大熊猫＠のブログ一覧

たまに風邪の時に病院に行くと、待合室でお年寄りが「あたしゃ○○が悪くてねぇ」『あ、あたしもアレやった事ある！アレはツラいからねぇ』「やったモンじゃないとあのツラさは分かんないよねぇ」という会話をする光景は誰しも見た事があるのではないでしょうか？

「同病相哀れむ」と申しますが、端から見れば元気そのものに見える人も何らかの悩みを抱えており、こうして人に話す事もまた治療と考える事が出来るかと思います。

が、今回ばかりは人に言ったところで物理的にどうにもならない状況に突入したようで、一昨日くらいから歯が痛くなってしまいました。

「そんなになるまで放置するほうが悪い」と言われれば、それはごもっともとしか言えません。が、私にとって歯医者さんに行くという事は、ある意味死地に赴くくらいの覚悟が必要となる最も苦手な事なのであります。子供の頃から扉を開けた時に鼻腔に刺さるあの匂いと、キュイーンと高音を響かせるあの音を聞くだけで一気に心拍数が上がってしまいます。

それに加え、以前お世話になっていた先生が高齢の為に引退し、今は娘さんが切り盛りしているというのも二の足を踏む理由と言えます。決して娘さんの腕が悪い訳では決して無いと思いますが、先代の先生はとにかく良い意味でユルい方だったので、一言で言えば相性の良い先生でした。私はこういう部分は極度に人見知りなもので、全く新規の医院の門をくぐるのは出来れば避けたいのです。

とは言え、今日の夕方には死地に赴かなくてはならなくなりましたが、今から憂鬱でなりません。

話は変わりますが、件のお年よりの会話は旧い車に乗っている方々の会話と相似形を描くような気がします。そんな所に現代のコンピューター制御の車で行こうものなら「今ドキの若いモンは」という険しい視線が注がれて、「こっちはこれだけ苦労してるんだぜ」的な話を延々と拝聴する事になります。そんな者同士は言語に齟齬が生じるのは当然の事で、恐らくは永遠に相容れない部分なのだろうと思いますが…

どちらも日産製で、最近はこのNYキャブと同じ車種のタクシーも東京で走り出しているようです。

セドリックのタクシーは大昔からある日本のタクシーそのものですが、このNYキャブって車体の面積に対して窓の小ささが気になります。これも日産得意のコストダウンの成果かも知れませんが、この動画を見る限りまるで護送車に乗っているような感じがします。

私がどちらか拾うとしたら、迷わずセドリックにします。

今日の東京、雨は一時的に激しい様子でしたが、今は風が強い様子です。

以前、アストンマーチンラゴンダという車の事を書きました。当時のお値段はロールスロイスを超える4000万円オーバーという価格で、一度見たら忘れない程にインパクトのあるスタイルの車でありました。


で、何やらこのラゴンダの復活が本格的に決まったそうですが、なるほど初代の印象を強く感じます。

恐らく中身はラピードＳと共通のものだと思われますが、私的にはこちらのほうが好みかも知れません。

とは言え、このラゴンダは中東地区限定販売ということなので日本の道路で見る事は無さそうですが、その限られたマーケットに向けての少数販売という事は、果たしてどの程度のプライスが付くか興味深いところではあります。

私は過去に一度、このラゴンダをドライブする機会がありました。近未来的(それは80年代の人が想像した未来像という感じですが)スタイルを持ちながら、実に古典的な勇ましく野蛮なサウンドを持っていたり、ステアリングのロックtoロックが少なく、その操作性はスポーツカーそのものであったりとアンバランスな魅力がある不思議な車でありました。

一見ジェントルでありながらもやんちゃな一面が同居している不思議な車、イギリス以外では絶対に出てこないような気がします。誰か並行輸入で買うロックな方は居られませんでしょうか…

こちらを御覧の皆様には、大変ご無沙汰致しております。

前回の更新が6月15日でしたので、実に2ヶ月弱ぶりのご挨拶となってしまいました。気が付けば今日が立秋で、暦の上ではもう秋という事になるのですね。言われてみれば心なしか夕暮れが少しだけ早くなったような気がします。

さて、この夏は私なりに心に決めた事があります。それは極力真夏は会社からも家からも「外に出ない」事であります。毎年の事ではありますが、私は夏が大嫌いです。時折FMから夏を代表するかのようなあのグループの曲が流れるだけで虫唾が走る程であります。もともと色素が薄いので下手に日焼けをすれば火傷状態になりますし、何故か夏のほうが風邪を引きやすかったりします。そんな訳で日中は篭城するくらいの勢いで買い物をし、日没を待って行動するという吸血鬼のような生活も結構楽しかったりするものです。

そんな状況なので必然的に車の登場回数は少なくなりますが、そんな時は車庫に篭って洗車です。

この秋が来ると、丸８年を迎える訳ですが、持ち主とは正反対で真夏は特に絶好調なのがこの車です。


このところサボリ気味だったシートをクリーニングしてみましたが、8年で45000kmを走った割にはシートの変形が少ないように感じます。

レザーシートはこの土手の部分に深い皺が入ってしまう車をよく見掛けますが、この部分の皺はあまり目立ちません。乗降時の座り方にもよるのでしょうが、レクサスLSの時はこの部分に深い皺が入って、見た目的に気になる状態でした。

ジャガーの革は、正直質感に関してはさほど上等とは思えませんでしたが、8年でこの程度であれば良い方かも知れません。


調子に乗ってナット付近やホイール裏までクリーニングです。まあ別に何処に出掛ける訳ではございませんが…