我家のリスニングルームは、正面がデッドエンド、それ以外は吸音面と反射面を交互に配置した作りになっています。とはいうものの、極貧仕様ゆえ、吸音面には、倉庫などに使われる木毛板(ひも状に削った木をセメントで固めたもの)を使っています。
※木毛板はアスベストではありません
ということで、表面がセメントですから、吸音なんだか反射なんだかよく判らない状態です (;^^A ただし、低音に対しては吸音効果が高いと思われます。それが狙いで採用したんですけどね(お財布事情が一番ですが)、ダンピングファクタの低い真空管アンプでも低音が籠らないように! その点では大正解だったと思います。
しかし、真空管では鳴らないであろうSPの購入に始まり、どんどん真空管から遠ざかる方向で現在に至っております (´ω`*)
結果、低音のエネルギーがその木毛板とヤワな床板に吸われ過ぎて、38cmダブルとは思えない寂し~い低音になりさがっているのです(推定)。
そこで、New Weapon の出番!
QRD DIFFRACTAL♪
高価な音響拡散パネルです。
ちょっと新品じゃ買う気がしないお値段なんですが(材料費考えたらアホらしくて買えません...笑)、中古で、しかもAccuphaseの売却代金があったので購入しました。
これを要所の木毛板の前に置き、低音の吸収を防いで拡散させるのです。この手のものは誤魔化しにすぎないというのが持論ですが、SP後方に実空間が取れないんだから仕方ありません。そういう場合には、極めて有効な”誤魔化し”だと思います(苦笑)
とりあえず、アンプラックの上にブロックを積んで仮置き
まずは縦置き!
♪♪♪~ ♪♪~ ♪♪♪~
(@@; ひゃ~!
中途半端なサイズのパネル1枚で低音の量感から空気感から何から何まで全然違いますなぁ
本来縦置きで使うものですが、横置きも試してみました。
♪♪♪~ ♪♪~ ♪♪♪~
あるとないとでは大違いですが、縦の方が空間再現力がだいぶ上のように感じます。縦だと2枚欲しくなりますが・・・ (;^^A
リプラスの座布団では、その境目にあしゅら男爵が現れてダメだったのですが、とりあえず縦一枚でも今のところは気になりません (^^)b
まぁ、世の中に完璧なモノなどあるわけもなく、これとて少し気になる点はありますが、その10倍以上の効果があるよう思います。背面に持って行った方が良くなる可能性もないとは言えないので、それを試したうえで設置方法を考えたいと思います。
高価なモノの効果は素晴らしい=結局、お金がかかるっつーことです (;^^A
Posted at 2015/03/26 00:19:21 | |
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