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自分でも驚いた事に、今日で４９歳になってしまいました。

今年はこのようなご時世なので自宅で家人から誕生日祝いを受けたのですが、数年前からあまり年齢を意識しないで居たらとんでもない歳になっていたのに気が付きました。

５０歳にリーチが掛かった訳で、織田信長が好んだ敦盛に

「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり一度生を享け、滅せぬもののあるべきかこれを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ」

という有名な一節がありますが、５０年という時間の儚さというか速さを身を持って実感しております。

さて、そんな誕生日の日でありますが…

ここ最近コロナの影響で走行距離が伸びなかったエステートのバッテリーを上げてしまいました。

とりあえずガレージに太めでトラックでも使えるブースターケーブルがあり、供給車としてハイブリッドのＲＸは使えないのでジャガーから分けてもらうのですが…

ガレージの構造上、２台が完全に壁で仕切られているのでリアにバッテリーのあるジャガーからクラウンのエンジンルームまで遠いので、長いブースターケーブルを買っておいて正解でありました。

丁度エステートは来週点検の予約を入れてあるので、そろそろ交換という時期なので良いタイミングだったのかも知れません。



先週のランチに訪れた芝浦にある洋食の「レストランキクヤ」のミックスフライですが、

老舗の洋食屋さんって「和」っぽい器で出てくるところが素敵です。


紙ナプキンに「のこさずおいしくたべよう」と書いてあり、港区のたべきり協力店に協賛しているのでしょう。こうした啓蒙はどんな時代になっても大切にしたいものです。

今日の東京の新型コロナウイルス感染者数は４７人と休日にも関わらず増えています。

先日東京アラートが解除されましたが、そもそもこの東京アラートなるものの定義すら今一つ理解していませんし、普通に考えると新規感染者の数が決して激減した訳でもないままに解除ありきで話が進んだ事も疑問が残ることろではありますが、これは普通の生活を送りながらも警戒を続ける事が賢明なのでありましょう。

昨日は妻のリクエストで池袋の西武百貨店まで出掛けました。何やら期間限定で２割引という事で、寝具や生活用品を買っておこうという事になったのですが、ちょっとデパートを出て駅前のほうに歩くと大きな奇声を発している若者の集団がいたりと明らかに緩みが出ているように思います。こういう山猿みたいなガキは自分には関係の無い事と思っているのでしょうが、少し前に小池さんが若年層の感染に注意を喚起していた時に「何でも若者のせいにするな」的な論調が目立っていた記憶があります。

が、こうした醜態を見る限りでは若者に向けた注意喚起は決して間違っていなかったように思います。まあ老若男女問わずにこうした幼稚園児以下の社会性の持ち主が一定数は必ず存在する事を思うと、当分の間は不自由ではありますがマスクに手洗いを徹底させる必要を強く感じた次第です。

そんな訳で梅雨入りという事もあるので依然として巣篭りの休日を続けておりますが、昔の写真を引っ張り出して見ていると時間の経過が早いものです。


これ、２２歳の時に初めて新車で買ったセドリックブロアムですが、３５歳になるまで１３年間で８万キロくらい乗りました。この時は豊洲に住んでいて足立ナンバーでしたが、その後中央区に引っ越してもそのまま最後まで同じ足立ナンバーで乗りました。(ホントはダメなんでしょうけど、時効って事で)

そういえば豊洲のある江東区は先月から江東ナンバーになったようです。私が今ご縁のあるのは品川と練馬のふたつですが、これからは原付みたいに区ごとのナンバーになるのでしょうか。


「とにかく長く乗ろう」という意図は最初から持っていて、その為にフルノーマル状態を堅持して乗っていたのですが、具体的に○○年乗ろうという考えは無かったように思います。それでも結果的に１３年乗った時、特に不具合があった訳ではなく具体的な買い替えの話が自動的に進んだのも「縁」でありましょう。


ふと気が付くと今のジャガーも１４年目に突入して、前のセドリックを超える時間を共に過ごしている事に気が付きました。現在は複数台所有になった為に走行距離こそ伸びなくなりましたが、今月末に４９歳になるまでの結構大切な時間は本当に短かくてあっと言う間のように感じます。

この車は日本橋三越の外商経由で購入しましたが、その際にデパートでは全てのメーカーを扱っている関係で当時アバンギャルドなバングルデザインのＢＭＷ７シリーズとベンツの初代ＣＬＳを勧められました。担当さん的にジャガーＸＪはもっと上の年代の車という認識があったらしく、３５歳の顧客にジャガーはコンサバ過ぎると感じたようです。しかし実際に試乗してみると一番走りに若さを感じたのはＸＪであり、逆にＢＭＷは試乗車が１２気筒の７６０であった事もあり一番コンサバな走りであったのでした。

で、この時にもし７シリーズかＣＬＳを購入していたら恐らく数年で他のモデルに買い替えていたように思うのです。最近の車はちょっとマイナーチェンジするだけで市場が反応するように作っている為にあっという間に古くなってしまいます。逆にＸＪは「次はコンサバ路線から外れる」話を聞いていたのでオーダーするなら今が最後のチャンスとばかりに発注しましたが、この選択は１４年目に突入した今でも正しかったと自信を持っております。

車の乗り方としては残価が高いうちに新しいものに乗り換える方法と、最初からリセールを気にせずに乗りつぶす方法があると思いますが、残価を意識すると必然的に車種やカラーの選択肢も狭まるので難しい部分があるように思います。ジャガーも次に欲しい車が見当たらないので自己所有最長記録を更新し続けると思いますが、自動車税が上がろうが修理代が掛かろうが買い替えよりは安い訳で、長く付き合う悦びみたいなものがようやく分かってきたように思うのです。


デパートで買ってきた荷物を置くと、必ず寄って来て興味を示すむぎさんです。

恐らく猫は人間の会話内容をおおよそ理解しており、下手な人間以上にその場の空気を読んだ行動を示します。家の中で楽しそうな事を見つける才能は人間には真似の出来ない芸当だと感心します。