の曲がりだとは分かったし組み直せたけれど、出来ればコードの途中にスイッチが入る方が望ましい。もちろんUSB延長コードを使ってかませる事も可能だが、接点増やすのも好ましくないしなぁ・・・
・仕事は巨峰の摘粒と切り縮め。やっぱり毎年伸びすぎて着色が悪い所は現時点でも房が馬鹿でかく伸びているので、今の時期に仕上げ摘粒に入るのは必要だったと思う。というか、多分毎年袋掛けの時にはこんなの見ていたはずなんだろうけどね。他の場所もちょこちょこ長いのや小玉を見つけて抜いているが、こんなの粗摘粒終わっていれば半日仕事だ。まあ、成長が一部異常な事が問題っちゃ問題だが。デラはこんなのに比べれば重いと言っても220g程度までしか伸びない。標準180gで220と言えばせいぜい30%増し程度だが、巨峰は標準450gで実際800とか50%増しになってしまうので優先度は高い。
午後も夕方までデラの房切りと摘粒をやって、明日の笠掛が出来るように下準備しておいた。順調に進めば1日で終わってホライゾンを使わずボルドーに出来る。というか人によってはここで防除入れず収穫後ボルドーで一気に終わらせたりするらしい。うちは爺さんの所にホライゾンを撒くし、ピオーネにも散布するのでホライゾンを入れる事自体には何の問題もないが、無駄ではある。やるとしたら、明日に爺さんの所でホライゾンとオンリーワン・レーバス、うちの巨峰園とピオーネでもオンリーワンとレーバス。爺さんの所が200ちょい、うちが巨峰園だけで300ぐらいで1タンクだから、やっぱりホライゾンでピオーネとパープルやるのが楽か。
・近所の自立支援施設のブドウ園もちょこちょこ外から見ているのだが、苗の誘引しろって会ったときに言っといたが全くやってないのでナスの苗に負けてたので多分終了。
・オーディオパーツが届いた。やっぱり16cmのスピーカーは箱が大きくてアマゾンの大きなダンボールで届く。ヘッドユニットは逆にかなりコンパクト。ここでちょっとスピーカーの振動板の素材について。高周波を受け持つツイーターは高周波応答性を高めるため、出来るだけ軽くて強度が高く内部減衰が少ない素材、まあ多くは金属板を使っている。アルミとかチタンとかボロンとかかな。ミッドを受け持つスコーカー及び2WAYのツイーターだと一番耳に届く部分なので紙やシルクなど天然素材か、安く作れる樹脂が多い。金属もアルミなどがあるし、複合材の使用もある。ウーハーは減衰が大きい紙が多くて、安いのがPPなど樹脂という認識だと思う。ちな、クラリオンのSRT1633はウーハーがPP+カーボン、ミッドとツイーターが多分アルミ、色からするとアルマイトかも。
しかし、安物と思われていたPPだが、ウーハーの振動材としては理想的な特性があり、しかも耐久性も高いのだそうで、ソニーがスピーカー作っていた頃はPPを特殊な製造法で厚さを調整などしてハイエンド機に使っていたりもした。もしかしたら今後はPPウーハーが増えるかも知れない。という事で紙やアラミドっぽい振動板じゃないから音が悪いとは言えないかもという期待が一つ。
もう一つ、カロッツェリアの競合機に面白い説明がついていたので覚え書き。普通は2WAYはクロスオーバーがミッドの途中に来るのだが、そうすると音域の繋がりがスムースにならないのでスコーカーの受け物を増やしてある、のだそうだ。その分高音域が辛くなるとは思うが、どのみち16cmの同軸の中央なんて普通に20KHzは超えるユニットのはずなので(何しろワンウェイフルレンジだって10cmであるんだから)別に問題ないのだろう。ただ、うたい文句だと、まるでウーハーが低音と高音をカバーして、ミッドのみスコーカーから流しているように錯覚しそうなのはどうかと思う。こんなの「クロスオーバーを下げた」で済む話しではある。では、なんで下げたのか?あるいは、これまでなんで下げなかったのか?
音源ソースの話をすれば別に下げて何の問題もなかったのだろうと思う。下げるべきだったと思う。40KHzとか誰も聞かない。ただ、ウーハーでミッドレンジを再生した方が音が綺麗だったか、同軸で積む時にミッドを大きくすると色々問題があったのではないだろうか?具体的にはウーハーの邪魔になるとか、出っ張るとか、ユニットが収まらないとか。でも3WAYがある事を考えると、やっぱりウーハーのがミドルレンジの音が良かったんだろうな。
さて、ミニキャブの純正スピーカー穴がどんなんか知らないが、どのみちポン付け出来ない事は分かっているのでMDF板を買ってきた。これを切り出してマウントにしようかと思っているが、付属のホンダ用ステーとかを使ってしまっても出来るんじゃないかとは思う。
・ミライースのあまりに跳ねる乗り心地の悪さは安いOEのエコタイヤに起因すると思い軽く調べて見た。今、155/65-14という軽自動車のサイズは意外とラインナップが充実している。各社めぼしい所を探ると、石橋にはなんとレグノブランドのモデルもあるし、プレイズ、ネクストレイらへんがある。ネクストレイはスニーカーの後継で、スニーカーがカジュアルすぎる名前だから改めたのか知らないが、値段は一本2500円ぐらいと爆安である。最近はゴムも安くなってるのか製造方法が違うのか。レグノは出したのは偉いが、値段が一本8000円超えるので、ちょっとやりすぎたと思う。
以前好きだったが不正続きで疑ってみているトーヨーはトランパスLu、エナジー3、テオプラスあたり。てか、テオプラス長生きだな!10年以上軽く残ってるぞ。値段は石橋と下の3つとほぼ同じ。選ぶならトランパスLuだろうが、ミライースは軽量のセダンボディーなのでどうなんだろ?
ハマはブルーアースとかそこらへん、ダンロップは車はエナセーブだっけか?あまり信用してない。タイヤサイズなどに関して言うと、155/65-14ってEE100系カロバンの標準が155R13だから、あれの5%小さい位なんだよな。まあ、バンタイヤと比較するのもアレだけど、乗り心地重視で大きくしているし、LIが75というのは387kgにも耐えられる。同じぐらいの重さの昭和の軽の定番135R12はLIが68で315kg程度だ。もちろん、あんなグリップが低いタイヤは良くは無いが、乗り心地って意味だと1tクラスに耐えられるタイヤサイズが入っているってのがミライースな訳で、メーカーもそのサイズに低LIモデルは出せない(高いLIの特注品はあるケースも)。安いタイヤを無理矢理転がり抵抗下げるため指定気圧が高い。これを各社のミドル~トップレンジあたりにして2.2kgあたりで使えば大分違うと思うんだが、皆ミニバンを意識しすぎている。うちのミニキャブもミニバンタイヤはいて別に問題ないので、軽セダンにダメって事はないだろうけど。
Posted at 2016/06/30 20:51:23 | |
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2016年06月28日
・仕事は巨峰の摘粒を終わらせてからデラの摘粒に入った。こっちはサイズも小さいし密着度合いも低いので作業は楽、なんならそのまま笠かけてもいい。午後4時ぐらいから雨で作業を上がり、エンジンポンプの修理。特にこんな事やらないでもよかった気もする。
・カーオーディオはあれから少し選んでみたが、オクの純正中古はコネクターはいらんが状態が悪いのに社外品並の値段がついていて論外だった。最近オクよりアマゾンの方が安くて良い物が多くて使っているかも。というかアマゾンも店として見るとオクと比較するレベルのハズレがおおい訳だが。今後乗り換えても社外オーディオはコネクターかえれば流用出来ると判断して少し投資してもいいかなと考えている。1DINのフロントUSBとCDがあるモデルが有力だが、CDは原盤持ち運ぶ事も今後無いだろうしUSBに絞ってもいいかも。そうするとカロのMVH3200が5600円。変換コネクターが800円ぐらい。
CDがどうしてもという人は6200円でDEH380というのが、USB両立だとDEH4200というのが7000円ちょいでした。今回は3200をチョイス。奥行きがすごい短いと評判だそうだ。
スピーカーだが、10cmのトレードインタイプでメーカーものだとこのクラスは大まかに2種類ある。フルレンジか2WAYかである。実はクラリオンには3WAYまであるのだが、10cmにそこまで必要かは甚だ疑問である。フルレンジだとさらにフォステックスの普通のオーディオ用のユニットもあって、値段もカーオーディオより安いのだが、8オームなのでアンプが対応してない可能性はちょっとある。でも、オームが高い分には電流が流れないだけだから、特に問題ないかも知れない。うちもアルトは普通のオーディオのスピーカーユニット入れてたし。ただ、ミニキャブはドアにスピーカーグリルがなく、コーンを蹴ってダメにする可能性が高いので除外。
大まかにまとめると
フルレンジ 2WAY 3WAY
カロッツェリア TS-G1030 TSーF1030/TS-G1045
ケンウッド KFC-E1055 KFCーRS103/1065
クラリオン SRG-1023 SRT1033
そのクラスで一番安い製品を選んでいるので、もちろん同じ仕様でもっと高いのもある。フルレンジは4000円前後だが、2WAYでも5000円しない感じ、もっと言うとクラリオンの3WAYは4000円前半と仕様の中ではとても安いが、ドンシャリ系であわなさそうなので落とす。カロもケンウッドも海外製品が並行輸入で入っているが、国内向けも大分安くなっているのでどちらも同じ。問題は、5000円出すと、16cmの2WAYが選べてしまう事。
カロ TS-F1630 4990円
ケン KSC-RS164 4250円
さらに3WAYも買える
クラリオンSRT1633 4955円
ケンのRS164は10cmのワンウェイ並の値段だが、音の評価はちょっと良く無い意見も見える。カロのF1630は多分定番中の定番で無難な選択肢だろう。クラリオンのSRT1633は10cmだと無意味だった3WAYが少しはマシになる・・・とは思わないが、評価は割と良い。というか、アマのレビューでF1630とSRT1633に直接言及している物があって、クラリオンの軍配を上げていたのでこっちを今回選ぶ事にした。が、注文した後で、カバーがついてない事に気がついた。まあ、これは1630でも同じなので、取り付けたら気をつけよう。特に助手席に荷物積むのが危ない。
合計1万を超えたけれど、一体どんだけ車に乗る時間があるのか?って考えてはいけない。まあ一応10万キロは超えたから、それだけ乗ってるはずだけど、あんまり実感ないな。オーディオの事言うなら静かなEVやHVで改造やってみたい。エンジンついてるとどんなに静かだと言っても所詮は知れてる。だから車のオーディオはそのノイズを覆い被して消すタイプの物として発達したのだろうけれど。
・USBの充電器をソーラーの電源から接続出来るように改造した。懸案だったシガーソケットのメスは、ナポレックスのソケット分岐アダプターのオス部分を鰐口クリップに交換して安価に出来た。10Aまで対応なので、もう片方にもUSB充電器などを取り付け出来る。ただ、このアダプターにはLEDがついており12V専用なので、24V系ではまだ運用していない。そもそもUSB充電器にもLEDはついているのでLEDをあきらめるなり、抵抗を変更すれば使えるかな。というかLEDも電力を消費はするので、オミットするのが正しいかと思う。充電速度は目に見えて違うかは今後検証予定。とりあえず予備の空調服もリポ化したので投入、お手伝いさんには好評でした。という事でバッテリーは2台充電が必要なので、さらにダイソーでチャージャーとケーブルを購入します。まあ、充電速度はかなり早いので、一台でも充分回りますけどね。
・イギリスのEU離脱問題だが、その直後に沖縄県での米軍の事件や飲酒事故が続いているのに飲酒解除とか、基地建設の強制執行的な日本政府の動きを見ていると、EU離脱は決して対岸の火事ではないんじゃないかなぁと思ったりもする。いや、現実問題、沖縄が独立するとは思わないけど、よく「沖縄は基地や補助金で成立しているから絶対独立なんて出来ない」と言うけれど、今回のイギリスの離脱だって損得勘定だけするなら離脱はかならずしもメリットだけではない。むしろ「治安」や「社会保障」という金銭価値にしづらい物をEU経済圏のメリットより大きいと国民が見たからああなっているのである。グローバリズム対ローカリズムと書いたが、もっと言うなら「グローバルマーケティング・グローバルエコノミー」対「ローカルソーシャリズム・ローカルコミュニティー」という構図なのだ(もちろん、ローカルエコノミーやグローバルコミュニティーという概念もそれぞれある)。そのように見るなら、沖縄問題はまさにEUにおけるイギリスに準じる部分があるんじゃなかろうか。
Posted at 2016/06/29 23:34:26 | |
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2016年06月27日
・午前中はすごい雨でお休み、午後からパープルを中心に房作りと新梢管理。夕方になってポンプの修理に手を付けた。メタルロックが想像以上にしっかり付くのでポンプの割れたフランジと本体のクラックの修理。クラックはアルミ板をあて板にしたが、板金なんか出来ないので適当に貼っただけなので、ある程度の漏水は覚悟。あとはエンジンがどうなるかだが、エアクリがとりあえず崩壊してた。このポンプは50㎜だが、先日40㎜へのダウンサイズアタッチメントを作成したので、40㎜化も出来る。また、40㎜の筒先だが、先日分解修理した40㎜の筒先を、アタッチメント作成で余った先端部分に取り付けて余剰部品同士で簡単に脱着できる物に出来た。先日もそうだったが、このノズルはゴミが詰まりやすいので、簡易脱着は必須。
・ミニキャブのオーディオ関係のおさらい。手持ちのヘッドユニットを使えるか調べたら、ミニキャブは奥行きが厳しいのが多いのと、やっぱり旧式でCDなどアナログ部分の劣化が心配になってきた。また純正だと背面にソケットが必要なので、三菱純正以外を入れるメリットは薄いかなぁと。社外コネクターは1000円以下で手に入るので、汎用オーディオにコネクターという方が楽そう。まあ、ミニキャブにはスピーカーは無いので一部のコネクターはいらんのだけれど。
ヘッドユニットは当然だが社外品でAM・FMラジオのみなんて製品は存在しなくて、今は一番ベーシックな物はUSB接続のMP3プレーヤーのようだ。USBの音源を入れるかどうか別として、音飛びなどには強いかな。これが5000円ちょっと。あとはスピーカーでミニキャブに何センチが入るのかどうも分かりづらいのだが、U6系と思しきオプションリストだと10cmの模様。でもバンだと13cmも可能みたいだし、どうなってるんだろ。まあスペーサーかませばなんでも入るだろうけど。この上はCDプレーヤーが付くタイプが6000円、USBとCDが付くタイプが7000円と分かりやすい。
ただ、エンジンが半分終わっていて、乗せ買え検討して探しているが、U42Tがほんと出てこない。出てきても割高でリビルトのがマシ、リビルト積むのも手かと考えるほどだが、あれだって中身どこまで新しいか分からんしなぁ、補機なんもないし。不思議なことに、年式的にはU42の時代のはずの物で写真もU42の3G83がU41という扱いで安くは出ている。しかし、型式表記を見るとちゃんと車検証から抜いているっぽいし、ほんとわけわからん。中にはU42後期のMPI化したエンジンがU41として売られてたりするし。かと言って中古の軽トラはオクだと詐欺する気マンマンの出品か、店で買ったほうが安いようなのばかり。
・今期アニメもほぼ終わりなので評価
神 ふらいんぐうぃっち ほのぼの路線で非常に丁寧な作り、現実とのリンクもいい具合。最後までおねえちゃんと犬飼がかわいかった。
Reゼロ: ループ物かつ異世界物、主人公の行動原理に共感できなければきついという声も
秀作
キズナイーバー 最後もこぎれいにまとめて、脚本的に見ればせいぜい並作だけれど、作画やキャラ、演技、演出が良かったので秀作。TENGAと千鳥の最後のやりとりでお腹一杯になりました。
並
アスタリスク 原作、設定、作り込みなど全部並というか、もう満腹の出来なんだけれど、アスタリスクは二期まで見てあまり嫌いにはならなかった。最大の理由は他の類似作品が下品なエロで売ってる感じに対し、アスタリスクはエロで釣るためというより、純粋にこういう作品作りたいんだなというのが伝わってくるから。まあ主人公ハーレムではあるんだけど、メインヒロインのユリスが常識的かつ良心的だったのが○。
少年メイド 普通に良い話しばかりだった。これ、小説にしたら児童文学でありそう。敢えて言えば円様がやや非現実的やけど。
ネトゲ嫁 オンラインRPGはVRというアニメ世界の風潮の中、あくまでオンゲはオンゲとして切り離してもちゃんと物語が出来ている作品。感じとしては学園物としての要素が強いかな。ヒロインが軽度の精神疾患という所はくまみこに似ている。
ハイフリ 独自の世界観や日常になじめないまま終わった感じがするが、似たようなジャンルの「ゆゆゆ」とか「ビビッドレッドオペレーション」とか「艦これ」とかより納得しやすい所に落ち着いたのは評価できる。数が多い割に主要キャラはある程度立たせることにも成功したし。
記憶のゴミ箱フォルダー行き
ハンドレッド ちゃんと見てないからか、どうも主人公の理不尽モテとか誰に焦点を当てたいのか分からなかった。歌の場面で絵動かせないなら無理に妹をアイドルにしなくてもよかったんじゃなかろか。
ビッグオーダー 退屈で切った。ギャグなのか、シリアスなのか、バランスを取るためにどちらかを入れるのは分かるが、これは作り手がやりたいことがないままバランスのためだけに混ぜた感じだった。
ルル子 トリガーがガイナの系列なのは分かるが、どうしてガイナのダメだった作品を彷彿とさせる駄作を作るのかわからん。フリクリやグレンラガン、パンストらへんの面白くない部分を煮詰めて5分にしたような作品。
ジョーカーゲーム 多分傑作だと思いつつ、アニメでまでこんなヘビーな作品を見る必要があるのか?と思ってみなくなった作品。多分全然悪くない。
突き抜けて忘れたくても消せない作品
くまみこ 最終話見てコメ見ながら思ったのだが、やっぱり分かっている人にはこの作品に潜む毒は伝わっていて、それを見据えて改めてみると、この脚本はむしろすごい意欲作だと分かる。ただし、原作者の意図を踏みにじってまで自分の思想をぬりたくるやり方は、押井や宮崎と一緒であり、そういう意味だとピエールは許せない。こういう問題提起をしたいなら、自分のオリジナル作品でやるべき。
作品の毒とは何か?端的に言うなら「荒廃していく田舎社会の暗部」と「アイドルという虚業の功罪」だろう。萌えアニメに見えて、この2点は物語の初期からあちこちに不穏な空気としてちりばめられてきた。過疎化が進む田舎の村おこしなんてのは軽薄な売名行為でしかなく、本質的な問題解決能力はもはやない。役所も形だけこの手のイベントをやるが、基本的に役人は他人任せで責任能力はない。そして、老人達は自分達の既得権益を守るために若者を犠牲にしている。あの中で描かれた気持ち悪さはそのまま現実のソレなのだ。
一方の若者もどんどん自己がなくなり、辛いことから目を背け、あるいはアイドルなんて薄っぺらくてイメージだけの物に憧れたりするが、実際はトップアイドルでさえ事務所の力にまけて晒し者の反省会で公開処刑とかされているのである。アニメの中でマチが石を投げられていると被害妄想にとり憑かれるシーンがある。あれは糖質のマチの妄想という理解が多いかと思うが、はたしてそうだろうか?巫座が神事で山神から神託というかビジョンをもらったその先に、本質的に喝采も投石も同じという結論があったのではないだろうか?その辛い現実を前に幼児退行が現れていて、「カミーユか!」という突っ込みがあったのは面白かったが、状況としては結構似ていると思う。
という事は、ナツもあれをトリックスター的な物として考えるのではなくて、一種のメタファーとしての存在と考えたほうがいいのではないだろうか。田舎社会ではあがめられつつも、半分は恐れられていたのが野生を失っている者、社会には出てこられないはずだったのに、今は見世物的に理解されているもの。あるいは、ナツはもう一人の可能性としてのマチなのかも。
・ミラーレス車が認可されて導入が進んでいくそうな。ミライースの視界チューンでも書いたが、今の車は安全性や空力のために視界が犠牲になっているし、メーカーも良識を疑うミラーをつけてよこすので、ミラーレス化というかカメラによる合成視界の導入には賛成。特にピラーとかも曲面LCDに深視界合成できるようにならんかね。SFの世界だと結構普通なんだけど。あるいは、その前にHUDタイプの視界補助が出るかも知れないし、逆に全周モニタリングはAIによる自動運転への布石という見方も出来る。現実問題としてAIといえど真横の画像まで処理するのは大変だろうけど。
おそらくミラーレス化したら今度は画像処理をかけて輪郭補正や明暗のゲインの調整なども積極的にかけるだろうし、もしかしたら強調表示やマーキングなんかもするようになるかも知れない。その技術に慣れたら、それは今度フロント側でもやりたくなるだろうなぁ。
・最近の共産党の演説や国会討論などを聞いていて感じるのだが、こいつらがやるべきは理念が違うミンスとの野合じゃなくて、与党批判ばかりしていて論調まで反対を述べて極論を言えばいいという風潮を改めることではなかろうか。せっかく良い政策を掲げたり、現政権の問題点を指摘してたりしても、単なる揚げ足取りや当てこすりのような議論ばかりしていては、誰も喜ばない。いや、与党は喜ぶか。
・明日は巨峰の摘粒続き、午後は雨のようなのでデラの摘粒とか新梢管理
Posted at 2016/06/28 21:07:00 | |
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2016年06月27日
・今日は棚回りの日だったが、その前に小学校園の袋掛け手伝いとか、緑枝継ぎ講習会とか盛りだくさんだった。緑枝継ぎというのはブドウに別のブドウの枝を継ぐ技術で、自根だと病気が出たり生育が弱いのを強くする他、成木に継いで別の品種に切り替えるのにも必要な技術。台木が強すぎて持っていった穂木だと負けそうな感じもしたけれど、ダメもとでやってるので上手くいったら儲け物。この技術でうちの台木達も活用しる予定。
・棚回りは多くの人の参加と活発な交流になり、普段は見ない人の園も見られたし、講習会会場も概ね好評で良かった。追加でお菓子を自腹で買っていただけたので、レストランにもそれなりにメリットがあったと思いたい。料理も盛りを良くしてもらった感じもある。料金は一人新入りの指導の研修生が来たので少し増えたのだが、500円の負担金でまさかの20円余りというドンピシャだった。お酒飲めない人がジュースにしたり、指導員さんの料理もその場で選んで貰ったりしたので、これは良かった。ま、それからお菓子食べたので足は出たけれど。直売所でもセロリのスープを買って貰ったりして助かった。
・送りでデリカのワゴンを運転したが、これ運転しづらいな(笑)。型式は多分スペースギアという4代目のモデルで、2.8Lのディーゼルターボ。まずキャビンが高い。元からタイヤサイズなどが大きく車体全体が腰高だが、さらにパジェロのフレームを使っていてフロアが高い。ただ、同時代のマツダボンゴもひっどいフロアの高さだったので、FRベースの4WDのワゴンだとこんな物か。
取り回しは上のような素性でさほどハンドルも切れないので小回りは苦手で、初期に頭が入っていかない。ただ、安定性は高くて、車高の割にロールは控え目。一番使いづらかったのはコラムシフトATで、ボタン式ロックではなくゲート式の安全機構を使っているため、思っている所にシフトしづらい事が多々あった。別にベンチシートでもないんだし、フロアシフトでもインパネシフトでも困らないと思うんだが。まあ、フロアにはなんとサブトランスファーのレバーが生えていて、4WD、4WD-L、2WDと切り替えられるので、オフ性能は高そう。
足回りは常にピッチングというか長い周期の揺れを感じた。ホイールバランスの悪さにも似ているので車の素性とは断言できないが、ともかく滑らかに速く走るような車じゃあないね。乗員の乗り降りのための後席のスライドドアには電動ステップがついており、それだけ段差が大きい。ドアは後席はそこ一つなんだけど、こういうの普通なんかな?冬期の傾斜地での運用もあるし、安定性は高いので、酔っぱらった後にのせてもらってあちこち回るには案外いい車かも。
・じぶんちの仕事は棚回りの後、少しパープルの房作りを行ったぐらい。お酒はナイアの甘口を2グラスぐらいだったので、それほど酔わなかった。明日は自転車取りにいかなければ。雨が降るそうなので、デラ園で新梢管理と房切り縮め。午後はパープルと巨峰の摘粒。
Posted at 2016/06/27 20:45:54 | |
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2016年06月26日
・仕事は草刈と大粒種の粒抜き、ショットベリーが多くて作業が大変だが、生育は順調。新梢がなかなか止まってないので摘芯や誘引が必要そう。夕方からワインサミットに行く。
・今回三回目、前に予定した物を中心に、先に来ていた先輩とワインを交換しながら色々飲んだ。総評としてハズレはなく、全部高いレベルでまとまっている。
「ノーザンアルプスワインヤード」
メルロ2013 前も飲んだ気がするが、あれだけ寒い地区なのに丸いメルローの味がする。きっと収穫をしっかり待てるのだろう。
シャルドネ 野口 2014
酸味が残ると書いてある方のシャルドネ、私はこの味はすごい好きだわ。酸味と爽やかさがしっかりしていて、以前の山辺に近い味わい。残糖が多目なので、少し飲み飽きやすいのだが、逆にとっつきやすさもある。
どちらもボトルが酒屋みたいな渋いスタイル、カネヨって屋号に読めるけど、どうなんだろ。
「河村ワインヤーズ」
マスカットベリーA 塩尻郷原 2014
今回全般的にベリーAが多く、しかも濃い味が多かった。ベリーAは軽いワインが多かったのだが、濃くして樽を効かせるスタイルで、メルローと間違いやすい感じもする。何がベリーAなのかって話になるけどね。
「サントリー 塩尻ワイナリー」
塩尻マスカットベリーA2013
これもベリーAらしさは、グラスで開いてきてやっと分かる感じ。ともかく強い。メルローに遜色ないタンニンで、値段を考えると今後ベリーAでかなりのクラスまでまかなえるんじゃなかろうか?
信州シャルドネ2014
今回私はシャルドネのレベルの高さに圧倒されていた。これも綺麗な酸、ここちよいアフター、文句の付けようがないシャルドネ。逆に言うと全部が似通ってきてしまっている気もする。信州の中でさらに差別化するのは難しそうだ。ネーミングからすると原料はあるいは高山あたりからかも。
「アパチャーファーム」
Another side 2015 ヴィラデストに委託醸造の新しい所、メルローらしい。正直今回のハズレを選ぶとしたらココ。まあ新しいので分からないのもあるだろうけれど、ともかく濃く使用として樽とか真っ黒じゃないのかな、きつくてメルローらしさとも関係なく、かなり飲み疲れした。
「Wa Yawata」
ワ、ヤワタ シャルドネ 今回シャルドネはハズレ無しで、ここもビラデスト系らしく、女性が一人でやっているらしいのだが、とってもおいしく綺麗な味だった。素朴というか、化粧っけがない。ボトルは玉村さんの葡萄の新芽の絵かな。きっと固定ファンが付くと思う。
「楠ワイナリー」
ボーリュー2012 素性が良く分からないワインだったが、目が覚めるような鮮やかさがある。何をやったか分からないが、ともかく輪郭がすべてきらめいているような、キラキラしたワイン。落ち着きがない訳ではなくて、表現すべき対象がちょっと思いつかないなこれ。
「アルカンビューニュ」
シャルドネ2015 ヴィラデストの亜種というかニューラインな訳だが、ビラデストが割と濃い目のシャルドネに対して、ここのは素直。原料がどこか分からないが、東御なら冷えているので酸味が残るはずなので、こっちの方が私は好き。
「ボンジュール農園」
ア・エ・イグレック鞍掛ルージュ・ピノノワール2014
読みづらいよ!以下鞍掛。ピノで白と赤をラインアップする面白いスタイルだが、赤としては色も薄く香もさほどでもなく、やっぱりピノは難しいと感じたワイン。の割りにアルコールは強く感じた。補糖?
「信州ましのワイン」
エクセレント山葡萄2013
NAC認定、伊那だとマルスの山ソーベニヨンがとても有名かつ美味しいのだが、山ブドウそのものは普通は酸味がとても厳しくて、一般のワインと一緒に出されると正直辛い飲み物である事が多い。しかし、昨今は品種選抜なのか醸造技術なのか、山ブドウなのに飲みやすく、濃い赤ワインが多く出来ている。これも、飲んで見ると普通に美味しい赤である。
今回はサーブスペースに全てソムリエが並ぶという豪華な感じで、食べ物もふんだんにあったが、テントスペースが狭く椅子が弱く、値段はやっぱりちょい高いように感じた。ソムリエに聞いたら山辺はデラやコンコのような甘口を普段ワインを飲まない層が指名買いしているそうで、それは嬉しいし、そこから広がって欲しいけれど、ピノグリなど本格ワインの知名度がイマイチなのかな?とも思った。まあJA塩尻のワイナリーより専門色は強いと思うけれど、アピールが難しいよね。ガレージワインは高級に特化するし、大手ほどの規模はないけど、ラインナップは手広い訳で、悪く言うとどっちつかずに見えちゃう。スイス村ワイナリーのようにコスパがすごい良ければラインナップがあれだけ広くても違和感ないというか、あそこは高いラインが安いラインを引っ張り上げている感がある(ラベルデザインが統一されている)けれど、山辺は安いラインと高いラインを差別化しているのでブランドイメージが難しい。
ワインに関しては弱いので数杯飲むと判断があやふやになるけれど、今回は白はシャルドネばかり飲んだけれど、夏に冷えたシャルドネはほんと美味いね。サッパリした白身魚の蒸したのに梅ペーストとか、あんまりおつまみっぽくない食べ物が欲しくなる。ただ、たまたまなのか、全部あっさり系ではあった。赤も全部似ていたけれど、さらに一歩進んで言うと品種も分からないぐらい全部樽が強く濃い味で、ちょっと以前のシャルドネと同じ感じ。品種が違って同じ味って事は逆に言うと以前軽かった品種から重いワインが出来るようになったという面もあるのだが、横で比較するとやっぱり没個性というかトレンド追いすぎな気がする。
赤ワインというのは、白ワインより香り成分が豊富である。つまりブーケの広がりが心地よい事が多いのだが、オープンスペースだったこともあり、それを充分堪能出来なかったし、アロマが全部似ていて少なかった。ソガ並にしろとは言わないが。
・明日は小学校指導・講習会・棚回りと大忙しだ。棚回りに間に合うように車を借りてくる事と、研修旅行のアンケ取るのを忘れない事。予算は余っているので、食後のデザートに使うかアイスクリームにするか、セロリスープにするか、ワインにするか。ビールのオーダーも入っているので、後半はお好きな飲み物一つって感じで進めるのが無難かな。
・EUからのイギリスの離脱はグローバリズムの限界というか、やり方が間違っていた事が明かになってきた。この影響というか運動は世界各国でも出始めていて、これが安易なナショナリズムに走らない事は警戒する必要はあるけれど、基本的にグローバリズムという概念はイメージ悪化もあり今後旗印になる事はないだろうと思う。グローバリズムは何が問題だったのか?イギリスの離脱問題で直接的に焦点になったのは2点、経済問題と移民問題だろう。
イギリスがEU抜けて地域の不安定さが増すかと言うと、軍事的にはNATOが健在でありイギリス・フランス・ドイツ戦争がはじまるような状況ではない。まあ、フランスはイギリス嫌いなので、侵略されつつもドイツを憎くは思ってないと思うけれど、事軍事ではEUは意味はない。しかし、経済的に結びつきを強める事が安全保障になるという考えもEUにはあるだろうから、全く関係なくはない。とは言え、EUという一つの経済圏がアメリカ・アジアに対するヨーロッパという結束を産んではいた。しかし、ぶっちゃけそういう事を考えるのは上級国民様達であり、結局そういう上から目線の経済政策が一般国民には利益をもたらしてこなかったという事が一つ。また、EUは護送船団で加入した貧困国の扱いも難しかった。よくISから逃れてきたシリア難民が問題になっているが、イギリスの目下の悩みは東欧からの移民であり、さらにシリア難民とか無理!というのが本音。上級国民様はやすい労働力が手に入ると思ったのかも知れないが、インフラや社会保障を食いつぶすだけだった。一方メリットとしては、経済一枚化でグローバル競争では有利だったのだが、その手のグローバル競争は常に勝者は一握りの資本家だった訳で、トリクルダウンが完全否定された今、おこぼれで経済が上向くというのはありえない。ただ、マネーゲームに興じていた層は確実に負け組になるので、それらの人達は危機感を煽っているね。実際フランスなんかは金融組はフランスに亡命しろとか無茶言ってる。
イギリス内部の独立運動やロンドン独立の話あまり現実味はないと思う。スコットランドが残留派が多かったのは結局反イングランドという意味合いであり、彼らの独立の理由の一つであった民族自決とかのローカリズムはEUのグローバリズムとは相容れない部分がある。EUの理念はグローバリズムだけではないが、今分裂しかかっているのはそこらへんがそもそもある。あと、イギリスは中国と結びつきを強めており、ヨーロッパ経済圏からの離脱もあるんじゃないかな、別にイギリス人も善良な考えだけでやってはないし。
イギリスの離脱により経済が連鎖的に悪くなるのは見えており、そうするとさらにEU圏の国の軋轢が増える。特にフランスも移民政策で大分キレている人達が増えているので、国民投票の話も出ている。たとえ実施されなくてもユーロの信用や移民政策の見直しが必然になるだろう。結局貧困国から最低のモラルの労働力を入れてどうこうしようというのが間違いだったのだ。あ、あとユーロ崩壊で日本円がどうなるかが気になる。現在は日本円が買われて円高になっているが、さすがにもう輸出産業が死ぬし、他の国のゴタゴタで為替がこんな事になるのは耐えられない。そもそもグローバル化の何がいけないって、こうやって資金があっちこっち行って実態ない経済が膨れあがっている事にある。日本円にしたって社会保障費の確保やマイナス金利の問題で評価は下がっているが、他の通貨は相対的にさらに下がっているのであって、つまるところ全部の通貨が危ない通貨危機なのである。
となるとEU崩壊→通貨危機→固定相場や為替制限による囲い込みという流れが見える。自由貿易も終わるし、ゆるやかに実体経済に見合った形になるんじゃなかろか。一つ朗報は、こうなるとタックスヘイブンへの資金流入のような事も出来なくなるので、課税額の確定がしやすくなり、税収が経済力相応になるんじゃないかな。その点未だ強いのはアメリカのドルなんだが、アメリカはグローバリズムを押しつけつつ実は内政・内需もどでかいという自己完結国家なので、この影響はずっと対岸の火事なんだろうと思う。一応メキシコとの移民政策の問題はあるので、トランプのような強硬な人も一定の支持を集めるだろうが、つまるところトランプでもヒラリーでも本質的には影響はなさそう。ただ、日本の安全保障とか経済外の部分では大分政策が違うのでどうなるか分からん。
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Posted at 2016/06/26 22:59:18 | |
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