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■2024クラゴン部屋開催予定■ ※まだまだ追加します!

 3月15日(金)午後 筑波ジムカ場(仮)
 4月12日(金)~14日(日) クラゴン部屋春場所
 4月23日(火)午前 筑波ジムカ場(仮)
 5月31日(金)~6月2日(日) クラゴン部屋夏場所
 6月27日(木)1日 筑波雨錬
10月18日(金)~20日(日) クラゴン部屋アレ場所
11月15日(金)~17日(日) クラゴン部屋冬場所

エントリー、詳細はこちらへ⇒ドラテク鍛錬場クラゴン部屋

クラゴン親方のブログ一覧

2020年06月20日 イイね!

【STAY HOME】ニュルブルクリンク S2000 VLNレース

【STAY HOME】ニュルブルクリンク S2000 VLNレースクラゴン部屋の準備がぜんぜんヤル気でないから、ニュルの話でもしていきますか。

2009年のVLNレースです。VLNレースというのはニュルの地元シリーズで、だいたい9~10レースあります。

日本では24時間の格下のレースだと勘違いしている人ばかりですが、実はこのVLNこそが本気レースで、24時間は年に一度の祭り。祭りのときだけ行って、現地のことがわかった気分になるのはまあ違うわな。

観光に来る大切なお客さんではありつつ、お客さんレベルともいえます。

このS2000はオレにとって大きなアレでありまして、まずは初乗りマシンではなかったこと。

ユーロシビックは3回乗ったけど、1.8スポルト→K20A換装&タンク重い→タイプRと、同じ仕様には1回も乗ってないんですよ。毎年別のマシンです。

S2000は日本でもそこそこ乗ってましてね。




初の予選アタックでちょっとポールポジション獲ったり、表彰台に何度か乗ったり、普通の500kmレースが3回と鈴鹿1000kmを1回と24時間レースを2回くらいやってまして、隅々まで知っているマシンです。違う個体ではあるけど。

予選&レースの前日、テストで乗ったときにもう「こりゃイタダキだな」と思てましたので(笑)。そのくらい自由自在。

反対に、いつもそのくらいのハンディを負ってレースやっているということでもあります。よーやっとりますな。



ユーロシビックと比べると遠慮ないですね。隠しきれないヒャッハー感が(笑)。

今見れば、まだまだヘチマからちょっと派生したレベルですが、2008年の映像とはぜんぜん違うし、同じ2009年のユーロシビックタイプRとも違う。

こういう自分のドライビングの差も、クラゴン部屋の指南内容に還元されているわけですにょ。

その後5年間もお世話になるチームシュマーザルでの初乗りでもあります。

次の年にポルシェに乗ったのは、このS2000のドライビング、しかもこの映像のラップのアレです。

決勝は走ってないから(笑)。

オレが乗る前にリタイヤしちゃって。だからタイムは乗れるうちに出しておくものです。あと1周あればとか、そういう問題ではないんですよ。モーターレーシングでは、タイムというのは乗れるときに死ぬ気で出すものです。

シュマーザルがたまたまS2000を持っていて、たまたま乗る機会があって、たまたまポルシェを持っているチームで、というのはただの運だけど(笑)。

ただし運をつかむのは実力。

で、このS2000の速さで乗ったポルシェ911GT3で問答無用の結果を出して、アウディTT-RSに乗って、その実績でメルセデスSLS GT3だから。

しかもメルセデスSLS GT3のときにはシュマーザルお父ちゃんもいっしょに乗って、もうひとりのドライバーのカイザーさんとはアウディTT-RSのときにいっしょに優勝していたりして。



メルセデスSLS GT3はニュル最速のSP9クラスで、チームがオレの実力に懐疑的でしてね。それは疑いがあるという意味ではなくて、それだけSP9のコンペティションが激しいということでもあります。

チームオーナーのシュミッツさんがね、お友達のシュマーザルお父ちゃんとか、そのカイザーさんとかに「クラゴンってどうなの? ちゃんと走れるの?」と一生懸命確認していたらしいんですが、確認する人みんなすでにこっち側の人で爆笑でした。

その全てがこのS2000の1周がはじまりです。

人生が変わった1ラップ。

悪い方に変わることもあるけどネ!

現場の話も山ほどあるので、その話はまた。
関連情報URL : http://kuragon.net
2020年05月26日 イイね!

2008年のニュルは準優勝

2008年のニュルは準優勝レースの話はあんまウケないけどまあいいでしょう。

たまにレースの話もしておかないと、ただの運転が上手いおぢさんだと思われてしまうので(笑)。

2007年はストレートが遅すぎてガチギレだったから、というわけでもないと思うんだけど、2008年は同じマシンでタイプRのK20Aに換装&戸田レーシングの2.2Lキットを組んで、自称スーパーシビックとして参戦しました。

しかもオレがエースドライバー。

もちろん2007年のドライビングのアレです。

チームと集合して最初に聞いたのが、「今年はギアボックス3機もあるYO!」でした。いや3機も使うときにはレースが終わってるだろ(笑)。

そしてバックアップがあるときには壊れないというオチ。レースではあるあるです。



この年はもう完璧なレースで、24時間12回のピットストップでルーティーンじゃなかったのはわずか1回。

ブレーキローターが割れて、1周早くピットインしたときだけでした。乗ってたのはオレなんですけど(笑)。

「ブレーキングでフロントアクスルがらバイブレーションがアレしてるお」
「ピット入って」
「あと1周だけど」
「今すぐ入って!」

で、ピットに入ったらコレです。



それ以外は全てが完璧。トラブルもなければインシデントもなし。

タイムは遅かったんだけどね。着々と順位を上げて最後はクラス2位。24時間レースはこうやるんですよ。

順位を一気に上げたのは例によってオレの夜間攻撃です。



しかも雨が降って来て、お約束の雨スリックプレイでした。

某ワークスドライバーが最終コーナーの大雨でビビッてピットイン→やっぱりドライ、とムダなタイヤ交換をしちゃうくらいのコンディションで、スリックタイヤのまま走り続けてたらピッタンコでした。

ニュルブルクリンクでは基本戦略はステイアウトです。

もう走れない状態になるまでは、コース上を走ってマイレージをかせぐのが一番速くて、F1みたいに絶妙なタイミングでピットインというのはほぼないです。

さすがにもうダメだべ、まで粘るのが基本です。

ニュルはコンディションが変化が激しいのが有名だし、実際に降るときはどしゃーと地獄のように降ります。

なんだけどね、コースが長いから、1周全てのコンディションがウエットになるには、すごく時間がかかるんですよ。そのまま雨が上がることも多いし。

だから少なくとも1周は様子を見て、こりゃ無理だと確認してからピットインしないと。レインタイヤに交換してピット出たら、ちょっと走ったら完全ドライで次の週にまたピットインになってしまいます。

その確認の1周がそこそこの地獄だったりもするんですが(笑)。

だからニュルのチームは、日本の実績は一切関係なしです。ニュルを何周しているか、何回レースをやっているか、ニュルのことをどれだけ知っているか。そこなんですよね。

ビビッてピットインされてたらレースにならんのです。



夜の雨スリックプレイ、しかもニュルなんてどんなプレイかと思いますけどネ!

もうひとつ大きな問題があったので続きます。


関連情報URL : http://kuragon.net
2020年05月25日 イイね!

シビック1.8スポルトでスタート2回目

シビック1.8スポルトでスタート2回目2007年のニュルはスタートを2回やったんですよ。

確か夜中に霧でレース中断になって、朝に再開だったと思います。

ウチのチームは夜のうちにギアが壊れて、しかもスペアがなくて、一番近いディーラーまで50kmの道のりを受け取りに行って、ちょうど修理が終わったところで再スタートだったのかな。

まさかギアボックスのスペアがないとは思わなかったけど、チーム曰くまず壊れることはないから、製品の誤差じゃないかなーと言っていたような。普通に使うぶんには大丈夫でもレースはまた違うから、たまにあります。

もう勝負権はないけど、こういうレースもありますのでね。



勝負権ないわりにはテンション高いでしょ(笑)。

ニュルブルクリンク24時間レースでスタートドライバーは、最高の名誉ですから。それも2回ですぜ。

ちょっと壊れたくらいでテンション下げてる場合じゃないんですよ。テンションを下げたらオレの評価も下がる。

壊れたのはちょっとじゃないけど。



サーキットを走るみなさんにアレするならば、オーバーテイクですかね。

前の雨のスタートもそうだけど、こっちの方が参考になると思います。

まずポイントとしては、ブレーキングだけで抜いていないこと。

他の人が行ったところにドサクサに紛れてとか(笑)、コーナリングの速さを活かして並びかけるとか、ちゃんと手順を踏んでおります。

走行会でも草レースでも、オーバーテイクって難しいじゃないですか。

接触するほどブレーキングで無理をする人はまずいないだろうけど、抜けなくて「ブロックされた!」くらいに思うことは多いですよね。

そういうときはだいたいブロックされているのではなくて、オーバーテイクの手順を踏んでいないから、抜ける位置まで行っていないんですよ。

前の人もまだ抜かれる位置じゃないと思うから、普通に走るわけです。邪魔するつもりはなくて。

だから抜くぞー抜くぞーとわかってもらえる位置に、まず自力で行かないといけないんですよね。そこまで行けていれば、走行会だったらミラーを見ていたらゆずってくれるはず。

一般道ならかなり悪質なあおり運転ですが(笑)。

ライン取りなんかも面白くて、前の人とけっこう違いますよね。それは同じラインを走っていたら抜けないから。わざと違うラインを取って距離や速度の差を瞬間的に作るわけです。これも一種のライン取り。







もう10年以上前ですよ。ナツいなあ。

やっぱりニュルはこの雰囲気がいいですよね。

最後のミニクーパーは、マンタ先輩と並んでニュルブルクリンク名物だったチームです。なぜウチのテントで修理してるかは知らん。

この2年後だったかな。ミニのチームのスイス人と友達になったんですよね。本業でトンネル掘ってるって言ってた(笑)。

この意味不明なところもまたニュルなのです。
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2020年05月23日 イイね!

シビック1.8スポルトでニュルのオープニングラップ

シビック1.8スポルトでニュルのオープニングラップ首都圏も緊急事態宣言解除が濃厚のやうですのう。

死者数も比較的少ないし、なぜかわからないけど日本は順調のようです。いや専門家のみなさんの読みが合っていて、みんなよく我慢したということですね。

この調子ならオレも無職は今月で終わりになりそうです。

ただ、まだ気を付けないといけないし、接触が少ない方が絶対にいいので、やることない人はおうちで映像でも見ているのがいいでしょう。

親方ガチギレ動画です(笑)。



これは日本人チームから分かれた最初のレースで、ドライバーとして独り立ちしたレースでもあります。

チームの監督が「こんな日本人にスタートやらせんのか? 雨なのに? はあ?」とドイツ語で言ってたのを、「いやクラゴンが一番速いから」とマネージャーの息子が説得していたのもなつかしい。家族チームなんですよ。

ドイツ語でもレース屋は何言ってるか全部わかる。

その監督を納得させたのがこのオープニングラップです。

納得ってゆーか、1スティント終わって降りたら、満面の笑顔&握手でお出迎えでした。わかりやすい(笑)。

ドイツ人らしいともいえるし、レース関係者らしいともいえる、こういうところはいいですね。

実力と裏付けになる実績を重視する一方で、その場で実力さえ見せればもうOK。超合理的です。

タイムは出ないけど経験があるとか、そういうショッパいことは言わないのです。

タイム出しゃ文句ねーんだろですむから、ドイツはとってもオレ向きですネ!



ユーロシビックはイイですよ。

シビックのサイズってコレだよネ! というサイズ感です。

実際の大きさや重さも大切ですが、ドライビングプレジャー的にはあくまでもサイズ感が大切。シックリ来るサイズってあるじゃないですか。そういう素人の感性を大切にしないからモノはイイのに人気出ないんですよ。

ご覧の通りコーナリングもメチャ速だし、コレを日本に持ってくればよかったのに。

ストレートがこれだけ遅いのはクラスが違うからで、本来は勝負にならない上のクラスの人達とレースできるんだから、車体は相当イイのです。雨だし腕もイイのかな(笑)。

今見たらヘチマみたいなもんですが、3回目のニュルだと思うとまあまあかな。ゴリゴリにキレてるけど(笑)。

1.8スポルトだから、グレードとしてはタイプRじゃないんですよね。

それでこの速さならタイプRはもっと…!!

と期待をしていた時期もありました。ユーロシビックは今でもイイと思いますよ。パーツがすぐなくなっちゃうホンダ車だからあまりオススメはできませんが。
関連情報URL : http://kuragon.net
2015年10月28日 イイね!

今年のニュル挑戦

今年のニュル挑戦はいはい今年も行ってきましたよ。

とりあえず無事に帰ってきました。

レースの話がまとまったのが開催日から2週間ちょい前。契約書が来たのが1週間ちょい前。飛行機の空きがなかったらアウトという日程でした。

しかもアレ場所→ニュルブルクリンク→もてぎASTPアンダー編という意味不明な日程です。

いかにクラゴン部屋クオリティとはいえ、2週連続は大変だから1週空けちゃおうネ! というオレ脳内会議をちゃんとしたはずなのに、なぜかそこにドイツ行きが入るという超展開です。

レースってもっと前に準備して、体制発表とかして、スポンサーを探したりするもんじゃなかったっけ。



マシンはメルセデスSLS GT3。

昨年に引き続き、ニュル最速のSP9クラスです。

ニュルだニュルだと大騒ぎする日本チームからは一切声がかからないのに、向こうの最速クラスのお誘いが来るあたり、クラゴン部屋の性格をとてもよく反映しておりますのう。

まあいんですよ。面白いから(笑)。

日本人が日本チームで出るなんて、そんな普通のことしたって普通じゃないですか。モーターレーシングが国技のイカツイドイツ野郎のみなさんが、日本人のオレが乗るためにマシンを仕上げるなんて最高に面白いでしょ。

空力もけっこう効いて、エンジンは6.3リッターV8の540馬力(らしい)。

GT500マシンみたいなもんですよ。突然ニュルに行ってGT500マシンでジモティーと勝負とか意味わからん。



ガルウイングだぜヒャッハー。

今年は安定したコンディションで楽しくマシンをシバきました。

去年はやること多すぎて体調が本格的に悪くて、自分のスティントを無事に走っただけでさすがオレと思う状況だったのでね。今年はニュル最速の変態マシンを堪能しました。

タイムもちゃんと勝負になるレベルで出たみたいだし、まあOKでしょう。

ニュル挑戦はクラゴン部屋のドライビング鍛錬&研究ですから、今回のネタはクラゴン部屋の稽古に還元というか、反映します。

お越しの弟子のみなさんはお楽しみに!!
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