先にTSタカタサーキットを走って、早くも1週間が経過しました。
三十路半ばだけど四捨五入で桁上がりする齢ですが、年々月日が経過するのが速くなっているような気が・・・^^;
今日は大型台風18号が接近間近ということもあり、家でのんびり過ごしてます^-^皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
さてさて本題。
DZC2014でTSタカタサーキットを走り、そのコース、路面に翻弄されまくり、コースへの習熟が一番足りていないのは百も承知ではありますが、気になったことを少し記録しておこうかと思います。
主な所は、先週のブログで書いた通りなのですが、普段走っている阿讃サーキットと比べ、
・路面が綺麗
・中速コーナーがある
・ほぼフラット(カントが弱い)コーナーがある
の3点を挙げました。
最初の、「路面が綺麗」っていうのは、路面荒れや継ぎ接ぎ段差による、車体の揺れや振動が少なく、その為にバネレートを落とす必要は無い、ということです。
今回、F:10k R8kで走りましたが、この路面であれば、もっとハイレートなバネを入れることで、低重心化やグリップ荷重の均等配分化時間率(こんな言葉、聞いたことないなw)が上がり、ネガも少なそうです。
先のトワイライトミーティングでお会いした、
ジャン様さん(@BNR32)からも、「バネレート上げよう!絶対速くなる!間違いない!!」って激しく(優しくですよw)お勧めされてました^^;
また、当日お会いした
sumi33さん(@BCNR33)にも同様に、「もっとハイレートバネの方が・・・。」とのご指摘を頂戴しました。
自分の体験と、ジャン様さん、sumi33さんらからのアドバイスが全てピタリ一致し、こうなればもう進むべき方向はバネの「ハイレート化」あるのみ。
・・・しかし、一方でこのクルマはお買い物からサーキットまでをカバーしなければならない、ストリート仕様でもある訳で、やたらとハイレートにするわけにもいかない・・・。それに、ハイレートバネを活かすには、ボディ剛性も求められる・・・。
ハイレートバネの導入に私が躊躇する最大の理由が、このボディ剛性に関することなのです。
普段の街乗り(乗り心地)については多少目をつむるとしても、そもそもボディ剛性がしっかりしていないと、ハイレートバネの良さが活きてこないんじゃないかな、と思うのです。
それにこのボディ剛性については、どこまでやればOKなのか、その線引きが難しく、またコストもそれなりにかかるハズ。手法を間違えば、応力一極集中によるヤレの進行や、ダメージの蓄積など、ネガティブな要素も少なくない・・・。
今の現状を考えても、ラジアルタイヤのグリップ力は、32R発売当初のSタイヤ以上らしく、そうであるならば程度の差はあれ、既に設計想定を超えている状態・・・。
GT-Rといえば、ニュルブルクリンクも走行し、メーカーでボディを鍛えてはいるハズですが、それは当然ノーマル状態でテストされているはず。
一方、レースではハイレートバネを使ったでしょうけれど、サスも大幅に変更され、ボディにも相当な手を加えれていればこそ。
こういった事案を考えれば、そう安易にハイレートバネ組んで、ハイお終い、とするわけにはいかないと思うのです・・・。
じゃ、ハイレートバネは諦めるの?というと、そこはやっぱり諦めきれない部分もあり、どうしたものか・・・。
と、そこでふと思い出す。
そういえば、最近ショックアブソーバーの減衰力を変更しても、全然体感できなくなったなぁ、中古でついてきた旧いショックなので、いよいよ完全にヘタッったのかなぁ、と思い、点検してみることに。
すると、新たな希望の光が!
今装着しているショック(車高調)は、当時BOYZ(今も?)のCST ZERO-1 DAMMPERという代物。
これに、小加工して、TEIN EDFCで減衰力を車内から調整出来るようにしています。
・・・が!ここに問題がありました!
なんと、コントローラーで減衰力を最大締め込み(0段戻し)に設定しても、
ユルユル街乗り状態(10~15段位?)にしか設定できていませんでした。しかも、
4輪ともバラバラな値で@@;
この問題自体は、小加工時に既に想定済みで、そうならないように注意して組んでいましたが、対策十分では無かったようです・・・。あ~まいった。
そして、EDFCではなく、手でしっかりと「0段」位置へ締めこみ、走ってみると・・・。
そう!この感じ!!しっかり減衰が立ちあがり、車の動きがクイックに、安定感も格段に向上!そして乗り心地が硬く(悪く)なりましたw(乗り心地悪くして喜んでるあたり、まだまだスポーツカーは卒業できそうにありませんwww)
一体、何時からこんな感じで走って来たのだろう・・・。実は日頃からみん友さんにも、「最近減衰力調整しても、違いが良く判らなくなってきてて・・・。」と口にする機会が少なくなかったのですが、その原因を作ったのは、「自分自身」でした。
取り付け、調整した時に、ここは減衰力機構なので、直接的な事故要因にはならないだろうと簡易対策しかしておりませんでしたが、もしコレが極端な4輪バラつきで設定されてしまえば、サーキットでは尋常でない速度、G領域で加速/減速/コーナリングしますので、非常に危険なことになる可能性も無くは無かった・・・。
DIY、自己責任・・・。これは、おおいに反省しなければなりません・・・。
でも気づいた以上、今度は手抜き無しでキッチリ組み付けしますよ!逆を言えば、キッチリ動作、組み付けできない場合には、取り外しするかもしれません。
これで減衰力調整の問題はとりあえず解決、先のハイレートバネ、ボディ補強と併せて、悩みの尽きない、楽しい課題に取り組んでいきたいと思ってます。
最後に、私のディレチャレ2014を動画でまとめましたので、よろしければご覧ください♪
たともBNR32号の進化、まだまだ止まらんよ~!!
Posted at 2014/10/05 11:19:22 | |
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