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Kei Satoのブログ一覧

2013年05月31日 イイね!

The Home of the Movie Stars

ボクがRoute 66の旅で必ず泊まる宿。
暗くなったり疲れたりした時点で宿を探し始めるのが常だけど、お目当ての宿に泊まるためスケジュールを調整する、という珍しいケースも。




そのひとつがココ。
ニューメキシコはGallup、『EL RANCHO HOTEL』です。
1937年に建設された歴史の長いホテルで、中にはレストランとインディアン・ジュエリーなどを扱うギフトショップ、また敷地内にはモーテルも併設されています。




キャッチコピーは“The Home of the Movie Stars”。
Gallup周辺ではかつて西部劇の撮影がよく行なわれており、俳優を始めとするロケ隊が定宿としていたのが、このホテルだったとのこと。
足を踏み入れた瞬間、西部開拓時代にタイムスリップ。
それぞれの客室には著名な俳優の名前が与えられており、ボクが泊まったことのある部屋は『Ida Lupino』、初めて知ったお名前ですがキレイな方ですね〜。




吹き抜けになっている2階部分。
なにしろ昔の建物なので部屋は広いとはいえず、設備も最新の宿泊施設と比べれば見劣りする部分もありますが、この雰囲気だけですべて帳消しになっちゃいます。
ただしWiFiがないのはちょっと難点、モバイルルーターも繋がりにくかったので、今年は無料Wifiが使えるモーテルのほうへ宿泊しました。




タバコが5¢だった時代の自動販売機。
そういやアメリカにはタバコの自販機ってあるのかな……ボクが非喫煙者だから気にしていないだけかもしれないけど、一度も見たことがないような?




壁には往年の俳優たちの写真がズラリと。
映画が好きな方、特に西部劇のファンにはたまらないはず。
初代オーナーはアメリカで“映画の父”と呼ばれるD.W.Griffithの兄弟で、近隣に俳優たちが宿泊するに相応しい施設がなく、このホテルを作ったんだとか。
細部まで行き届いた清掃やスタッフの接客など、一流のゲストをもてなすためのマナーは創業から75年が過ぎた今でも、脈々と受け継がれているようです。


Posted at 2013/05/31 08:36:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年05月30日 イイね!

Special Rooms ②

『Stagecoach 66 MOTEL』のSPLルーム後編!




最初に泊まったのは2011年の3月。
一般のシングルルーム、121号室でした。
この画像は今でも携帯電話の壁紙に使っています。




まずは“Harley Theme room”から。
Route 66といえばハーレー、またオーナー自身がハーレー乗りというせいもあり、ハーレーのオーナーズクラブの方々もよく訪れているようです。
フロアは打ちっ放しのコンクリート、無骨さを押し出した内装になっています。
入口から部屋の奥へ続くタイヤの痕もわざわざ付けたみたいですよ、ハーレーで乗り込んでいるときの記念写真が貼ってありましたから。




この部屋や以前のBlogで紹介した外壁、イラストは同じ人が描いてるのかな?
他にもたくさん写真を撮った気がするんだけど、ボクの思い違いなのかも。
見つからないのは仕方がない、来年のお楽しみってことで!




次は“Norway Theme room”。
たぶんオーナーはこの部屋がイチバンのお気に入り。
なにせ自分の生まれ育った国を再現したワケですからね。
壁にはSeligmanとは正反対の深い森が描かれ、ヴァイキングに関する書籍なども。

コロンブスがアメリカ大陸を“発見”したとする時代から約1000年も前、アイスランド出身のノルウェー人であるヴァイキング、Leif Ericsonは北アメリカまでの航海に成功し、そこをヴィンランドと名付けました。

その後に入植も試みられたようですが、ノルウェーから距離が遠いことや先住民たちとの争いが起き、わずかな期間で放棄されたという記録が残っています。

それから1000年が過ぎた現在、ノルウェー出身のオーナーがアメリカ内陸部の町で、地元に溶け込んで生活を営む……なんとも不思議な感じです。




部屋に飾ってあったモノクロ写真。
豪快にスキージャンプを決める女性、右下の文字を見ると撮影されたのは1967年、写っている人物は……なんとオーナーじゃないですか!
ハーレーを乗りまわしたりNASCARの体験走行をしたり、相当アクティブな方だと知ってはいましたが、考え方を含め本当にカッコいい生き方をしてるよな〜。


Posted at 2013/05/30 08:28:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年05月29日 イイね!

Special Rooms ①

『Stagecoach 66 MOTEL』にある、いくつかのスペシャル・ルーム。

ボクは2回目の宿泊から、事前にオーナーへ「XX日に行きます!」と連絡を入れるせいもあり、必ずスペシャル・ルームのどれかを確保してもらえるようになりました。




今年の旅で初めて泊まったのがココ。
その名も“John Wayne Room”です。
それぞれのテーマに合わせたインテリアとなっており、料金や広さは他の部屋と同一で、冷蔵庫や電子レンジといった設備も変わりありません。




西部劇を代表する名優、John Wayne。
彼に関する書籍や主演した映画のビデオも置いてあります。
余談ですが、彼の住んでいたオレンジ・カウンティにあった『Orange County Airport』は、1979年に『John Wayne Airport』と改名されました。




スイッチを入れるとイルミネーションが点灯。
めっちゃカッコいいなぁ、日本に持ち帰りたいくらい。
モーテルのネオンやアメ車などの写真を使ったLEDピクチャーを見るたび、思わず衝動買いしそうになるんですが、他の荷物が入らなくなるため断念……。




壁掛け時計までJohn Wayne。
モーテルの名前になっているStagecoach、つまり駅馬車も見えます。
1939の映画『駅馬車』では、John Wayneが主人公のRing Kidを演じました。
Ring Kidは本名をJohn Peters Ringoという、実在した西部開拓時代のアウトローがモデルとなっており、1881年に起きた“OK牧場の決闘”にも関わったそうです。




ベッドの飾り付けも凝っています。
貼り付けてあるU字型の金具は蹄鉄と呼ばれる、馬のひずめが傷付くのを防ぐために作られた道具で、一部の国では魔除けとしての意味も持っているとのこと。
英語でいうとHorseshoe、コロラド川が蹄鉄のカタチに曲がってできたアリゾナ北部の観光名所、『ホースシュー・ベンド』はよく知られていますよね。


明日はボクが泊まった他のSPLルームをご紹介!


Posted at 2013/05/29 08:23:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年05月28日 イイね!

Stagecoach Tonite! ③

1カ月に及ぶRoute 66の旅で、1週間ほど滞在する『Stagecoach 66 MOTEL』
Seligmanからはグランド・キャニオンなどが日帰り圏内だし、都会が恋しくなったらLas VegasやPhoenixにも3時間ほどで行くことが可能です。

それ以上にボクが気に入っているのは、街全体に漂う穏やかな雰囲気。
時間の流れがゆっくりというか、駆け足で急ぐ普段の生活を忘却の彼方へ追いやり、何もしないことの幸せを心から感じ、気持ちをリセットすることができます。




目の前を走る片側1車線の道路がRoute 66、ただしインターステートが近いため交通量は非常に少なく、人工的な音といえば裏の線路を鉄道が時おり通過するくらい。
線路がモーテルのすぐ裏手にあるので、Williamsのように汽笛がうるさいかと思いきや、駅が近くないせいか遠くからかすかに聞こえる程度で、ホッとひと安心。




看板にはアメリカと、オーナーの出身地であるノルウェーの国旗。
この国旗を見て足を止める北ヨーロッパからの旅人も多く、昨年はデンマークから来たという方とバーで一緒になり、ナゼかhansの重要性について盛り上がりました。




モーテルの裏を走る道路から。
“BEER WINE AND LIQOUR TO GO”ってことは、バーの完成後に描いたのかな?
ちなみにTO GOとは日本でいうテイクアウトのこと、TO GOができるお店で注文すると、最初にそれっぽいことを聞かれるので、持ち替えるなら「To go」、店内で食べるなら「In Store」とか「Here」とか答えれば何となく通じるはず(笑)。




いかにもアメリカ、いかにもアリゾナ。
Seligmanはそこそこ標高が高いので、イラストのようなサボテンが自生しているワケじゃありませんが、ボクらが“西部”と聞いてイメージするのはこんな情景。
いわゆる柱サボテンはもっと南、Phoenixの近くまで行けば群生しています。




レストランの壁にもイラストが。
Elvis Presley/Marilyn Monroe/James Deanの3人は、アメリカのどこに行ってもキャラクターとして使われていますね、まさに国民的ヒーローって感じです。
前方に停まっている緑のエスクード・コンバーチブルはオーナーの愛車。
何ともツウ好みなチョイス、来年にでも選んだ理由を聞いてみよう。


Seligmanには他にも何件かのモーテルがあります。
すべて非チェーン系の個人経営、値段や設備はどこも似たり寄ったり。
近くまで行く機会があればゼヒ一夜を過ごしてみて下さい、ひたすら観光名所をまわるだけのツアーじゃ絶対に味わえない体験ができるはずですから。


Posted at 2013/05/28 11:09:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年05月27日 イイね!

Stagecoach Tonite! ②

昨日に続き、ボクの定宿『Stagecoach 66 MOTEL』について。

Route 66の旅で選ぶ宿の基準のひとつが、近隣にカッコいいバーがあること。
地域によってはそんな贅沢をいえないケースも多々あるけど、誰も知らない土地のバーでひとり飲み、なんてシチュエーションが好きだったりします。
ひとりだからこそ最初は警戒心もあって話しかけられ、徐々に仲よくなって最後は一緒に飲んでビリヤードを楽しむ、なんて過程がたまらなく面白いんです。




その意味でもStagecoach 66はサイコー。
敷地内にあるレストランの隣にバーができたのは一昨年の夏、なんたって飲酒運転の心配がいらないどころか、どんなに遠い部屋でも徒歩30秒で戻れます。
常連のお客さんが来るとオーナーやマスターに「この人は日本から毎年ルート66を走りに来て……」と紹介してもらえるので、打ち解けるのもメッチャ早い。




お酒のラインナップもかなり豊富。
数十種類のビール、バーボン、そしてテキーラにラムなど……。
アリゾナのSeligmanは500人ほどしか住んでいない町、ボクのような旅行者を含めたとしても、それほど多くの集客を見込めるワケじゃありません。
それでいてこの品揃え、コダワリを感じます。




店内にはビリヤード台をどーんと設置。
入口の近くにはジュークボックス、反対側にはシャッフルボードの台も。
ビリヤードはともかく、シャッフルボードなんてルールすら知らないってのに、毎回のように「教えるから一緒にやろう!」と巻き込まれます。
せっかく教えてもらっても、酔っ払いなので翌朝には忘れてるのが難点(笑)。




レストランの料理をコチラで注文することも可能。
夜は名物であるピザのテイクアウト待ちでも賑わいます。
ボクはいつもカウンターに座り、ライムをかじり塩を舐めつつ100%AGAVEのテキーラ……って、日本とやっていることがまるで変わっていませんね。




Stagecoach 66 MOTELがあるのは、セリグマンの東はずれ。
中心部からそれなりに離れているため、夜に東から西を目指して走っているとき、Seligmanという町の存在に気付くのは、ココのネオンが目に入った瞬間です。
まさしく旅の“道標”といえるでしょう。


Posted at 2013/05/27 08:55:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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