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大熊猫@のブログ一覧

2013年01月27日 イイね!

ジャガーXJ・V6スーパーチャージャー

ここ最近、単純に「移動」という目的以外で車に接しておりません。従ってあまり大きな動きはなく、先日磨きが完了したジャガーも手付かずで綺麗なままであります。

さて、現行モデルのジャガーXJも登場してから数年が経過し、街中でもよく見かけるようになりました。
そんなX351もマイナーチェンジという訳では無いと思いますが、パワーユニットの大幅な変更があったそうで、ディーラーさんにも実車が入ったそうです。

外観上の変更は一切無く、この状態では全く判別は不可能です。


これが新しく出たV6スーパーチャージャーで、従来のV8NAに取って代わるパワーユニットです。
出力も340ps/6500rpmとほぼ同等になっており、これまた新しい8速ATとコンビを組みます。

実際に走ってみると、パワー感は従来のV8モデルと同じかそれ以上のものを持っています。街中での加速性能は確実にLS460を上回るものがあります。そして音に関しては以前の過給モデルの「ミャー」という音は姿を消し、確実に静粛性が高くなっているようです。

ここまではあまり大きな変化を感じる事はありませんが、一番大きな進化はV6の搭載でノーズが軽くなった事でハンドリングが更に軽快になり、乗り味がどことなくウチのX350XJ6を思わせるものになりました。
ジャガーXJの歴代モデル、外観はおっとりとした印象がありますが、コーナーに於いてはそんじょそこらのスポーツモデルをカモれる程にクイックなハンドリングを持っています。

で、ここまでは先代V8モデルに比べて確実に良くなったところであるのですが、「音が静かになった」という事で感じた事があります。普通にレクサスLSあたりであれば静粛性の向上は文句なしにプラスと考えるのでしょうが、ジャガーのサルーンとしてはあの低音のV8サウンドが消えてしまった事に寂しさを感じるのであります。特に低速域から踏み込んだ時の「デロデロデロ」という音質はものすごく贅沢感があっただけに、「普通の良く出来た車」という感じになったのは少し残念ではあります。

こうしたXJのような老舗サルーンは、それぞれの人によって抱くイメージも大きく異なるものです。人によっては「V12じゃなければジャガーじゃないぜ」とか「丸目4灯以外は認めません」とか「X350なんては乗りたくも無い」という方も居られる事でしょう。で、私自身はそのどれもが正解なのだろうと考えますが、根底にある美しいボディを持ち軽快に走るという部分に関しては見事に同じDNAを持っています。私自身はあまりスノッブな趣味を優先しない為にある程度の懐古趣味と車としての質を両立しているX350を好みますが、新しいエンジンを載せたXJに乗ると、どんな時代になってもXJの持ち味は受け継がて行くような気がします。

本当は同時に追加された4気筒ターボにも乗ってみたかったのですが、こちらの実車が入るかは未定との事です。恐らくこちらも普通に走るとは思いますが、前出の「音」に関してが気になります。

Posted at 2013/01/27 11:13:04 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ
2013年01月20日 イイね!

新型クラウン雑感

その存在を好むと好まざるとに関わらず、クラウンは偉大な車と言えましょう。

今年で登場してから58年が経過するようですが、日本がまだ貧しい時代に生まれて今日まで「日本人が日本で使う上での最高」を目指した車は他に存在しないと思います。今や大排気量冬の時代の中で登場した新型クラウンですが、果たしてどこがどう変わったのかは大いに興味がある存在でした。

遅まきながらではありますが、そのクラウンに乗る機会がありました。

最初のスクープの段階では賛否両論あったシングルフレーム状のグリルですが、こうして実車を目の当たりにすると、思った以上に自然に見えてしまうのはクラウンの魔力かも知れません。サイズも他の車に比較して拡大されていないのは、やはり日本国内での使い易さを考えた見識と言えそうです。

先代モデルに比べるとエッジが立ったデザインに変わりました。全体的にはあまり変わり映えしない感もありますが、伝統の横一文字のテールランプ配置で、どこから見てもクラウンである事を主張しています。

ハイブリッドは来月からの生産となるそうで、今回はガソリンモデルの2500cc車です。今回は市街地のみではありますが、発進時のトルク感は比較的大人しい印象があります。歴代クラウンはこの発進時の加速を重視していたのとは大きな違いで、このセッティングも燃費には好影響が出るのでしょう。

マイルドに発進してしまえば、あとは全てのタッチがとにかく軽い車です。恐らくそのサイズも含めて市街地で走行する事に限定すれば、これほど快適な車は他に無いと思います。そしてあまりに快適過ぎて、これ以上の感想が出て来ないというのが正直なところですが、逆に癇に障る部分が無い車というのは稀有な存在とも言えそうです。


インパネ周りは歴代クラウンを乗り継いだユーザーであれば、瞬時に何が何処にあるか戸惑う事は無いと思います。最近レクサス系はマウス状のスイッチをコントロールする方式に変更されていますが、使い勝手はこのタッチパネル式に軍配を上げます。ただ先代まで存在したサイドブレーキの解除レバーが姿を消して、今回より解除も足踏み式となりました。これは個人的にはいっそレクサスにあるオート式にするべきだったように思いますが…

この個体は革シートなので目立たないのですが、ファブリックシートの場合でもドアパネルの内張りはレザー調になるそうです。ここは共にシートと同じファブリックのほうが良いと思うのですが…


更に先鋭的なグリルを持つアスリートですが、個人ユーザーさんにはこちらが人気のようです。私的にはクラウンにはスポーティーな要素を期待しないのでロイヤルのほうが好みです。

ディーラーさんへの往復には我が家のクラウンエステートで参りましたが、10年以上前のモデルと比較しても変わらない部分が多々存在するのはクラウンの強みでもあり弱点なのかも知れません。何故弱点かと言えば、同じであるが故に走行距離が伸びていなければ買い換える理由が見当たらない気がします。事実内装の質感などは確実に以前のモデルのほうがクオリティが高く、もう少し価格を上げても内装の質を上げるべきではと思えるのです。ただレクサスGSとの棲み分けがある以上は致し方ないのかも知れませんが…

しかし依然として国産乗用車としては理想的な一台で、過度に車に趣味性を求めないのであれば最良の選択だと思います。そしてきっと末永く乗れることでしょう。

いつも書く事ですが、私の亡き父や兄は大のクラウンファンでありました。新型のクラウンが登場する度に「これは彼らの知らないクラウンなんだな」という事と、「彼らがこのクラウンを見たら、何て言うかな」としみじみ思うのです。
Posted at 2013/01/20 17:55:34 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ
2013年01月13日 イイね!

新品のスタッドレス

雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナ体ヲ持チ…

言わずと知れた宮沢賢治の詩でありますが、仕事で使う車に求める条件はまさにこれであります。
趣味の車に対しては「キミは天気の悪い日はゆっくりしてていいよ」と甘くなりますが、シーマに関してはどんな天気の日でも元気に働いてもらわなくてはなりません。そんな訳で今の時期はスタッドレスを入れておりますが、どうもこれが気持ちの良いものではありません。

当然の事ではあるのですが、ロードノイズが大きくてグリップが良くありません。しかも小雨で濡れた路面で不用意にアクセルオンすれば派手に滑る怖さもあります。そして何より後悔なのが、純正ホイールを用意すべきだった点にあります。

果たしてこの冬は東京でどの程度の降雪があるかは謎ですが、本当にこれで雪道でも大丈夫と言えるのかが心配ではあります。

さて、冒頭の「雨ニモ負ケズ」ですが、改めて全文を読むと…

雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体を持ち
欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に 玄米4合と 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに よく見聞きし 分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の小さな茅葺き小屋にいて
東に病気の子どもあれば 行って 看病してやり
西に疲れた母あれば 行って その稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行って 怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や 訴訟があれば つまらないからやめろと言い
日照りの時は 涙を流し
寒さの夏は おろおろ歩き
みんなにデクノボーと呼ばれ
ほめられもせず 苦にもされず
そういうものに わたしはなりたい

何となく時代のスピードに疲れた時に読んでみると、深く心に響く詩である事を感じます。今の自分も含めた日本人の生活は晴耕雨読とは程遠いものであるかも知れませんが、その反面ではこうした生き方を忘れてはいけないような気がします。
Posted at 2013/01/13 19:46:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2013年01月08日 イイね!

ガラスコーティング施工・ジャガーXJ編

お陰様で日曜日のお台場ミーティングの際に最悪だった体調も、ようやく回復して参りました。

「そんなに体調悪いなら、お台場来なけりゃいいじゃん」とお思いの方も居られると思います。これはもうごもっともとしか申し上げようがありませんが、それには理由がありました。

話が前後するのですが、土曜日の朝から久々にジャガーにガラスコーティングを施工して頂くため、以前にここでご紹介しました恭立サービスの加藤さんの工房に車を預けてありました。考えてみるとジャガーにガラスコーティングを施すのは結構久々で、加藤さんにとっても渾身の仕事始めとなったようです。


ボディを洗車した後、徹底したマスキング作業に入ります。今回はドアサッシュのエナメルブラック部分も磨く為に、ものすごく木目細かいマスキングが施されています。



フェンダーのウィンカーランプやナンバープレート等、外せるものは外してから作業します。


ボンネットやルーフは勿論、側面にも自然光に近いライトを当てて傷を追って行くそうです。

ライトの光を当てて、左が磨いた後で右が磨く前なのがお分かり頂けますでしょうか。

ある程度作業が終わる頃、すっかり外は日没を迎えたようです。


翌朝の引き取り時には、一点の曇りもない状態になりました。

以前セドリックに乗っていた時に、「白のほうが磨きやすいですよね?」と加藤さんにお聞きした際、「ダークカラーは細かい傷が見え易いけど、白はキズが隠れてしまうので追って行くのが大変なんです」と仰いました。よくライトカラーは割安料金を謳った業者さんも見かけますが、どうやら加藤さんにとっては白も黒も仕事の質は変わらないようです。

細かな内容は以前にセバスちゃんさまのジャガーの時に書いたので割愛しますが、自分では綺麗にしていたつもりでも、この完成した状態を目の当たりにすると違いに驚かされます。物が綺麗に見える為には、各部の輪郭をハッキリさせる事が必要ですが、塗装面だけではなく、ガラスやゴム、メッキ部分の全てが「これでもか!」とばかりに存在を主張している姿に改めて惚れ直しました。

加藤さんの工房はお台場から程近い江東区の東陽にあるので、引取りついでにミーティングに向かったのが本当の理由でした。しかしその翌日には更に体調が悪化したのですが、この輝く姿を見れば多少の体調不良など何のそのと、いつになくワイルドな事を口にしている自分に呆れ返った年始でありました。








Posted at 2013/01/08 21:54:03 | コメント(10) | トラックバック(0) | クルマ
2013年01月06日 イイね!

第59回・JDOCお台場新春ミーティング

「夏は暑く 冬は寒い」

これはJDOCミーティングの開催場所でありますお台場の私的な印象なのですが、そんな寒さの中にも関わらずに約30以上もジャガー&ディムラー、愛好家の方々が集まる盛会となりました。


いつも申しておりますように、お台場ミーティングは「偉大なるマンネリ」を目指しておりますので、この写真は毎度お馴染みの光景と言えます。

が、毎回新春にはレアな車がやって来るもので、

マークⅡのセダンだけでなく、超レアなドロップヘッドクーペです。


シリーズⅠから現行モデルまでのXJが揃っています。

そんな大盛況にも関わらず、私はと言えば悪寒や頭痛という風邪の症状がピークを迎えてしまい、残念ながら退却してしまいました。話も上の空で、お越しの皆々様に満足なご挨拶すら出来ませんでした事をこの場をお借りしてお詫び申し上げます。

次回はお台場ミーティングもいよいよ60回目を迎えます。その間には毎回常連の方は勿論ですが、初めて参加される方、他車種からの乗り換えを検討中の方、バラエティに富んだユーザーの方々とお会いする機会が多くなって来たように思います。これからもオーナーのみならず「ジャガーが好き」という共通言語をお持ちの方が気軽に参加出来る場所を目指して行きたいと思っております。



Posted at 2013/01/06 16:45:18 | コメント(12) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「スズキのラパンのCMで、「どの子をお迎えしちゃう?」というのがあります。

何かとてもクルマへの愛を感じる素敵なCMだなと思いました。」
何シテル?   05/04 14:51
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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