2018年11月25日
皆様お久しぶりでございます。
「いつからコートを着るか…」
気が付けば今年もこんな事を考える季節になっていた訳でして、少し前までの暑い日々が夢のように感じるものです。実際のところ車通勤の際にはコートを着る事はあまり無いのですが、明日あたりからコートを持って出勤しようと思うところは冬の到来を意味するのでありましょう。
さて、話は変わりますが…
どうも私は乗り物に酔いやすく、あらゆる乗り物の中で新聞やスマホを凝視する事が出来ません。
それに加えて遊園地のジェットコースターも怖さを感じる前に酔ってしまうので絶対に乗りませんし、よくTDLにありがちな座席が動かないで映像が動く系のアトラクションも一発で酔う自信があります。
で、先日RXの点検でレクサス店に伺うと、新しいセダンの「ES」がありました。
基本はカムリと同様で、嘗ての「ウィンダム」の復活という認識で間違いないと思いますが、点検待ちの際に試乗してみると「面白味は無いが欠点も見当たらない」というトヨタセダンの典型という感じでありました。スタイルに関してはウィンダムが初代セルシオっぽさを感じたのと同様に、昨年登場したLSに近似値を求めた印象ですが、個人的にはサイドビューなどはLSよりもESのほうが自然でカッコよく感じました。
価格と内容のバランスに関しては少し欲張った印象が否めずに割高感も持ちますが、今後既存のGSの処遇がどうなるかを考えると高めの価格設定としたのかなと想像します。しかしミドルクラスのライバルであるEクラスや5シリーズは後輪駆動であり、そこにFFのGSで食い込むのは辛かろうと感じます。やはり誰が何と言おうとこのクラスでは動きがスムーズな後輪駆動のアドバンテージは絶対で、身内であるクラウンとの関係性においても微妙な立ち位置にならざるを得ないような気がします。
ただ、トヨタがこの車でそれらのライバルとの真っ向勝負を避けて、北米市場のみを視野に入れたのなら正解なのでしょうが…
その試乗車にはサイドミラーに変わる存在として鳴り物入りで登場した?カメラとモニターによる後方視界を確保するオプションが装着されておりました。これはルームミラーも含めて30万円のオプションだそうですが、このルームミラーを見ていたら見事に酔ってしまったのでした。
サイドミラーの代わりにフロントピラー付近に設置されたモニターに関しては、昔あったフェンダーミラーのように頭を動かさずに目線の移動だけで目視する事も可能ですが、それでも従来のドアミラーに比較して決定的なアドバンスがあるとは思えませんでした。しかも従来のドアミラーと同じ位置に触手のようなドアミラーとあまり変わらないカメラが装着されており、それがお世辞にもカッコいいとは思えませんでした。この突起そのものが姿を消すならばこの高価なオプションもアリかとは思いますが…
そんな訳でこのルームミラーがカメラ&液晶モニターとなった車は私の中でジェットコースターと同様に避けるべき乗り物であるようです。果たしてこれが今後どの程度普及するかは謎ですが、世の中がこんな車ばかりになったら自分が買える車が無くなってしまう事になりそうです。(まあ今の費用対効果を考えると、そう簡単に普及するとは思えませんが)
Posted at 2018/11/25 20:18:54 | |
トラックバック(0) | 日記