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大熊猫@のブログ一覧

2023年12月31日 イイね!

2023年の大晦日を迎えて

2023年も大晦日を迎え、今日が今年の千秋楽となりました。


この日は毎年恒例となった地元の御寺様に御挨拶に伺いました。家から車で5分程度の距離ですが、この境内の静粛さは東京都内である事が信じられない程です。私自身も師走の時期にこの御寺を訪れる事を楽しみにしており、そこは自分も日本人だと言う事を実感する日でもあります。

帰宅後はそれぞれの車の清掃が残っておりましたが、どれも然程汚れておらずに窓ガラスの清掃のみとなりました。ただ車の窓の内側は外側の清掃より数倍難しく、ここを完璧に仕上げられたら一人前と言えるのではと思います。とりわけセダンのリアウィンドゥを内側から仕上げるのは至難の業で、軽い筋肉痛となりました。

我が家の手元に置く車の今年一年の走行距離は、どの車も判で押したように今年も3000km弱でした。ただ今年はジャガーの2970kmが最高でありました。


この車も購入してから18年目に突入し、我ながら飽きずによく乗ってるなと思っておりますが、この一見地味なセダンが飽きずに今でも蜜月の関係を保っている事には驚いています。持ち主の気持ちを知ってか大きな故障もせずに快調に走り続けている事には感謝の気持ちしかありません。

何にそこまで惹き付けられるかと言えば様々な要素はあるものの、そのスタイルの要素は大きな割合を占めると言えます。普通に考えれば大きすぎるサイズもこのデザインを成立させる上で必要なサイズであり、それは決してパッケージングよりもビジュアル優先であるところにシンパシィを感じます。

フルアルミボディやエアサスペンションと言ったハイテクの塊で、走らせれば精緻なハンドリングや唯一無二のしっとりした乗り心地を実現する一方で、ハイテクとは対極にある人間臭さみたいなものを内包させた懐の広さは飽きるどころか未だにワクワクしています。

さて、その持ち主は今年52歳を迎えた訳ですが、いつも申しておりますように52歳と言えば昭和の大スター石原裕次郎さんや美空ひばりさんの没年齢であります。自分が10代の頃に見ていた人たちが亡くなった歳に到達したという感慨は強く、本当にここまでの時間の速さはアッと言う間でした。

今年に関して言えば仕事場の移転があった事以外は例年と何ら変わらない一年を過ごせた訳ですが、その「変わらない」という事こそが倖せであり、それは自分だけではどうにもならず、周りの方々のお蔭であります。

ただ世相に目を向ければ言いたい事は山のようにありますが、それは穏やかな大晦日には無粋というものなので割愛します。

今後は自分自身も車も決して若いとは言えない年齢ですので、とにかく無理をせずに労わるという事がキーワードになると思います。その「労わる」という言葉は「甘やかす」という事も含まれると思いますが、この歳まで頑張ったのですから少しくらいはいいよね?という免罪符であると勝手に決めております(笑)

本年もお付き合い下さいました皆々様には厚く御礼申し上げます。

どうぞ佳き新年をお迎え下さいませ。
Posted at 2023/12/31 14:19:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2023年12月29日 イイね!

「歓喜の歌」


今日、正月の買い物で訪れた日本橋三越の中央ホールで年末恒例のベートーべン交響曲第9番第四楽章「歓喜の歌」の合唱の生演奏を聴きました。ここではバックはオーケストラではなくパイプオルガンでの伴奏ではありますが、何故かこの第9は日本ではすっかり年末の風物詩となった感すらあります。

ベートーべンの故郷ドイツでも日本人の第9好きには驚かれるほどと言いますが、その理由は諸説あるものの、第9はベートーベンが遺した9つの交響曲の締めくくりの曲であり、一年の締め括りの意味で好まれるのかなと想像しております。

私が中学生の頃に歳の離れた兄から聞かされたのは、「モーツァルトの音楽は天上界の雲の上をフワフワ舞うような音楽で、ベートーベンは地表からじわじわとチカラが天に向かって伸びて行くような音楽で、バッハの音楽は地表から一気にドーンと天に到達する音楽」という事を申しておりました。

これは兄もまたどこかの受け売りだったのかも知れませんが、モーツァルトに関してはこの言葉を聞いた時からとても納得で、バッハに関しては未だに謎に感じる事も多く感じます。バッハは宗教音楽という側面があるので、もっとキリスト教的な解釈を学習する必要があるのかも知れません。

しかし最近改めてベートーベンの様々な曲を聴くと、この言葉の意味がとても理解出来るような気がします。それは人間の持つ情念の強さが他のどの作曲家よりも強く感じるのであります。

そんな訳で夜になってから小一時間ほど交響曲第9番の冒頭から全て通して聴く為のドライブに出ましたが、普段走り慣れた道がコンサートホールになったような素晴らしいドライブでありました。


そして新年になるとニューイヤーコンサートでの定番中の定番曲、ヨハン・シュトラウス2世のラデッキー行進曲が新年の風物詩と言えます。

2023年もあと2日となりましたが、年の瀬に久々に聴いた第9はとても良いものでありました。

年内はあと一回くらい更新すると思います…
Posted at 2023/12/29 22:44:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年12月24日 イイね!

聖夜の近況報告

本当に早いもので、今年2023年も残すところあと一週間となりました。

小学生の頃に読んだ新約聖書では12月25日にイエス・キリストがベツレヘムで生誕したと言われている記憶がありますが、その語源が「キリスト(Christ)のミサ(mass)」という事は割と最近知りました。

私自身は仏教徒であり、これまた宗教観の希薄な日本人そのものですので正月よりもクリスマスが一年で一番好きな日である訳ですが、今年は何やらバタバタと慌しくて支度が遅くなってようやく先程ケーキを取りに行って整ったところであります。


この師走も例年と何ら変わらない行事が続いておりまして、渋谷の「青の洞窟」も相当な人の数で賑っておりました。流石に渋谷は私くらいの年代は不似合いな街ではありますが、この時期の渋谷は20歳くらい戻ったような気持ちになれる場所であります。


そのまま表参道を抜けましたが、ここのイルミネーションは青の洞窟よりも古くから行われており、更に前の30年くらい前の記憶が蘇ります。


そのまま家人のリクエストで六本木ヒルズのけやき坂に行くのも毎年恒例で、師走の時期は東京が一番良い時期かなと思うのでありました。

その午前中には現在気になっているこの車を家族で試乗に出掛けました。

今のRXでSUVというものがどんな物かはよく理解出来たので、やはり次はセダン派生のステーションワゴンを対象に考えております。私的にその車の価格に対する値ごろ感が気になっておりましたが、いつもなら意見がバラバラになる我が家にしては珍しく様々な面で絶賛の内容でありました。

プライベートで使う車にはこれとジャガーの2台体制はものすごく理想的でありそうです。

そんな訳でRXの後釜が何となく見えて来た以外は例年と何ら変わらない年の暮を過ごしておりますが、自分にとってはこの「変わらない」事を維持する為の日常であり、それが続いている事には心から感謝の毎日であります。


そろそろ今年最後の洗車を来週にしようかと考えておりますが、今年は内装のクリーニングが中心になるかなと考えております。
Posted at 2023/12/24 18:13:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2023年12月09日 イイね!

新型センチュリーと遭遇

先に開催された東京モビリティショーで御覧の方も多いかと思いますが…

ウチの事務所が入っているビルの駐車場に新型センチュリーが入りました。

聞けば元々社用車でセダンのセンチュリーをお使いの法人様で、かなりのレアケースのようですが早々に納車となったそうです。シートには何か不似合いなレースのハーフカバーが付いていて、ショーファー付きの正しい使い方をされています。

この新型についての個人的な好みに関しては避けますが、塗装の質感に関しては相当なもので、映り込みの鮮明さは恐らく世界一ではないでしょうか。

しかし実際に触れてみると分かりますが、よくライバルと言われるロールスロイスのカリナンとは似ても似つかない車で、アメリカのキャデラックやリンカーンのSUVとも違い、私的に新型センチュリーのコンセプトに一番近い車はジャパンタクシーではないかと思っております。

カリナンも正直なところでは静止状態で見る限り約5千万円の価格を懐疑的に感じる部分もありますが、ドアを開けて乗り込んで走り出すまでの3分間でその破滅的な高価格に対する裏付けを感じる事が出来ます。新型センチュリーはその半額ですが、それより更に500万円安いセンチュリーセダンの持つ品格の足元にも及ばない佇まいでありました。

しかしこれが2500万円でランドクルーザーが800万円とは、どれだけランドクルーザーのお値段が良心的なのかを強く感じました。
Posted at 2023/12/09 18:48:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「スズキのラパンのCMで、「どの子をお迎えしちゃう?」というのがあります。

何かとてもクルマへの愛を感じる素敵なCMだなと思いました。」
何シテル?   05/04 14:51
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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