日曜日のアトムのスプリントレース終わり。
かなり画期的とも言えるカートでジムカーナをするイベントが行われました。
正直、コースの通りに走らないなんて想像つかない。
360度ターンなんて意味わからん(笑)
右も左もわからない状態でした。
で、感想から先に言っちゃうケド、終わってからほんのり思ったのが。
「アルペンスキーのスラローム競技に似ている」ってこと。
ジムカーナをする人のことをスラローマーと呼ぶ訳ですが、まさにその通り。
練習走行など無く、アタック一発勝負。
限られたコース下見の時間内にコースのリズムを頭に叩き込み、隠されたトラップ箇所をケアし、2本滑って(走って)競う。
自分は本格的に競技スキーやってた訳じゃないけど、経験は有ったからね。
重箱の隅をつつくようなシブイ競技の魅力を感じてヒジョーに楽しかったわけです。
さて、示されたコース(トップ画)は通常コースの逆走をベースにしたモノで、割りと覚えるのは簡単なアッサリ目。
慣熟歩行では中間の三連パイロンの間隔が狭いなーくらいにしか思わず、ま、やってみんべと軽い気持ちで。
その軽い気持ちが間違いだったと思い知らされる訳だが(笑)
くじ引きで出走順は3番手。
1番手は持ってる男たまさのさん。
初の逆走系コースにもかかわらずそつなく走られてました。
サブロクも上手い!さすがー。
50秒650というタイムが地味に後続に立ちはだかる。
2番手はばと君。
通常コースはどこを走っても速い人。
カートを手足の様に操り、何時も自在に走行ラインを描ける人です。
皆の希望を打ち砕く47秒433をマーク。アホかー(笑)
つわけで自分の番。
張り切って行こう!
コースインして最初のシケイン使いの最終コーナーは曲げが足らずにコースアウトしかける。
次の中島8の字ターンは滑る路面に気を付けてまとめる。
そして三連パイロンスラローム。
間隔狭いので気を付けて入ったけど、やっぱり出口が詰まったね。
実はこのパイロン、結構曲者で、引っかける人が多かった難所でした。
次の5~4コーナーを走り2コーナーの邪魔パイロンをクリア。
最後の見せ場!ギャラリー前のサブロクターンだ!
くるーーーーーーーん、ぴたっ。
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
やってもーたー!!
完全スピンの一時停止!!!!
がっかりしながらコントロールライン通過。
カッコよく決めるつもりだったのに、48秒519と、ばと君から1秒以上の遅れでした。
後続の皆さんもこのサブロクに悩まされてましたね。
完全に止まると立ち上がるまでのロス、ハンパねぇ。
某ノートの人さんも現役スラローマーで期待されてたんですが、1ヶ月以上開いたカートでのフルアタックは厳しかったようで残念。彼の実力ならもっと行けたのになー。せめて1本でも事前に走る時間が有ったら。
身体を慣らせていればと悔やまれます。
1本目が終わり、2回目の慣熟歩行。
さっきのフィーリングを元にアジャスト出来る箇所を模索していく。
ドラミの時に慣熟歩行を「慣熟走行」って言った人が居て一笑い有ったのだが。
それで思い出した。
昔、スピードマインドって雑誌でジムカーナのレジェンド山野哲也氏が「慣熟歩行は走る」って言ってた記事が有った。
リズムが分かりやすいとか、イメージしやすいとか、そんなこと書いて有ったような。
で、8の字とスラロームセクションを走ってみたら成る程分かりやすいかも。
特に三連パイロンスラロームのイメトレは重点的にやりました。
ダッシュで入って右にタイヤ飛ばすとこを自分も横ステップを入れで走ってみた。
足裏に伝わる圧がタイヤにかかる圧に置き換えて考えられるかも。切り込むポイントも体育座りで確認しました。
さて、そんなこんな。
2本目が始まり、ばと君が地味に決め切れなかったなか、自分のスタートの番です。
スタートしてからの~
最終コーナー決めた!
よし、スピード乗ったぞー。
8の字!
よっしゃ、早めの切り返しでタイトかつ蹴りだした。
スラローム!
ばと君が後で「速かった」と言ってくれたけど抜け速高く走れました。
5~4コーナー抜けて、2コーナーの邪魔パイロンを外巻きにアプローチ。
さあ、全開!!
(あるぇ?外にはらんでくよ?何で?)
1コーナー外側の邪魔パイロンに当たる!
が、ギリギリかすめてクリア。
しかし、その2秒後、ラスボスパイロンが立ちはだかる。
乱れた心のまま入ったサブロクターンはまたもやオーバースピード気味で失速。
えっちらおっちらコントロールラインを切った結果。
47秒470。
ばと君に37/1000秒負けました。
初代チャンピオンの称号が。。。
最後のミスが悔やまれます。
でも、この厳しさがモータースポーツの醍醐味ですから。しゃーないね。
次は勝ちたいです。
いや、悔しい苦笑
一番サブロクが上手かったんじゃないかと思うモトハルさんの進入です。
ピッタリ付いてるよね。
しかも、スムーズに回ってたし。
あれから、カートのサブロクについての妄想が止まらないっすよ(笑)
まったく、余計な宿題を出してくれたもんだ。
一番速かったのは1クラスのTIGAで46秒8?
コンマ6か、まだ何とかなるな。
ちょっと研究して、次回に備えたいと思います。
あ、当日レースに参加された皆さんお疲れ様でした。
サブロクについて考えるブログに、続く、かもよ?