2023年も大晦日を迎え、今日が今年の千秋楽となりました。
この日は毎年恒例となった地元の御寺様に御挨拶に伺いました。家から車で5分程度の距離ですが、この境内の静粛さは東京都内である事が信じられない程です。私自身も師走の時期にこの御寺を訪れる事を楽しみにしており、そこは自分も日本人だと言う事を実感する日でもあります。
帰宅後はそれぞれの車の清掃が残っておりましたが、どれも然程汚れておらずに窓ガラスの清掃のみとなりました。ただ車の窓の内側は外側の清掃より数倍難しく、ここを完璧に仕上げられたら一人前と言えるのではと思います。とりわけセダンのリアウィンドゥを内側から仕上げるのは至難の業で、軽い筋肉痛となりました。
我が家の手元に置く車の今年一年の走行距離は、どの車も判で押したように今年も3000km弱でした。ただ今年はジャガーの2970kmが最高でありました。
この車も購入してから18年目に突入し、我ながら飽きずによく乗ってるなと思っておりますが、この一見地味なセダンが飽きずに今でも蜜月の関係を保っている事には驚いています。持ち主の気持ちを知ってか大きな故障もせずに快調に走り続けている事には感謝の気持ちしかありません。
何にそこまで惹き付けられるかと言えば様々な要素はあるものの、そのスタイルの要素は大きな割合を占めると言えます。普通に考えれば大きすぎるサイズもこのデザインを成立させる上で必要なサイズであり、それは決してパッケージングよりもビジュアル優先であるところにシンパシィを感じます。
フルアルミボディやエアサスペンションと言ったハイテクの塊で、走らせれば精緻なハンドリングや唯一無二のしっとりした乗り心地を実現する一方で、ハイテクとは対極にある人間臭さみたいなものを内包させた懐の広さは飽きるどころか未だにワクワクしています。
さて、その持ち主は今年52歳を迎えた訳ですが、いつも申しておりますように52歳と言えば昭和の大スター石原裕次郎さんや美空ひばりさんの没年齢であります。自分が10代の頃に見ていた人たちが亡くなった歳に到達したという感慨は強く、本当にここまでの時間の速さはアッと言う間でした。
今年に関して言えば仕事場の移転があった事以外は例年と何ら変わらない一年を過ごせた訳ですが、その「変わらない」という事こそが倖せであり、それは自分だけではどうにもならず、周りの方々のお蔭であります。
ただ世相に目を向ければ言いたい事は山のようにありますが、それは穏やかな大晦日には無粋というものなので割愛します。
今後は自分自身も車も決して若いとは言えない年齢ですので、とにかく無理をせずに労わるという事がキーワードになると思います。その「労わる」という言葉は「甘やかす」という事も含まれると思いますが、この歳まで頑張ったのですから少しくらいはいいよね?という免罪符であると勝手に決めております(笑)
本年もお付き合い下さいました皆々様には厚く御礼申し上げます。
どうぞ佳き新年をお迎え下さいませ。
Posted at 2023/12/31 14:19:49 | |
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