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■2024クラゴン部屋開催予定■ ※まだまだ追加します!

 3月15日(金)午後 筑波ジムカ場(仮)
 4月12日(金)~14日(日) クラゴン部屋春場所
 4月23日(火)午前 筑波ジムカ場(仮)
 5月31日(金)~6月2日(日) クラゴン部屋夏場所
 6月27日(木)1日 筑波雨錬
10月18日(金)~20日(日) クラゴン部屋アレ場所
11月15日(金)~17日(日) クラゴン部屋冬場所

エントリー、詳細はこちらへ⇒ドラテク鍛錬場クラゴン部屋

クラゴン親方のブログ一覧

2015年09月19日 イイね!

超速シフトアップ

最近いい話が多すぎるので、息抜きということで。

サーキットのシフトアップの映像をひとつ。



操作そのものよりも、音=駆動の切れている時間に注目です。

映像を撮ってるのを意識して(笑)、ちょっと速い操作はしています。でも自分としては、もっと速くてもよかったくらいですかね。それでいて駆動の切れている時間が短いのが面白いな。

サーキットではいつもコレではないですよ。普通に限界で走るときはもっとゆっくりで、ちょっとタイムを出すときがこのくらいです。レースのときはもっと速いです。アクセル戻さないときもあるし。

あとクラッチペダルは戻しの動きが速かったり、なかなか見どころがありそうな予感がします。よろしければよく見て研究してください。

関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2015/09/19 19:44:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | クラゴン部屋 | クルマ
2015年09月18日 イイね!

バネ上とバネ下の話

バネ上とバネ下の話続きに入る前に関連したアレを行きましょうか。

たまにあるヤツで、「純正でも乗れるのは親方の腕だからでしょ?」という話が出るんですよ。

乗れるかどうかというと、そこはむしろ反対です。過大なグリップさえ期待しなければ、純正の方が乗りやすい、正確には予想外の破綻が発生しにくいです。


コレはバネ上とバネ下の話がわかりやすい。

バネ上というのはサスペンションのスプリングから上の車体のことで、バネ下というのはスプリングから下、つまりサスアームとかタイヤとかそのへんのことを指します。だいたい。

「純正が乗りにくい」という人は、このバネ上の荷重変動を感じて乗りにくいと思っているんじゃないですかね。ロールが大きくて怖い、なんていうのはわかりやすくそういうことです。

だからアシを動かないようにして、ロール剛性を上げたくなる。

というのがバネ上の話。


なんですがね、路面に接地しているのはバネ上とバネ下のどちらでしょう、ということなんですよ。

サスを硬くしすぎるとロードホールディングが悪化するじゃないですか。それはバネ上の動きを規制するのと同時にバネ下の動きも規制しちゃってるんだよね。

どちらが優先かといえば、それはバネ下です。なぜならタイヤのグリップは路面とタイヤの間で発生するもんだから。スプリングと車体の間のアッパーマウントとかで発生しているわけではないでしょ(笑)。

車体が安定しているのとグリップが安定しているのと、どっちが乗りやすいかといえば、それはグリップが安定してる方に決まっております。

ここで難しいのは、路面とタイヤの間のコンタクトフィールよりも、バネ上の荷重変動の方が感知しやすいってことですかね。

実際のグリップではなくて、バネ上の動きに騙されてしまうんですよ。

というのがアシを硬くしたくなる理由。

腕があるから純正でも乗れるというのは、純正が乗りにくかった時代の話です。今はむしろ腕がない人ほど、全天候型でグリップの安定している純正の方がオススメです。過大な最大グリップさえ期待しなければ。



去年乗ったメルセデスSLSGT3は、すごくロードホールディングがいいセットアップでしてね。

ニュルブルクリンクの北コースを走るんだから当然なんだけど、最新のレーシングカーはそういうことになっております。一般道を走るマイカーで硬いアシ入れてる場合じゃないんですよ。レーシングカーよりも硬いアシが本当に売ってるんだから。

こういう最新のレーシングカーに乗った上で、今のクルマならまず純正でいいんじゃね? と言っておりますので、よろしければ参考にしてください。換えるならまず情報を集めて、自分の腕と予算と相談して、それから一番いいモノを選ぶといいんじゃないですかね。

関連情報URL : http://kuragon.net
2015年09月17日 イイね!

限界とコントロール性

限界とコントロール性モビルスーツ、ではなくてマイカーの性能を引き出すには、それなりの腕がないとダメだというのが前回のあらすぢです。

だからね、「まだ腕がないけどサーキットを走りたいから、クルマをチューニングする」というのは、今は基本的に間違いです。

「腕がないけどタイムを出したい」なら、改造をしてクルマの性能を上げるのは正解です。レースではそういうセットアップをすることもあります。クルマがドライバーの腕というか、タイムをカバーするパターンです。ドライバーの代わりにクルマがタイムを出す。

なぜならレースは開催する時間が決まっているから。タイムリミットまでに結果を出すのがレースだから。

走行会を楽しむみなさんの場合は、クルマの限界はむしろ上げてはいけない。腕がないけど上手く走りたいなら、コントロール性がいいことが肝要です。


昔のアレだった時代のクルマは、限界が上がるのと同時にコントロール性も上がることが多かったと思うんですよ。

例えばでいえばMR2とか。

MR2を純正で乗るのはけっこう難しいです。特にリアの荷重変動が多くて。その荷重変動をおさえるチューニングをすることで、コントロール性もいいし、タイムも出るという方向になりました。

でもMR2あたりが最後かな。そうするとやはり20年くらい前です。

一方で人間はそんな進化したわけでもないですから、クルマが進化したことで、限界とコントロール性がトレードオフになってしまった状況です。

クルマはとっても面白いんですが、とっても難しいです。ちゃんと考えないと簡単に方向を間違えます。

例えば車体の前後重量配分は50:50がいいという話があるじゃないですか。

なのにフロント荷重の方がよく曲がると思ってる人はいまだに多いんだよね。フロント荷重がよく曲がるなら、前が重たい方がいいはずだべ。

コーナリングのどの部分とか、いろんな条件があるので、ここまで単純な話ではないですがね。考えるきっかけということで。詳しくはクラゴン部屋でアレしてください。


本当の続きはこの話じゃなかったんだけど、図を作るのがめんどくて(笑)。

そのうちちゃんと書きませう。
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2015年09月12日 イイね!

チューニングを活かすために腕を磨け

ザクの話は思ったよりもウケたなあ。

「不謹慎だ」とか怒り出す人がいるかと思ってたんですが。展開がアレすぎて怒る気もしなかっただけですかね(笑)。

でも例えとしては面白いのと、かなりニュアンスが伝わりやすいのでアリだとも思いました。よっしゃ上手くいった!


クラゴン部屋のコンセプトのひとつとして、チューニングを乗りこなす腕というのがありましてね。

サスキットを入れるのも、タイヤのサイズを上げるのも、細かいセットアップをするのも、つまるところ限界を上げるためにやるわけじゃないですか。

だからチューニングして、そのチューニングで上げた性能を発揮させるには、チューニング前よりも腕が要求されます。だって限界が高いんだから。

例えばアシを入れて1秒上がりました。

やった! タイムアップした!

でも本当は2秒上がります。

本人は喜んでいますが、実際には1秒も遅いタイムです。ということがね、まーよくあるんですよ。

最初はタイムが上がるから喜ぶんですがね、マイカーを乗りこなせない、モノ足りない部分には必ず気付きます。人間はそのくらいセンサーの感度が高いです。初心者でも「なんか違う」くらいには気付きます。

スポーツドライビングってね、つまるところマイカーをどれだけ乗りこなせるか。サーキットならどこまで限界を使えるかじゃないですか。

アシを入れたら、そのぶんキッチリ速く走りたい。タイムが出るし同時にドライビングプレジャーにもつながります。正確にはちょっと違うか。限界でヒャッハーと走れば自然とタイムが出るようになります。

そうじゃないともったいないでしょ。サスキット代も工賃も払うんだから。チューニングするなら相応の腕で性能を引き出せるように、ドライビング鍛錬をしましょう。

目指すはニュータイプ!!



と、キレイにシメたいところですが続きます。

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2015年09月11日 イイね!

なぜチューニングをしてしまうのか

チューニングに関連して、ひとつ謎が解けた気がするのでアレしませうか。

謎とは「人はなぜチューニングをしてしまうのか」です。

しかもサーキットに行く前に。サーキットに行ってみて、不満があるなら対策をしたくなるのはわかります。なのにサーキットに行く前にチューニングをしなければいけないと思っている人が多いような気がして。

チューニングも楽しみのひとつだったり、仲間うちでチューニングをしないといけない雰囲気だったり、雑誌を読んでるとそういう気分になったり(笑)、そういう部分もあるとは思いますが。

料理を味見しないで調味料をドバッとかけるようなもんです。家庭でやればイロイロな問題がアレします(笑)。


そこでひとつ考えたんですが、まず「純正状態=性能が低い」というイメージ、思い込みがあると思いまして。それがなぜかわからなかった。

純正……量産………量産型……………量産型ザク。

それだッ!!

ファーストガンダムのオープニングであるじゃないですか。宇宙空間にシャアザクとムサイと量産型ザクが浮かんでるあの場面。

純正のマイカーがあの量産型ザクだと思ったら、ツノをつけたり赤く塗ったりもしたくなります。中身もチューニングしてシャアザクにしたくなる。それなら仕方ない。

しかしながら、シャアザクは量産型ザクの3倍ですから。

ニュータイプのアレがあっての3倍です。ジオンの一般兵の人がシャアザクに乗っても3倍になるわけではないのです…。



純正をどう考えればいいかというと、すぐにやられる量産型ザクではなくて、多くの人がおいしいと感じるプロが作った料理だと思うといいです。

好き嫌いで味付けをするのはいいけど、まず味見をしてから。そして自分の味付けでプロを超えるのは難しいと思った方がいい。自分の好きな味にはなるかもしれないけど。好き嫌いと良し悪しのアレです。

このあたり、ある程度年齢が上の人ほど、自分が若いころの経験で「純正はダメだ」と言いやすいような気もします。

今の純正スポーツカーを例えるなら、ガンダムMK2くらいですかのう。昔のレーシングカーよりも高性能だったりしますから、そんな大げさでもないと思います。

ザクのつもりで手を入れたら、性能が落ちるとか、バランスが崩れることはあるでしょう。

例としてわかりやすいと思うんだけど、どうですかね(笑)。




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