ミルキーウェイのブログ一覧

上高地に行くつもりで張り切って朝5時に起きたのに無情の雨は止むことを知らず、ドライブ前提の代替ルートを検討した結果、ビーナスラインに変更。

諏訪のドライブインで買った峠の釜めしを携えビーナスラインへ。晴れていれば乗鞍から御嶽、富士山まで望めるという眺望も全くなく、文字通り霧に包まれた霧ヶ峰でした。

上高地に行けなかったのは残念でしたが、ビーナスラインドライブとひらゆの森での湯浴みは満喫できましたので、まずまずといったところ。ビーナスラインはゼンテイカの咲くころにもう一度お邪魔することになりそうです。

←SONY α300＋SONY DT18-70mmF3.5-5.6

平日に休みをもらえたので、来年用のカレンダーを仕入れに、安曇野までひとっ走りして来ました。

ここ、安曇野ちひろ美術館にはもう十数回くらいは来たでしょうか。初めて来たときに比べると、木々が大きく成長して、時の流れを感じます。

ここには、何年も前、大切な人と一緒に来たこともありました。今は昔のお話です。

安曇野ちひろ美術館のお庭で咲いていたコスモスは、｢そんな話は知らぬぞよ｣と、過去の美しい思ひ出に沈むわたしを笑っているかのように風に揺られていました。

シロバナタンポポは物の本によると、主に西日本で咲く日本在来種のタンポポとのことですが、金沢でもチラホラと咲いています。種がどこからか飛んで来たんでしょう、シロバナばかり寄り集まって咲いている姿を多く見かけます。

タンポポの花言葉は、花と言うより、種にふさわしい花言葉です。








本当に･･･本当に･･･
君が大好きだったから･･･
もう恋なんてしないなんて･･･
言わないよ絶対･･･

槇原敬之｢もう恋なんてしない｣より抜粋

春の陽気だった東京からわずか１時間ちょっとの越後湯沢はまだまだ雪深い冬の雰囲気です。

ホームの温泉手洗いが温かい湯気を上げています。

今から乗る『はくたか』が今回の旅の最終ランナー。憂きことの多い浮き世に戻るときももうすぐ。楽しみなことももちろんありますけどね。

旅の思い出は忘れることはないでしょう。

そんなさまざまな想いを乗せて汽車は走っています。

タイトルの前半は今夜寝るまで3日間、プリモプエルがしゃべり続けていたことば。

同じく後半は槇原敬之の｢北風～きみにとどきますように～｣より。
先日の出来事ですっかり触発されてしまったので、早速ベストアルバムを買ってきて、繰り返し聴いています。

小さなストーブじゃ窓も曇らないような夜
毛布を鼻まであげて　君の事を考えるよ
だけど知らないことばかりで　思い出せることは
斜め40度から見た　いつもの君の横顔だけ

～中略～

手の届く距離で　君を　感じる度に
かっこ悪いくらい　何も話せなくなるよ
明日もし　この雪が積もっているなら
小さく｢好きだ｣といっても　君に聞こえない

～｢北風～きみにとどきますように～｣より～

顔を会わせたとき、声が聞けたときに聞きたいこと、話したいことはいっぱいあるのに、いざそのときになると全然言葉が出なくなってしまう。こればっかりは何度経験しても治りそうにありません。

｢今度お話できたらこんなことを話してみよう、聞いてみよう｣と想い描いていても、実際にそんな舞台に立つと、頭の中が真っ白。その舞台から降りると後から後から湧き出す、想いとことば。

そんなもどかしいふたりを、えんむすびの神様はどう思っているのでしょうね。

バレンタインの日に思ったことでした。