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大熊猫@のブログ一覧

2021年11月23日 イイね!

性能やスペック以上に重視するもの

早いもので本当に色々あった2021年も11月に突入しました。

公私共に今年は様々な出来事が多すぎて「光陰矢のごとし」だった訳ですが、考えてみると大騒ぎの末に終わったアメリカの大統領選挙からも丁度一年が経ちました。

私的にはアメリカでも日本でも民主党政権というものにはあまり良い印象を持っておりませんが、今年に入ってからアメリカ大統領の動きというものが以前ほど報道されていないように思うのです。それは極端に自己顕示欲の強かったトランプ氏に比べるとバイデン氏は控え目な印象もありますが、政治家にとって発信力というのは非常に重要な要素だと思うので、これはあまり良い傾向に思えないのも事実です。

例えば我が国でも前の菅総理、公約や職務に関しては確実に果たしていたように思いますが、その分発信力の無さを再三指摘されたのは記憶に新しいところです。またコロナ禍という時期もまずかったようで、国民の鬱憤が一気に向いてしまった事も重なっていたのでしょう。まあ医療体制の遅れはその前の安倍総理の責任のほうが重いと思いますが…

で、トランプ氏ですが、彼の行動原理は単純にアメリカファーストという事が念頭にあり、良くも悪くも分かり易さという点に於いては誰よりも明確だったように思います。その姿は少し前のアメリカ人男性のステレオタイプそのものであり、私など70年代のアメリカ映画が好きな者にはどこか親しみを感じる部分もあります。

しかしこの典型的な〇〇人という姿は、国際化の進む社会の中では明らかに取り残されたタイプであり、それは最近のビジネスマンが昔のようなナショナルカラーを持たなくなった世の中ではむしろネガな要素なのかも知れません。

私自身は対外的には今の時代の人間を演じてはいるものの、こうした典型的な〇〇人というものに強いシンパシィを覚える人間であります。あまりにも無国籍な人と話していても、AIと会話しているかのような違和感を感じます。

で、本日の本題になるのですが…
先週、某ドイツメーカーのEセグメントセダンを丸一日足にしていたのですが、その時のお話になります。

この車は後輪駆動ベースの四駆で、V6のガソリンエンジンを搭載した1000万円近くのモデルだったと思います。街中のみならず空いた首都高などの様々な場面を走る機会がありましたが、普通に考えればものすごく高い完成度であるにも関わらずに「今、自分が何に乗っているか」という認識が希薄な部分があり、具体的に言えば「最近のクラウンとあまり差が無い」という感想を持ちました。

その昔、このメーカーの車に乗った時の印象は、その完成度や志の高さに「これが世界か」と日本車との次元の違いを感じて、それは「自分が何に乗っているか」を良い意味で意識する機械としての素晴らしさに感動したものです。

と言うと「それは日本車(クラウン)のレベルが上がっただけじゃん」と感じる方も多いと思いますが、これは決して違います。色々比較すれば依然として走りの部分では輸入車にアドバンスがあるのは事実で、これはメカの優劣ではなくナショナルカラーが希薄になった結果ではないかと感じました。

正直なところ、今現在販売されているどの車も機械としては極めて優秀なものばかりです。が、自分にとって大切なのはそうしたハードの部分ではなく、速さでもなく、安全装備でもなく「自分が何に乗っているか」を楽しめる車なのだろうという結論に達しました。

例えば現行モデルのジャガーですが、丸目4灯を愛する私としては現在のスタイルはやはり好きになれません。しかし一度走り出すとヒタヒタと走るジャガーの美点は微塵も失われておらず、常にジャガーを意識させる味は健在です。


ポルシェの2ドアモデルも然りで、その無駄なく次の動作に移れる速さは見事で、依然としてスポーツカーのベンチマークここにありを感じます。

少しカテゴリーは違いますが、少し前のアメリカ車にも鷹揚でソフトな走りには魅力がありますし、ドライバーの五感に対して饒舌に楽しさを語りかけるイタリア車も然り、少し難解ですが哲学的なフランス車もまたクセになる部分を持っています。

こうしたナショナルカラーが今後EVになった時に演出されるかは謎ですが、件のドイツ製セダンもステアリングのエンブレム以外にその車種を意識出来ないというのは寂しい限りではないでしょうか。

詰まる所で自分自身が気に入るものは、世間一般の評価基準とは乖離したところにあり、味があるものであれば多少の事には目を瞑るという感じでしょうか。そうなると少し前のモデルばかりが気になるのは当然の流れと言えます。


自分の車の話題としては、この前の土曜日にジャガーのエンジンオイルを交換しました。オイルの違いは結構分かりやすく出るもので、今回のものは特に低速域のスムーズさが増しているので、私の使用条件にはマッチしているものと思われます。

交換後にテストを兼ねて自宅から新宿までの往復という短距離ではありますが、単純に「車を走らせる」だけのドライブを久々に楽しめました。

帰りには何となく地元の氏神様であります七社神社に寄りましたが、七五三の参拝客を多く見掛けました。因みにウチの奥さんも七五三はこちらだったそうです。

話を元に戻して、何故このジャガーを溺愛するかと言えば、そのビジュアル部分のみならず車に触れた時のタッチが人間の五感にとても心地良いところにあります。

それはドアの開閉に始まり、エンジンを掛ける~ステアリングを切る~加減速、何かのスイッチに触れるという基本動作が気持ち良いのです。更にエアサスペンションの演出する優しい乗り心地は、今の季節ならば落ち葉を踏んだ時に何の葉だったのかを想像したくなる気分にさせてくれます。こんな車は他にありません。

いよいよ年末が近づいて、私の一年で一番好きな時期になりました。

そんな素敵な季節を走る時に寄り添ってくれて16年目を迎えます。その存在は更に唯一無二の存在となっています。

Posted at 2021/11/23 17:14:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2021年11月14日 イイね!

人形供養のお寺に行きました。


こちらロイヤルコペンハーゲン製の象さんですが、何年も前に私が購入したものです。

象さんは穏やかで賢く、とても縁起の良い動物で古代インドでは神聖なものとして考えられているそうです。そう言えば普賢菩薩も象に乗っていた記憶があります。


先週に引き続き今日も奥さんのリクエストで、朝6時前に家を出て千葉県長生郡にある「吉ゾウくんのお寺長福寿寺」に行って参りました。
金運アップなどの願い事祈願で有名なお寺さんだそうで、この大きな吉ゾウくんの足を撫でで祈願すると願いが叶うと言われています。


境内には色々なところに象さんが沢山居られます。

で、財運、家内安全や健康祈願は勿論ですが、今回訪れたメインは

妻が生まれた際に贈られた和人形の供養を行うのが一番の理由でして、ここでお経を上げて3か月間飾られた後に丁重に荼毘に付されるそうです。

この件に関しては少し前にUSJの「呪」というアトラクションに淡島神社で人形供養で預かった人形が使用されて物議を醸した事があり、妻は相当迷いに迷った末に丁重な供養の出来る御寺を見つけて決心したようです。

その話に関して淡島神社では「不要になった人形も人に見て貰ったほうが喜ぶ」という見解の元にUSJの趣旨も理解した上で提供していたとのコメントが出ていましたが、私的には同じ展示をするにしても人に愛でられるという事よりも人を怖がらせたり驚かせるという趣旨での展示は全く意味が異なるものであり、言語道断であると思いました。しかも淡島神社ではこの人形達の供養料を徴収している訳であり、背信行為でなはいかと考えるのです。

私も妻も自分の持ち物に関して大切にする性分なので、こうした事実を知ってしまうと余計にキチンとした処置を重視した上での訪問でありました。

朝一番の参拝と祈祷を済ませて帰途に着きますが、これまたリクエストで昼食は京葉道路の幕張SAに寄りましたが、ここはパサール幕張として充実した施設になっていたのは知りませんでした。高速のサービスエリアというのは或る意味では「素の日本人」が見れるところで、混雑嫌いの私でも決して嫌ではありません。


肉麺「右衛門」の豚つけそばにしました。麺は家族のチョイスで中盛りでしたが、50歳を過ぎた身には並で良かったようです。

つけそばの場合、最後の頃にはつゆが薄くなってしまいます。が、こちらは最初から濃い目のつゆなので最後まで味が変わらずに美味でありました。SAの蕎麦としてはかなり高得点かなと思います。

で、ランチを蕎麦にしたのは理由がありまして、

館山 佐藤商店「完熟バナナジュース」であります。
これは家人が出発前から「絶対に飲む!」と気合を入れておりまして、食後のデザートとして決まっておりました。

よく「タピオカの次はバナナジュース」と言われておりますが、私はタピオカは未経験でありましてビジュアル的にあまり食指を動かすまでは行きませんでした。そんな私的にバナナジュースは「クドいんじゃなかろか」という先入観があったのですが、実にさっぱりとした上品な甘さは気に入りました。

その美味に気を良くしたので

ソフトクリームも食してみました。

こちらも実に優しいお味でしつこくないのでジュースの後でも飽きませんでした。満腹にはなりましたが…

そんな訳で往復200kmに満たない小ドライブとなりましたが、緊急事態宣言解除後の久々の遠出として天気にも恵まれて有意義な一日でありました。

で、今日のお供には

こちらの車で参りました。

いつも近所の移動が圧倒的に多く、久々に長距離と呼べる距離を走ってみました。今日はゆっくりと走りたかったので、フワフワと安楽で道が狭くなっても大丈夫な小ぶりのボディは今のクラウンよりも21年経過したこちらのほうがストレスがありませんでした。

ウチの車、色々な風景で写真を撮りますが、一番写真が難しいと思えるのがこのクラウンエステートなのです。それはスタイル云々と言うよりもシチュエーションの難しさと言うか、自分の行動圏である都心の風景に置くと「何か違う」感を感じるのであります。

そもそもクラウン自体が国内専用車であり、黒塗りでないオーナー使用の車はやはり日本の風景にマッチする訳で、地方の風景に置いたほうが何となく納まりが良いのではと思います。

それはよくNHKのニュースを見ていると、地方放送局からの話題で出てくる映像がありますが、一年中ほぼ東京で過ごす私にはそんな地方の日常がすごく魅力的に見える時があります。そんな訳で日本を象徴する風景は渋谷のスクランブル交差点でもなく六本木ヒルズでもなく、何でもない地方の日常の風景だと思うのです。

それを言うと「それは贅沢ってもんだ」とよく言われますが、東京で生まれて東京から出た事の無い人間としても最近の都市の進化はあまり嬉しくありません。

オフィスのある日本橋界隈も味のあるビルが壊された跡地には無味乾燥なガラス張りのつまらないタワーが立つのを見ると嫌になるのです。

そんな風に感じるのは、自分自身が疲れているのかも知れませんが。


Posted at 2021/11/14 19:06:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2021年11月03日 イイね!

テカテカよりしっとりがイイ

意外にお思いの方も居られるかも知れませんが、私はほとんど大手のカー用品店に足を運ぶことはありません。

その一番の理由はイケイケな店内放送が煩く、とても落ち着いてモノを選ぶ雰囲気ではない事にあります。加えて大昔ではありますが、某大手カー用品店にセドリックのオイル交換をお願いした際にフィルターがずれていた事があり、それ以来仕事のクオリティにも疑問を感じて足を運ぶ機会はありませんでした。

今ではマイクロファイバー等の洗車用品であれば家から徒歩圏のホームセンターでも豊富ですし、ケミカル用品に関してもツボにはまる「コレ!」というものにお目にかかった事が無いのも理由のひとつでしょうか。

そんな訳でケミカル用品に関しては六本木にある「ル・ガラージュ」にあるアメリカのグリオズガレージの製品を愛用しておりますが、ここの製品は使い易さと効果に関してハズレを感じた事がありません。

今回はインテリアクリーナーを使ってみたのですが。

このインテリアクリーナーは無香料で、素材が樹脂、布、革、バックスキンなどどこにも使用可能です。よく大手カー用品店で見掛けるレザークリーナーなどはシリコンが入っている為に不自然な艶でテカテカになってしまいますが、この製品はあくまでもクリーナーなので艶出し成分が含まれていないところが良いのです。


で、今回気になっていたのは21年落ちでテカテカに光っていたクラウンの革巻きステアリングです。さほど乗っていた訳では無いのですが、手から出る皮脂によりテカテカになっていました。すると手には馴染むかも知れませんが、エアバッグ部分と明らかに質感が違ってしまうので気になります。

同じ年代のものではステアリングに擦れが出ているものも多いようですが、実はこの部分はその車がどのような乗り方をされていたかが分かる部分で、年代の割にステアリングが傷んでいる車はあまり良い乗り方をされていないと言えます。

写真は使用後ですが、如何でしょう。

テカテカだった革がしっとりとマットな質感に戻ったように思います。動画ではウェスで拭いていましたが、テカテカの場合はクリーナーを吹き付けて食器用のソフトなスポンジで軽く擦って汚れを浮かせて、あとは軽く絞ったタオルで仕上げるだけの簡単な作業です。因みに使用したタオルにはかなり汚れが移りました。これで成功したので他の車のステアリングにも試してみます。


今日は朝から郵便局に不在配達のものを取りに行ったり、ペットボトル飲料の大量購入などで出ただけの平和な休日でありました。

自画自賛ではありますが、21年落ちでこの程度を保ったエステートはあまり無いと思います。それはトヨタの塗装クオリティの凄さにもありますが、ガラスコーティング以外に余計な事をしないのもプラスになっている気がします。


そして今年もレクサスさんからカレンダーが届く季節になりました。毎年カレンダーの一番乗りはレクサスさんですが、思えば今年もそんな時期になった事には驚きを感じます。特に私にとって今年は8月の一か月間は空白の時間となってしまった訳で、実質11ヶ月という事になるかと思うと時の流れの速さに愕然とします。

ジャガーやベントレーのカレンダーも頂戴しておりますが、外車メーカーのカレンダーはポスターとしての要素が強いので家族には不評で自室で使います。

このレクサスの大判カレンダーは女性陣に好評で、毎年我が家のリビングの一等地が定位置になっております。ここ数年は日本の風景とレクサス車の組み合わせの写真ですが、季節感のある写真は私も気に入っております。

実際にはここ数年、暑さに別れを告げると急に寒さがやって来るという中間の無い年が多いように感じますが、どうぞ皆々様も御身大切になさって下さいませ。
Posted at 2021/11/03 19:13:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「スズキのラパンのCMで、「どの子をお迎えしちゃう?」というのがあります。

何かとてもクルマへの愛を感じる素敵なCMだなと思いました。」
何シテル?   05/04 14:51
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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